本記事では、Webデザインスキルを身に着けてWebデザイナーとして活躍したいと考えている方向けに、おすすめのWebデザインスクール・講座を解説しています。
Webデザインスキルは転職や副業の武器になったり、独立してフリーランスとして活躍したりできる人気のスキルです!
ざっと見たい方のために、まずはおすすめのウェブデザインスクールをまとめています!詳しくはそれぞれのスクールの公式サイトで内容を確認してみましょう!
転職にも強い!おすすめWebデザインスクール4選まとめ:オンライン&通学もあり
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編集部が選ぶ!Webデザインスクール 編集部おすすめ総合ランキング
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Webデザインスクール比較表 2022年版
おすすめのWebデザインスクールの比較表を用意していますので、参考にしてみてください。
Webデザインスクールとは
Webデザインスクールとはその名前の通り、Webデザイナーを養成するためのカリキュラムや環境を用意しているスクールのことです。Webマーケティングが幅広い業種で必要不可欠となりつつある状況の中、Webデザイナーそのものの需要が増していることで、この手のスクールへの関心も高まっています。
このWebデザインスクールのポイントは「どうしたらWebデザイナーになれる?」という素朴な疑問に答えてくれることにあると言ってもよいでしょう。
Webデザイナーと言えばWebサイトをデザインするなど、仕事内容に関してイメージするのはそれほど難しくありませんが、ではどうやってWebデザイナーになればいいのか、もっと具体的に言えば、Webデザイナーとして収入を得て生計を立てていくにはどうすればいいのか?という問いにはっきりと答えられる人は非常に少ないでしょう。
まだこの職業そのものの歴史が浅いため、世間一般で広く共有されているような「なるためのルート」が確立されていない面があるのが主な理由です。
厚生労働省が説明するWebデザイナーでは、下記のように定義されています。
企業、学校、官公庁などがインターネット上に設けたWeb(ウェブ)サイトの企画・デザイン・制作を行う。Webクリエイターとも呼ばれる。
Webデザイナー(職業情報提供サイト(日本版O-NET)職業紹介動画)
ですから、「よし、Webデザイナーになろう!」と決意しても、まず「どうすればいいんだろう?」という最初の一歩で戸惑ってしまうことも少なくありません。そんな戸惑いを解消してくれるのがWebデザインスクールなのです。
Webデザイナーになるために絶対に必要な国家資格といったものはありませんし、資格らしい資格を持たないまま、実務経験を積みながらWebデザイナーになるケースも見られます。
【2023年】Webデザイナー系の役立つ資格おすすめ9選【費用・難易度・合格率】こうした多様なルートがある中で、もっともわかりやすく、就職への近道となるのがWebデザインスクールと言えるでしょう。そこではWebデザイナーになるための基本的な知識・スキルを学ぶことができるのはもちろん、最新のWeb事情に基づいたカリキュラムが用意され、さらに就職活動のサポートなども受けられます。ゼロからこの世界に飛びこもうとしている人たちを幅広く受け入れてくれる場所とも言えるでしょう。
Webデザイナーに必要な知識・スキル・マインド
Webデザイナーとして活躍するために必要とされる知識やスキル、マインドを解説していきます。
必要な知識・スキル・マインド①:デザイン、UIUXの知識
Webデザイナーという肩書を持つわけですから、デザイン方面に関する知識が必須です。
もともとデザイナーの職業はセンスや才能が問われると見なされる面もありますが、Webデザイナーの場合は知識・経験が大きくものをいう面があります。
Webサイトの価値はデザインだけで決まるわけではありません。サイトにアクセスした人の注意を惹きつけて、詳しくチェックしてみようと思わせるようなインパクト、あるいはターゲティングに基づいたデザインの選択、さらに時代のニーズに合わせたデザインなどが求められます。中高年の男性をメインターゲットにしたサイトに「センスのいいポップなデザイン」は必要ない、というわけです。
また、Webデザインの場合、パソコンやタブレット、スマホなど、画像のサイズやフォーマットの違いがデザイン全般に大きな影響を及ぼすことがあります。
パソコンでは美しいデザイン・レイアウトでも、スマホの画面だと崩れて表示されてしまうといったことも起こり得るわけです。こうした知識・スキルも学ぶ必要があります。
そしてもうひとつ、Webデザイナーに必要なスキルとして上げられるのが「UI/UXデザイン」に関する知識です。
「UI」は「User interface」、「UX」は「User experience」の略称です。つまり、ユーザーにとって使いやすいサイトかどうかを重視したデザインのことです。見た目は美しくても、必要な情報が掲載されているページにたどり着くにはどうすればいいかわからないようなサイトは良いサイトとは見なされません。
ユーザー目線に立った上で「使いやすいサイト」をデザイン性と共存させながら目指していかなければならないわけです。
こうした知識・スキルは経験を重ねないと身につけるのが難しい面もあるわけですが、Webデザインスクールなら、未経験から効率よく学んでいく機会も得られます。
必要な知識・スキル・マインド②:グラフィックツールのスキル「Photoshop」「Illustrator」「Dreamweaver」
当然のことながら、グラフィックツールを使いこなすためのスキル・知識が欠かせません。
定番中の定番「Photoshop」はもちろんのこと、「Illustrator」「Dreamweaver」といったツールを使いこなすだけのスキルを身につけておきたいところです。
フリーランスのWebデザイナーとして活躍する場合、常に自分が得意とするツールでデザインができるとは限りません。クライアントの要望に基づいた上で適切なツールを活用してデザインしていく…といったケースも起こり得ます。
また、それぞれのツールには得手・不得手な面もあります。先述したように、Webデザインでは見栄えだけでなく、使い勝手、ユーザビリティも重視しなければなりません。
それも、クライアントの要望や作成するWebサイトの顧客層を考慮したレイアウトで作成しなければならないケースも出てくるでしょう。
例えば、中高年を主な対象としたサイトならシンプルでわかりやすいレイアウトが必要とされる一方、多くの情報や商品を扱うサイトならユーザーの好奇心を刺激し、サイト内のいろいろなページへと誘導できるようなレイアウトが求められます。こうしたニーズに応えるレイアウト、デザインをするためにも、状況に合ったツールを使いこなせるだけの知識・スキルが欠かせないのです。
必要な知識・スキル・マインド③:コーティングスキル、プログラミングスキル(HTML、CSS、JavaScript)
そして、コーディングやブログラミングといった、サイトそのものを作成するための知識・スキルがあります。冒頭で触れたようにWebデザイナーという職業そのものの歴史がまだ浅く、その職域に関しても曖昧な面があります。
つまり、依頼の内容や職場によって、Webデザイナーが「どこまでWebサイト制作にかかわるのか」が異なるケースも多いのです。純粋にデザイン・レイアウトだけを担当することもあれば、より広い範囲を担当する、さらにはサイト制作全般に携わるケースも考えられます。
ですから、HTMLやCSSなどの仕様に沿ってサイトを作成することができるコーティングスキル、あるいはJavascriptに代表されるプログラミングスキルも「持っておくと便利なスキル」となります。
これらのスキルを持っていなくてもWebデザイナーとしてやっていくことは可能ですが、コーティング・プログラミングの作業にも対応できるかどうかは、どれだけ幅広くWebデザイナーとして活動できるかに直結する部分になるでしょう。
それに、こうしたプログラミング関連の知識を持っておくと、WebデザイナーからWebディレクターなど、より上位の職業に転職・転身するチャンスも得られます。キャリアアップの観点から見てもメリットが大きいわけです。
こうした知識・スキルは実経験はもちろんですが、集中して学ぶ機会が得られるかどうかも重要です。その意味で、Webデザインスクールで学ぶ機会はとても大きな意味を持ってくるでしょう。
必要な知識・スキル・マインド④:常に最新トレンドを学ぶ意欲・スタンス
先ほども少し触れましたが、Webデザイナーに求められる「デザイン性」は単に見栄えがよい、美しいだけにとどまりません。使いやすさ、さらには最新のトレンドを踏まえた上で、多くの人にアピールできる「キャッチーな」センスも問われます。
Webサイトは定期的な更新を大前提にしていますし、デザインもマイナーチェンジ、さらにはフルチェンジがしばしば行われます。その時々に、そのサイトのメインとなるユーザー層がどんなデザインに魅力を感じているのか、方向性や傾向を常に把握した上でデザインしていく姿勢が絶対に必要になります。
もちろんデザイナーとしての個性や自分のスタイルを持つことは大事ですが、世の中のニーズに応えられる柔軟性も欠かせないのです。
こうした最新のトレンドや求められるデザインの傾向を押さえるために、常に世の中の状況を意識して情報収集に励み、必要に応じていろいろなスタイルを自分のデザインに取り入れていく積極性・柔軟性、そして意欲が求められます。
日々変化していくことを恐れず、それを自らのデザイン力の進歩に結び付けられるような姿勢が、Webデザイナーの資質として重視されます。この点はスクールで学ぶのがなかなか難しい面でもあり、本人の自覚が求められる部分でもあります。
Webデザインスクールのおすすめの選び方・ポイント
Webデザインスクールを検討している方の中には、どのようなポイントで選べばよいかわからないという方も多くいます。
一度、Webデザインスクールに通いたいと考えたきっかけや理由、背景をこれから紹介する「選び方・ポイント」で整理してみましょう。
- 目的で選ぶ(転職 / 副業 / フリーランスとして独立)
- 受講スタイルで選ぶ(オンライン型 / 通学型)
- 受講期間で選ぶ(短期 / 長期)
- 料金で選ぶ
選び方・ポイント①:通う目的で選ぶ(転職 / 副業 / フリーランスとして独立)
こうしたWebデザイナーに必要な知識・スキルを身につけるためにWebデザインスクールに通うわけですが、どうやって選べばよいのか?と悩む方も必ず出てきます。
選び方の一つとして、自分がどんな目的でWebデザイナーになろうとしているのか?を意識して選ぶ方法が挙げられます。簡単に言えば「自分が目指すWebデザイナーになるために合うスクール」を選ぶわけです。
具体的には、すでにWebデザイナーとして働いている環境から他の職場に転職するか、思い切ってフリーランスになるか、あるいはあくまで副業としてやっていくのに必要なスキルを身につけたいのか、という選択肢になります。
副業したい方におすすめのWebデザインスクール6選転職の場合は、これまで身につけてきたスキル・知識にさらに磨きをかけられるような専門的なカリキュラム・コースが用意されているスクールが適しているでしょう。
フリーランスとしてやっていく場合でも同様ですが、プラス、Webデザイナーとしての柔軟性を身につけられるようなスクールが望ましいでしょう。
例えば、自分のデザイン力にかなり自身を持っている人は、プログラミングのスキルを身につけるためにスクールに通うことで、Web制作全般に関与できるよう目指すといった形です。
それらに対して、副業としてやっていきたい場合には、もっと初歩的な知識・スキルを学べるスクールを選ぶことになるでしょう。副業でWebデザイナーをやる場合、フリーランスとして簡単な仕事を請け負って報酬を受ける環境が一般的になりますから、基本的なスキル・知識を身につけて、Webデザイナーとしての土台を固められるようなカリキュラムが用意されているところが理想的です。
また、受講スタイルによる選択も大きな意味を持ってくるでしょう。本業がある以上、スクールに通う時間や機会が限られてくるからです。
【徹底比較】フリーランスエージェントおすすめランキング23選【2023年最新】 副業マッチングサイト・サービス64選!人気のおすすめを比較選び方・ポイント②:受講スタイルで選ぶ(オンラインスクール / 通学型スクール)
Webデザインスクールを選ぶ上で、もっとも最初のポイントとなるのが受講スタイルでしょう。
つまり、オンラインで学ぶタイプか、実際に教室に通学して学ぶタイプかで、これが真っ先にポイントとなるのは、本人の学習環境を決定づける部分であり、また生活環境を考慮した上で選ぶ必要があるからです。
多くの方は「通学型で直接講師と対面して学んだほうが身につくだろう」と思っていることでしょう。ただ、通学型の場合、ちゃんと通い続けることができるのかという大きな問題が立ちはだかります。
仕事の都合、あるいは子育てや家事など仕事の都合で通えなくなってしまうケースも出てきます。Webデザイン関連のレッスンは当然、専門的な内容になりますから、一回欠席してしまっただけでも取り残されてしまうリスクが生じます。
ですから、通学型のほうが身につきやすいからといって、すべての人にとって最善の選択肢とはならないわけです。あくまで本人の生活環境を考慮した上で、無理なく続けられる環境を見つけることになります。
例えば、前の職場を退職した上で時間を確保して、スクールで集中的に学んでから本格的な転職活動をしようというケースでは、通学型が良い選択肢となるでしょう。一方、仕事と両立しながら学習を続ける環境を確保したい場合にはオンラインスクールのほうが適しています。
加えて、オンライン型はさらに、リアルタイムで授業を受けるライブ型と、動画配信されているレッスンを再生して学ぶ形となるオンデマンド型に分けることができます。やはりライブのほうが臨場感がある上、その場で質問ができるなどのメリットもありますが、ライブ授業の時間に都合を合わせる必要が出てきます。オンライン型を選ぶ場合には、どちらが向いているかも考慮しておきたいところです。
選び方・ポイント③:受講期間で選ぶ(短期 / 長期)
それから、受習期間がどれぐらいか、長くじっくり学ぶほうがよいのか、短期集中型のほうがよいのか、これも生活環境とかかわってくる上に「何を学びたいのか」「自分はWebデザイナーとしてどの程度の位置にいるのか」を意識した選択が必要になってきます。
例えば、すでにWebデザイナーとして活躍している人がより活動の幅を広げるためにプログラミング関連のスキルを学ぼうと思った場合、すでに基本となるスキル・知識は備わっているので短期集中のほうが適していると言えます。一方、まったくの未経験からWebデザイナーを目指す場合には、身につけるべき部分が多くなるので、ある程度長期間、3〜6ヶ月位の期間は必要になるでしょう。
あるいは、フルタイムのWebデザイナーではなく副業でやりたい場合には、簡単な仕事を受注できる程度のスキル・知識でもOKなので、短期間のレッスンでも十分でしょう。こうした短期のレッスンで基本的なスキルを身につけた上で、あとは実務経験を重ねつつ、より高度なスキルを身につけていくという選択肢も出てくるでしょう。
そして、やはり生活環境との兼ね合いです。1ヶ月程度なら先を見通した上で予定を立てることができますが、これが6ヶ月などの長期になると、レッスンを受け続けることができるのかという問題も出てきます。特に、働きながら通学型のスクールを利用する場合には、この点が難しくなってくるでしょう。
2ヶ月程度なら転職活動をひとまずおいて学習に専念するという選択肢も出てきますが、6ヶ月となるとさすがに難しいでしょうから、どれだけレッスンに時間を確保し続けることができるかという観点でも、短期と長期では大きな差が出てくるわけです。
選び方・ポイント④:料金で選ぶ
やっぱり無視できないのが料金です。充実したレッスン、学びやすい環境、充実したサポートが備わっているスクールのほうが良いに決まっているわけですが、サービスが充実しているほど料金も高くなるのが鉄則です。どこまで払えるか、単に授業料だけでなく、コストを回収できるかの観点からも比較検討していくことが大事です。
料金が高くても、Webデザイナーに転職した後に役立つスキル・知識を身につけることができれば多くの仕事を獲得し、昇進・昇給などの機会が得られることで回収することができます。
一方、料金が安くても、Webデザインの現場であまり役立たない知識・スキルばかりを学ぶようなスクールでは「安物買いの銭失い」になりかねないのです。
また、無料でレッスンを受けられるスクールなどもあります。
こうしたケースでは、ある段階までは無料でレッスンを受けられる一方で、有料のレッスン・プランも用意されています。こうしたケースでは無料の部分でどれだけメリットが得られるのか、有料を利用することでどれだけ違いが出るのかなども確認する必要があります。
こうした部分は、先ほど受習期間の部分でも触れた、本人のWebデザイナーとしてのレベルとも関わってくるでしょう。すでにWebデザイナーとしての経験や知識を身につけている人なら、サポートなどはあまり必要ないので、レッスンだけを提供しているような安価なスクールでも十分です。無料のレッスンでも十分に役立てることができるでしょう。
一方、未経験からWebデザイナーを目指す場合、学ぶことが多いだけでなく、就職・転職活動のサポートもやはり必要ですから、少々受講料が高くてもサポートが充実しているスクールのほうが適しています。
経験が乏しいほど、料金だけに惑わされず、内容を重視して選んでいくことになるでしょう。
選び方・ポイント⑤:カリキュラム・受講内容で選ぶ
カリキュラムに関しては、事前に内容を確認するのが難しい面もあります。
口コミなどで実際にレッスンを受けた人の評価を聞くのもよいですが、そのスクールが何を重視してカリキュラムを用意しているのかを確認しておきましょう。未経験者をメインのターゲットにしているスクールと、経験者のスキルアップを目的にしているスクールとでは、当然、用意されているカリキュラムの内容も異なります。
自由度も、選ぶ上での大事なポイントです。自分が学びたいカリキュラムを選択肢して、学習計画を練ることができるかです。ただ自由度が高ければよいというわけではなく、未経験や初級クラスの場合は、初歩から学び始められるクラス・プランのほうが、自分ですべて選ぶよりも効率よく学びやすいと言えます。
多くのWebデザインスクールでは、「未経験者向け」「グラフィックツールの学習」「プログラミングの学習」など、複数のカリキュラムをカテゴライズした上で用意しています。ですから、自分が学びたいカテゴリーのカリキュラムがどれだけ充実しているのかも見ておきましょう。
もうひとつ、スクールの中には専門的な知識・スキルを学ぶカリキュラムだけでなく、転職・就職活動に役立つノウハウや、実際にWebデザイナーとしてのキャリアを積んでいく上で役立つ知識などを学ぶカリキュラムを用意しているところもあります。将来的なキャリア形成を考慮した上で、こうしたタイプのカリキュラムが充実しているかどうかも見ておくとよいかもしれません。
Webデザインスクールの主な3つの特長・メリット
Webデザインスクールを検討中の方向けに一般的なWebデザインスクールの特長・メリットを解説します。
- メリット①:転職、就職支援が受けられる
- メリット②:講師やメンター制度があるので継続しやすい
- メリット③:スキルが身につきやすい体系的な学習カリキュラムがある
メリット①:転職、就職支援が受けられる
Webデザインスクールを利用する最終目的は、なんと言ってもWebデザイナーとして就職・転職に成功すること、もっと言えばWebデザイナーとして収入を得られる環境を手に入れることです。
しかし、Webデザイナーに必要な知識・スキルを身につけることと、よい職場に就職・転職できるかどうかはまったく別の話です。特に未経験から転身を図る場合には、どうやって就職先を探せばよいのか、自己アピールなどをどのようにして行うのか、戸惑うものです。
Webデザインスクールではこうした点のサポートを重視しているところが多く、メンターやカウンセラーといった肩書のスタッフが転職・就職支援を行ってくれます。先述した、転職・就職活動に役立つノウハウを教えてくれるカリキュラムも、その一環として捉えることができるでしょう。
面接対策、求人情報の提供や選び方、履歴書の書き方といった基本的な転職活動のノウハウはもちろん、スクールがコネクションを持っている企業への就職を橋渡ししてくれたり、フリーランスの仕事を紹介してくれたりといったサポートを行っているところもあります。ここまで利用して、初めてWebデザインスクールのメリットを最大限に活かすことができたと言えるのでしょう。
なお、カリキュラムの修了後、あるいはスクールの卒業後も、継続してこうしたサポートを受けられるスクールもあります。
メリット②:講師やメンター制度があるので継続しやすい
講師陣の充実はもちろん、メンターやカウンセラーといった、継続して学び続けられるようにサポートしてくれるスタッフの存在も見逃せません。講師がメンターの役割を兼ねている場合もあります。彼らが受講者ひとりひとりに目を配ってサポートすることで、レッスンに取り残されてしまうのを防ぎ、モチベーションの低下による脱落を防いでくれます。
特にオンライン型のスクールでは、モチベーションを維持するのが難しい面もありますし、わからない部分があっても確認する機会が持てないことが起こり得ます。
そんなときに、講師やメンターに相談することで問題を解消し、学ぶ喜びを味わいながら継続できる環境を維持していくことができるでしょう。
自分で自由にカリキュラムを選べるスクールの場合、あらかじめ講師やメンターに相談した上で、次に触れるように、自分に合ったレベルで体系的に学んでいけるような学習設計を検討していくこともできます。
メリット③:スキルが身につきやすい体系的な学習カリキュラムがある
選び方の部分でも少し触れましたが、体系的な学習カリキュラムを重視しているWebデザインスクールもあります。ある程度Webデザイナーとしてのスキル・知識を持っているなら、自分でカリキュラムを自由に選んだ上で学ぶ環境を設計していくこともできるでしょう。
しかし、未経験やまだデザイナーとして初歩段階の場合は、体系的に学んでいける環境が欠かせません。初歩向けのカリキュラムと上級向けのカリキュラムが混在しているような学習設計では、途中でわからなくなって挫折してしまいかねません。
例えば、Cという専門的なスキルを身につけるためには、まずAの分野に関する知識を身につけ、それを土台にBの概念を使いこなすスキルを身につけなければならない、といったケースが往々にして見られます。
どれだけデザイナーとしてのビジュアル感覚に優れている人でも、グラフィックツールを使いこなせなければWebデザイナーとしてその才能を発揮することはできませんし、そのデザインをサイトの中で映える形にするためにはコーディングなどのスキルも必要になってくるでしょう。
Webデザインスクールなら、独学に比べて、こうした手順を体系的・段階的に学んでいくことができます。また、先述したように、メンターや講師と相談した上で、カリキュラムを設計していくことも可能です。
Webデザインスクールの主な3つのデメリット・注意点
Webデザインスクールを検討中の方が知っておくべきデメリット・注意点を解説します。
- デメリット・注意点①:費用がかかる
- デメリット・注意点②:学習時間の確保が必要
- デメリット・注意点③:必ずスキルが得れるわけではない
デメリット・注意点①:費用がかかる
デメリットとしては、選び方の部分でも出てきた料金・費用の問題が出てきます。実際のところ、どの程度かかるのかは、スクールごとに、さらにプランやカリキュラムによっても違うので、はっきりとした数字を出すのは難しいですが、一般的な傾向として、1〜3ヶ月程度の短期のコースなら15〜25万円ほど、3〜6ヶ月に及ぶ長期の場合は25〜50万円程度となります。これらの数字を見ても、決して安い金額でないのは明らかです。
【料金比較】無料 or 安いWebデザインスクールおすすめ8選一方で、無料でオンラインの授業を受けられるスクールもあります。この場合は文字通りタダ、かかる費用はネット代金程度となります。
選び方の項目と重複する部分も出てきますが、この費用の違いは、レッスンの質はもちろんですが、学ぶ環境やサポートに現れます。環境やサポートに、安くはないお金を払っているとも言えるわけです。これをどう評価するか?です。
例えば、未経験からWebデザイナーを目指す場合、就職・転職活動をするといっても、右も左もわからない状況に陥りがちです。そんなときに、料金は高いけれども転職サポートが充実しているスクールで修了後にすぐに就職できたケースと、料金は安いけれどもサポートがないので修了後就職まで時間がかかってしまったケースでは、どちらがコストの面で良いと言えるでしょうか?
月給30万円の仕事に就職できた場合、修了後から就職できない空白期間が1ヶ月できただけでも、レッスン費用全体と変わらないくらいの差が出てしまいます。
ですから、費用がかかるのはデメリットですが、かかっただけのメリットを得られる面もあるわけです。デメリットとしてだけ捉えず、費用対効果の面も意識した上でのスクール選びがやはり必要になるのでしょう。(2021年現在)
デメリット・注意点②:学習時間の確保が必要
おそらくWebデザインスクールを利用する上で、これが最大のデメリットであり、問題点となるのでしょう。繰り返しになるかもしれませんが、繰り返すだけの価値のあるテーマです。「学習時間を確保しながら学び続けることができるか?」ということです。
特に働きながらスクールを利用する場合、2ヶ月、3ヶ月という学習期間の間にきちんと学ぶ時間を確保することができるか?これは単にレッスンを受ける時間を確保できるかどうかの話ではありません。
復習・予習ができるか、あるいはレッスンで受けた課題に取り組む時間を確保することができるか、あくまで自分の意志でスクールに通って学ぶわけですから、「仕事が忙しくて取り組んでいる時間がありませんでした」は言い訳として通用しません。
ですから、無理なく、自分の生活環境に過剰な負担をかけずに学習時間を確保できるかどうかも、Webデザインスクールを利用する上での大事なテーマとなってきます。
これができないと、先程挙げたメリットをすべて台無しにしてしまうことになりかねません。充実したカリキュラムをこなす時間もなく、スキル・知識を身につけることができないので転職・就職活動を行うこともできず、メンターや講師のサポートも得られなくなります。自分がWebデザインスクールに通うことで広がる可能性をすべて失ってしまう恐れもあるわけです。カリキュラムだけでなく、学習時間の確保という観点からも、学習設計をしっかり行っていきましょう。
デメリット・注意点③:必ずスキルが得れるわけではない
もうひとつ、これは個人差が出てくるデメリットですが、「学んだからといって必ずスキルを獲得できるとは限らない」という大きな問題もあります。身も蓋もない話になってしまいますが、専門的なスキル・知識を身につけられる人とそうでない人が必ず出てきます。
同じレッスンを受けているにも関わらず、ある人は抜群な成果を得る一方で、別の人はほとんど何も得られなかった、ということも起こり得ます。
これはレッスンの質だけの話ではなく、本人がどれだけ真剣に取り組んだか、あるいは良い環境で学ぶことができたかが大きく関わってきます。
レッスンに通うだけでなく、予習・復習をしっかり行ってきたか、わからないことがあったときに積極的に講師に質問して解消したか、さらには自分のレベルに合ったカリキュラムで体系的に学んでいったか、これまで挙げてきたポイントが、最終的な結果に影響を及ぼすこともあるのです。
やる気満々で無理して難易度の高いカリキュラムを詰め込みすぎた結果、途中でレッスンについていけなくなった、あるいは仕事が忙しくて課題を自分の中で消化する余裕が持てなくなってしまった…やる気があれば必ずしも身につけたスキルを身につけられるとは限らないのです。
【スクール紹介】転職に強い!オンラインや通学ありのWebデザインスクールおすすめ4選
Webデザインスクールの中でも転職支援や転職保証など、Webデザインの知識やスキルを身につけるだけでなく、その後のキャリアサポートまで手厚いおすすめのスクールをご紹介します。
オンライン型のスクールもありますが、通学型のスクールもありますので、自分に合う受講形態を考えてみましょう!
Webデザインスクール | 特徴 | 期間・料金(税込) |
---|---|---|
ヒューマンアカデミー Webデザイン講座 |
・受講期間中は映像見放題! ・受講前から就職後まで専任カウンセラー継続サポート ・現役プロ講師による個別サポート |
370,700円 ※6ヶ月コースの場合 公式HP |
インターネットアカデミー Webデザイナーコース |
・デザインの基本からプロのWebレイアウト技術学習 ・Webデザイナーとしての基本スキルがすべてマスター ・オンラインで好きな場所から受講することも可能 |
367,400 3~4ヶ月 |
デジハリ by LIG Webデザイナー専攻 |
・プロのWebデザイナーとなるために必要な基礎〜最新スキルを6ヶ月で習得 ・LIG監修のオリジナル講座を学べる! ・映像教材と直接指導を併用した学習スタイル |
49万5,000円 ※6ヶ月コース 公式HP |
KENスクール ウェブデザインコース |
・未経験でも安心の個別指導 ・実務に即したカリキュラム ・フリータイム制、複数の校舎を利用可能 |
28万6,848円 ※Web実践キャリア就転職総合コースの場合 公式HP |
ヒューマンアカデミー Webデザイン講座|Web業界でプロとして活躍する現役の講師がレッスンを担当
ヒューマンアカデミー Webデザイン講座
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