本記事では、仕事で忙しい社会人でも働きながら学べるWebデザインスクール厳選5選を紹介します!
社会人が働きながら学べるWebデザインスクール5選まとめ
- 社会人におすすめ①:
ヒューマンアカデミー Webデザイン講座 - 社会人におすすめ②:
デジタルハリウッドSTUDIO by LIG Webデザイナー専攻 - 社会人におすすめ③:
CodeCamp デザインマスターコース - 社会人におすすめ④:
TechAcademy Webデザインコース - 社会人におすすめ⑤:
侍エンジニア塾 Webデザインコース
目次(クリックしてジャンプ)
社会人が働きながら学べるWebデザインスクール5選
Webデザインスクールは異なる様々なライフスタイルを送る人を対象として、講座を開いています。
その中でも、社会人がキャリアを形成するために働きながら学べるようにと、独自のカリキュラムや学習スタイルを提供しているところも多いです。
上記のようなスクールの選び方のポイントを押さえつつ、社会人向けの講義を展開しているそれぞれのスクールを比較して、特徴を押さえていきましょう。
社会人に人気のWebデザインスクール5選まとめ
- 社会人におすすめ①:ヒューマンアカデミー Webデザイン講座
- 社会人におすすめ②:デジタルハリウッドSTUDIO by LIG Webデザイナー専攻
- 社会人におすすめ③:CodeCamp デザインマスターコース
- 社会人におすすめ④:TechAcademy Webデザインコース
- 社会人におすすめ⑤:侍エンジニア塾 Webデザインコース
社会人でも通えるスクール①:ヒューマンアカデミー Webデザイン講座
スクール・コース名 | ヒューマンアカデミー Webデザイン講座 |
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スクール形態 | オンラインスタイル クラス担任スタイル |
受講形式 | 自習形式 ※専任カウンセラーが学習を徹底サポート |
受講期間・料金(税込) | 425,150円 ※受講期間6ヶ月 |
特徴 | ・就職内定率90.7%以上 ・月々3,000円から学べる ・受講期間中、映像見放題 |
こんな方におすすめ | ・未経験からWebデザイナーを目指す方 ・働きながらWebデザインのスキルを身につけたい方 ・独学では不安な方 ・デザインの基礎から体系的に学びたい方 |
身につくスキル | Webリテラシー / Photoshop / Illustrator / Webサイト制作基礎 / HTML/CSS / レスポンシブWebデザイン / jQuery / JavaScript / WordPress / Webディレクション |
公式サイト | https://haa.athuman.com/academy/webdesign/ |
無料説明会 | 無料説明会はこちら |
運営会社 | ヒューマンアカデミー株式会社 |
様々な資格やスキルを身に着けるための講義を提供している大手として、ヒューマンアカデミーは知名度が高いです。
そのため、安心感のあるところに通いたいという人に人気があります。
また、今までにたくさんの生徒を送り出してきた実績がありますので、その経験とノウハウを生かした効率的なカリキュラムと指導法にも定評があります。
Webデザインのコースは、デザインそのものについての実践的なスキルと、サイト制作に必要な技術的なノウハウを学べる内容となっています。
このスクールは、いくつかの学び方から選べるようになっています。
自宅で学べる完全オンラインによる授業と、少人数の生徒で通学によって学習を進めるグループレッスンがあります。
これらの二つのスタイルを組み合わせたブレンド形式でも可能です。
曜日によって通学をする日と自宅学習ができるオンライン形式を組み合わせることができるのです。
たとえば、通勤日は会社の近くにある校舎に通って勉強をして、土日は通学せずにオンラインで家の中で学ぶといったやり方ができます。
どのレッスン形式でも、現役として活躍するプロの講師が直接指導するのが特徴です。
それだけに、高い集中力を保って授業に参加できますし、生徒の状況に合わせた講義を受けられるのがメリットです。
社会人が働きながら学びやすいようにと、様々な配慮がなされています。
たとえば、講師陣への質問はチャットなどで24時間いつでもできる体制を整えています。
どうしても働きながらだと、時間を取り分けるのが難しいものです。
しかしこうしたサポートがあると夜の遅い時間や、昼休みのちょっとした時間などに質問ができて学習に付いていきやすくなります。
また、ヒューマンアカデミーは全国に拠点を持っているのも強みです。
講義期間中に転勤になったり、家庭の事情で引っ越しをしたりしても、その移動先でも講義を受けられるようにしています。
このスクールでは、講師とは別にジョブカウンセラーが常駐しています。
IT業界の事情について解説する業界就職セミナーを行ったり、企業説明会を随時開催したりしてしるのです。
企業の担当者がスクールに来てくれますので、直接質問したりアピールしたりするのに良い機会となるでしょう。
採用の可能性を高めるために、企業がどんなクリエイターを求めているのかをリサーチして、それを希望者に提供しています。
また、転職活動を徹底サポートします。
たとえば、面接マナーについての指導や演習、履歴書などの作成方法の解説をしています。
求人情報の定期配信などもありますので、就職先を見つけるための情報にも事欠きません。
ヒューマンアカデミー WEBデザイン講座の評判・口コミを調査!教育訓練給付金で受講料金の20%が支給【転職支援も充実】社会人でも通えるスクール②:デジタルハリウッドSTUDIO by LIG Webデザイナー専攻
スクール・コース名 | デジハリ by LIG Webデザイナー専攻 |
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スクール形態 | ・オンライン型 ・通学型 |
受講形式 | 映像教材と直接指導を併用した学習スタイル |
校舎 ※通学型の場合 |
・STUDIO上野 by LIG(〒111-0056 東京都台東区小島2-20-11 LIGビル) ・STUDIO池袋 by LIG(〒171-0022 豊島区南池袋1-19-12 山の手ビル東館6階) ・STUDIO大宮 by LIG(〒330-0845 埼玉県さいたま市大宮区仲町2丁目25 松亀プレジデントビル 301号室) |
受講期間・料金(税込) | 49万5,000円 ※6ヶ月 |
特徴 | ・プロのWebデザイナーとなるために必要な基礎〜最新スキルを6ヶ月で習得 ・キャリアカウンセラーによる個別での転職相談可能 ・オンラインでの学習は24時間365日いつでも可能 |
こんな方におすすめ | ・Webデザイナーとして転職したい! ・スキルを身につけキャリアアップしたい! ・フリーランスとなり自由に働きたい! |
身につくスキル | ・デザイン、HTML・CSS・Javascriptを用いたコーディング、マーケティングスキル、ディレクションスキル等、Webデザイナーとして必要な知識やスキル ・業界シェア率の高い「illustrator」「photoshop」「Dreamweaver」「AdobeXD」を使用し、実践で使えるツールスキルも習得 |
公式サイト | https://liginc.co.jp/studioueno/ |
無料個別説明会 | 無料個別説明会はこちら |
運営会社 | 株式会社LIG |
Webサイト制作をメインとして講義を行っているスクールです。
SNSやサイト向けの動画制作やデザインなど、クリエイターを養成する講義やプログラミングを教えるコースが用意されています。
Webデザイナー選考コースも用意されていて、6か月間の期間が設定されています。
デザインの基礎からコンテンツ作成に使うツール操作や実際の制作活動などをカリキュラムに取り入れています。
また、HTMLやCSSなどのコーディングについても学べますので、現場での作業に必要なスキルを習得できるのも特徴です。
授業では制作会社が多用するPhotoshopなどのツールを使って実技を行っていきますので、仕事を始めたらすぐに活用できます。
社会人の方が働きながら確実に全工程を学べるように、柔軟な授業スタイルを取り入れています。
そして、マンツーマン指導が基本なのでそれぞれの学習状況や抱えている疑問に応じた指導ができるのです。
現役のクリエイターが講師として参加していますので、短い期間でも効率よく現場で使えるノウハウを習得できて、素早い成長に役立つでしょう。
また、制作活動も卒業に合わせて行っていきます。
専門のトレーナーがそれぞれの生徒が作っていく過程を見守り、改善点をアドバイスしてくれます。
ポートフォリオとして利用できるプロレベルの作品に仕上げるまでサポートしますので、それを転職の際の自己PRとして用いられます。
転職支援が充実しているのもこのスクールの特徴です。
この面での豊富な経験を持つプロがアドバイザーとして、生徒一人一人のニーズに合わせてサポートします。
待遇などの条件にマッチした求人を探したり、採用のチャンスを高める支援を行ったりします。
具体的には、経歴書などの書類の添削、事前練習を含めた面接の準備を一緒に行います。
こうすることで、より採用のチャンスを高めて希望する転職ができるように支えるのです。
現場の雰囲気や求められる作品のレベルを学ぶための取り組みもしています。
その一環として、スクールを運営しているWebサイト制作会社によるコンペに参加できます。
同社所属のデザイナーが実際に受託しているデザイン案件を模して、制作課題コンペを行います。
制作会社の中で行われているプロセスと同じ流れで作業をしていきますし、生徒が制作した作品とプロのものとを比較することもできます。
こうすることで、実用的な作業ノウハウを実地で学び、どの程度の水準に仕上げるべきかを確認できるのです。
こうして現場に出ても即戦力としてやっていけるだけのスキルを体得できます。
【2023年】デジハリ by LIG Webデザイナー専攻の評判・口コミを調査!社会人でも通えるスクール③:CodeCamp デザインマスターコース
スクール・コース名 | CodeCamp デザインマスターコース |
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スクール形態 | オンライン型 |
受講形式 | マンツーマンレッスン形式 |
受講期間・料金(税込) | ・2ヶ月 16万5,000円 ・4ヶ月 27万5,000円 ・6ヶ月 33万円 |
特徴 | ・現役エンジニアによる手厚い個別指導 ・デザインツールの使い方を基礎から習得 ・Webサイト制作を本格的に学ぶ |
こんな方におすすめ | ・未経験からwebデザイン・サイト制作を学び、手に職をつけたい方 ・在宅・副業・フリーランスなど自由な働き方を目指す方 ・コーディングスキルを付けてキャリアアップをしたいデザイナーの方 |
身につくスキル | 写真加工・画像作成ツールによる素材作成から、webサイトのデザインやレイアウトを調整し、魅力的に表現するスキル(Illustrator、Photoshop、HTML、CSS、JavaScript、jQuery、Bootstrap) |
公式サイト | https://codecamp.jp/courses/master_design |
無料体験 | 無料体験レッスンはこちら |
運営会社 | コードキャンプ株式会社 |
CodeCamp デザインマスターコースは、オンラインでの講義を行っています。
マンツーマン指導が特徴となっていて、現役のエンジニアとしても活動しているプロ講師が、生徒一人一人に合わせて支えてくれます。
進捗状況や生徒が持っている疑問などに対応して、柔軟な個別指導をしてくれますので確実に成長を感じられるのが強みです。
未経験者が受講者の大半を占めていますので、基礎から完全に習熟できるように手厚いケアを意識しています。
働きながら学べるようにと、柔軟な講義スタイルを採っています。
朝の7時から講義時間が始まり、24時まで開催されていて、仕事に行く前でも仕事終わりでも確実に授業を受けられる体制が整えられています。
講師へのチャットでの質問や相談などもいつでもできるので、とても楽で都合が良いです。
パソコンかスマホがあればオンライン講義に参加できますので、自宅は当然のことながら出先でも勉強ができて時間を有効活用できます。
このスクールのもう一つの特徴は、充実した実技演習です。
講義とは別に課題が設けられて、生徒がそれぞれ制作活動を行っていきます。
クリエイターとしての目で講師がそれぞれの課題をチェックして、改善点をすべて細かくチェックしアドバイスを述べます。
こうして、プロレベルでの合格点に達するまで、課題の添削と再提出を続けていきます。
この添削は回数制限がありませんので、確実にプロ水準まで行くように指導されます。
こうして実技を通して現場で必要なスキルレベルを確認できますし、アドバイスをもらいながら自分でもその状態まで達することができるようになるのです。
また、キャリア相談のプログラムも用意されています。
現役のデザイナーやキャリアコンサルタントに質問、相談ができますので、新しいIT業界へのチャレンジをする際の不安を解消できます。
また、現実的な収入についての実情なども確認できますので、後悔しない転職先選びができるでしょう。
【高評価の秘密】コードキャンプのWebデザイン系コースの評判・口コミ、料金を解説【Webデザイン基礎コース】【Webデザインマスターコース】社会人でも通えるスクール④:TechAcademy Webデザインコース
スクール・コース名 | TechAcademy Webデザインコース |
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スクール形態 | オンライン型 |
受講形式 | パーソナルメンター形式 |
受講期間・料金(税込) | ・4週間 17万4,900円 ・8週間 22万9,900円 ・12週間 28万4,900円 ・16週間 33万9,900円 |
特徴 | ・週2回のマンツーマンメンタリング ・毎日15時〜23時のチャットサポート ・回数無制限の課題レビュー |
こんな方におすすめ | ・Webデザイナーを志望する社会人・学生の方 ・Webデザインのスキルアップを考えている方 ・デザインはわからないというエンジニアの方 ・時間と場所にとらわれない働き方をしたい方 |
身につくスキル | ・レイアウト・配色・タイポグラフィ、Webデザイン原則 ・HTML/CSSの理解とコーディングスキル ・画像加工・ワイヤーフレームの理解 ・モバイルデザインの理解とレスポンシブデザイン対応 ・jQuery・Sassによる効率的な制作 ・オリジナルWebサイトのデザインスキル |
公式サイト | https://techacademy.jp/webdesign-bootcamp |
無料体験 | ・無料体験はこちら ・無料説明会はこちら |
運営会社 | キラメックス株式会社 |
それぞれの都合や求めるスキルレベルに合わせて、4週間から16週間までのコースを選べるスクールです。
短期間で集中して勉強することもできますし、自分のペースで着実にスキルを磨いていくこともできます。
それぞれの仕事や家庭の事情に対応させた学習スタイルで学べるので、無理なくスキル習得が可能です。
どのプランでも経験豊富な講師が丁寧に指導をしてくれますので、未経験からの勉強でも無理なく付いていけます。
毎日午後3時から23時まで、チャットサポートが開いていますので、自習をしている中で質問が出たり、スキルについての疑問が湧いた時に気軽にコンタクトを取れます。
分からない点を放置することなく、着実に知識を増し加えていけるのがメリットです。
また、講義中に課題が出され、デザインやプログラムの実習をしていくことになります。
完成した課題を講師に提出して、改善点をレビューしてもらいます。
問題となるところがなくなるまで無制限で再提出と添削ができますので、仕事で使える水準までの技術を身に着けられるようになります。
社会人が働きながら学ぶというのは、時間の使い方や体力などの面だけでなく、精神的にも疲れることがあります。
そこで、このスクールでは週に2回ほどのマンツーマンでのメンタリングを実施しています。
毎回30分間のビデオ会議システムを使ってメンターと話し合い、キャリアや学習についての相談をすることができます。
様々な不安な点を解決することができて、目標を達成するまで頑張り続ける力を得られます。
受講生には転職サポートも提供されます。
Webサイト制作に関わる成長が見られる企業や、働きやすい環境が整っている会社を、生徒一人一人の希望にマッチングさせて紹介しています。
このスクールには、デザイン制作会社からなどのスカウトが届きます。
条件に合った生徒には企業やコンサルタントからエントリーするように勧められ、すぐに転職先を見つけることができます。
また、スクール運営会社は、自社でもWebサイト制作をしていますので、独自の案件を紹介することもできます。
メンターと共にこうした案件に取り組んで納品することで、報酬を得られます。
特定の企業に就職する前に経験を積みたいという人や、フリーランスとして働きたいという人にぴったりです。
【お値段以上】TechAcademy WEBデザインコースの評判・口コミを解説社会人でも通えるスクール⑤:侍エンジニア塾 Webデザインコース
スクール・コース名 | 侍エンジニア塾 Webデザインコース |
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スクール形態 | オンライン型 |
受講形式 | マンツーマンレッスン形式 |
受講期間・料金(税込) | ・4週間 66,000円 ・12週間 198,000円 ※入学金別途 99,000円 |
特徴 | ・最短1ヶ月で自由も仕事も! ・マンツーマンで習得するウェブデザイン ・最短1ヶ月、月額2,833円から |
こんな方におすすめ | ・未経験からwebデザイン・サイト制作を学び、手に職をつけたい方 ・在宅・副業・フリーランスなど自由な働き方を目指す方 ・コーディングスキルを付けてキャリアアップをしたいデザイナーの方 |
身につくスキル | WebデザインコースではWebデザインの基礎から、オリジナルWebサイトを制作できるまでのスキル(Photoshop、Adobe XD、HTML / CSS、JavaScript、Wordpress) |
公式サイト | https://www.sejuku.net/courses/design/ |
無料体験 | 無料体験レッスンはこちら |
運営会社 | 株式会社SAMURAI |
未経験者への指導率が高く、短期間でも満足の行くスキルを身に着けられるのが特徴のスクールです。
今までに数万人もの生徒を指導してきたノウハウがあり、効率的なカリキュラムの設計と、丁寧な講師による直接指導が売りとなっています。
しかも、受講した生徒の転職成功率が98パーセントとなっていて、転職に強い実践的なスクールであることを示しています。
侍エンジニア塾 Webデザインコースはオンライン形式で講義がなされ、インターネットとパソコンがあればどこででも学べるのが魅力です。
現場でも活躍しているプロのデザイナーやプログラマーが講師として専属で指導をしてくれます。
そのため、生徒の学習状況に合わせて、現場で使える実用的なスキルを効率よく教えられます。
また、授業の中ではオリジナルのWebサイトを作っていくことを重視します。
単なる頭の知識ではなく、手を動かして学んでいくことで実際に使えるスキルを体得できるのです。
講師は生徒ごとに専属となっていて、最初から最後まで同じ人が教えます。そのため、柔軟な対応ができて無理なく学べるのもメリットです。
プロのコンサルタントがいて、気軽に相談できるシステムを作っています。
キャリアや具体的な転職方法についての質問をすることができて、卒業後の仕事探しのサポートを得られます。
生徒数を絞り込んで、一人一人に丁寧なサポートをすることを重視していますので、転職を成功させるまでの手厚いケアを期待できるのです。
社会人がWebデザインスクールを選ぶポイント・注意点
社会人がスクールに通ってスキルを身に着けるのには、いくつかのハードルがあります。
まず、仕事をしているため時間に制約があります。
他にも、せっかく習得したスキルを転職や独立に生かせるかどうか分からないと、受講料を支払い学習のための時間を費やすというリスクが高くて躊躇してしまうという点があります。
そこで、特に社会人がWebデザインスクールに通う場合には、自分のライフスタイルを分析した上で、次の仕事につながるスクールなのかを見る必要があります。
具体的にどんなポイントや注意点を見てスクールを比較したら良いのか、いくつかの点をピックアップしていきます。
オンライン学習ができるか
社会人だと、現在勤めている仕事のために学習できる時間が限られてしまいます。
たいていの場合は、一般的なスクールの開講時間である平日の昼間は仕事で埋まっていますので、通学スタイルによる学習はなかなか厳しいものがあります。
また、たとえ平日の夜間や土日に通うことができるとしても、休みの日に予定が入ることもあります。
都市部に住んでいるのであれば、近くに短時間で通える学校があるかもしれませんが、近い距離に学校がないケースもあります。
そうなると、通学に時間が取られてしまって、さらに余計な時間が取られてしまいます。
こうしたことから、少なくても社会人の場合は、オンラインでの講義を提供しているWebデザインスクールかどうかというのは、とても重要な点となります。
オンラインであれば、自宅でも勉強することができますので、仕事を終えてからの時間を有効活用できます。
また、通学のための時間もゼロになりますので、忙しい社会人にとっては効率よく一日を過ごすのに役立ちます。
オンライン学習を行っているスクールの多くは、パソコンだけでなくスマホでの参加も可能としています。
そのため、自宅で授業に参加できない時があっても、出先でスマホで講義を受けることができれば勉強に付いていけます。
もう一つのポイントは、オンライン講義の場合、講義を録画したものを繰り返し見られるケースが多いということです。
万が一特定の講義を受けられないことがあっても、確実に自習で学べます。
講義を聞いていて聞き逃したところなどがあっても後で復習で確認できますので、理解できないまま次のレッスンに進むことがなく安心です。
こうしたオンラインならではのメリットを生かしたいところです。
仲間・コミュニティができるか
上記のように、オンラインスクールの場合だと特に仲間がいないという注意点があります。
そんなデメリットを克服するために、スクールによってはオンラインでも他の受講生と交流できる機会を設けているところがあります。
勉強会やセミナーを定期的に開催して、複数の生徒と一緒に話し合ったり現役デザイナーの話を聞いたりすることができます。
この機会に、他にも頑張っている仲間を見られますし、お互いに知り合うチャンスも持てます。
オンライン上でそれほど近い関係になることができなくても、自分と同じように努力している仲間がいることを知るだけでも励みを得られるものです。
また、仲間同士のコミュニティを作る場を設けているところもあります。
オンライン上の自習ルームのようなもので、それぞれが気軽に勉強や仕事について質問したり意見を述べたりできます。
先輩が分からないところを教えてくれるなど、相互に助け合いコミュニケーションを取れる場となりますので、より近い距離で仲間と接することができます。
オンラインでもこうした取り組みがなされていますが、通学型のスクールであればより簡単に仲間を見つけられます。
ほとんどの通学型スクールでは、自習室を開放しています。
そのため、講義以外の時間をここで過ごして、勉強を深めると同時に仲間との時間を過ごせるわけです。
課題として制作している作品の出来を見てもらったり、講義でより理解できなかったところを聞き合ったりするのが楽になります。
自習室だけでなく、休憩室もしくはサロンのようなスペースが設けられているところもあります。
リラックスした場所で、お互いに気軽に話ができますので交流するのにはもってこいの場となります。
こうした機会やスペースがあると、充実した学習期間となり気持ちを高く持ってスキル向上を目指せるのです。
受講時間等の対応が柔軟か
社会人として生活していると、どうしても講義のスケジュールに付いていけない時が出てくるものです。
仕事上の付き合いや残業などで急に予定が入ることもありますし、仕事の疲れが溜まって体調が振るわない時もあります。
そんな時に、受講時間を柔軟に調整してくれるスクールだと助かります。
レッスンの予約を予定していた日時の直前でも変更できたり、講義のスケジュールが一日のうちに何部も用意されていたりして、欠かさずに講義を受けられるのがベストです。
また、そもそも講義の時間を事前に細かく調整できるスクールかということも大事です。
スクール側が定めた時間しか授業が開催されないと、その予定に付いていけない社会人は学習を進めるのが難しいです。
一方で、それぞれの都合に合わせて曜日や時間、講義と講義の間隔などを調整してくれるところだと、余裕を持って講義の予定を組めます。
会社によっては、特定の曜日は忙しく残業が多くなるものの、他の曜日は時間が取れるというケースもあります。
こうした各自の事情に合わせて日程を決められると、とても気が楽ですし精神的にも負担が減ります。
予定を調整しても、どうしても講義に出られない時も出てくるものです。
講義に参加するつもりだったのに、急に呼び出しがかかるといったことも社会人ならあり得ることです。
こうした状況にも対応してくれるスクールだと、学習の遅れを取り戻しやすいです。
具体的には、欠席した講義について振替をしてくれるとか、曜日を変えて同じ週の別の講義に参加できるようにしてくれるといった措置があると助かります。
少なくても、参加できなかった講義の録画ビデオを観られるようにしてあり、自宅などでも自習できる制度があるかを確認しましょう。
こうした講義ビデオの存在は大きく、単に出席できなかった時だけでなく、復習のために後に繰り返し確認するのにも役立ちます。
通学型とオンライン型のどちらのスタイルも提供しているスクールであれば、いずれの方式でも参加できるかを確かめることもできます。
時間に余裕のある時には通学をして、そうでない時にはオンラインで学ぶといったやり方ができて便利だからです。
たとえば、仕事がある平日はオンラインで自宅学習をすることにして、休みの土日は校舎に通って集中して勉強するなどの学び方をすることができます。
こうした受講時間と場所の組み合わせを柔軟にしてくれるところだと、時間に制約があるとしてもその中で最大限の学習効率を得られることになります。
転職・就職支援があるか
社会人がWebデザインスクールに行く目的の多くは、新たなスキルを身に着けて異なる分野で転職したいとか、採用のチャンスを高めてくれるスキルを持って就職活動に臨みたいというものです。
そのため、Webデザインスクールでは、単にデザインやサイト制作の技術を教えてくれるだけでなく、卒業後の進路についてのサポートもしてくれると大きな助けとなります。
そこで、多くのスクールでは様々な形で転職・就職支援をしています。
たとえば、スクール自体で職業紹介業をしているパターンです。
Webサイト制作やデザインなどを行う企業の求人情報を集めて、生徒たちに紹介、あっせんをするのです。
こうしたスクールでは、授業を担当する講師とは別に転職や就職をサポートするカウンセラーがいて、それぞれに求人を紹介してくれます。
また、生徒各自の適性や希望を確認するために、時間を取ってヒアリングを行います。
こうしたヒアリングでは、転職についての相談に乗ることもできますので、どのくらいの待遇での転職ができるかなどを話し合えます。
また、面接対策をしたり、エントリシートの効果的な書き方などを指導してくれたりしますので、より採用の可能性を高める支援も得られます。
転職や就職に強いスクールは、現役のデザイナーやプログラマーが指導をしていたり、スクールの母体が制作会社であったりすることが多いです。
こうしたスクールでは、講義の中で企業が求めるデザイナーのスキルや作業ノウハウといったものを教えてくれます。
単により質の高いデザインができるようになるというだけでなく、企業にとって採用したいと思うクリエイターになるためのコツを指導してくれるのです。
そのため、求人を紹介してくれるといった直接的な支援だけでなく、こうした形でも転職のチャンスを高めるサポートをしてくれます。
このようなカリキュラムはとても実践的な内容ですので、実際に企業に転職もしくは就職した後に、現場で作業する際に役立つというのもメリットです。
課題提出などを通して、いわば業務の予行演習をしているわけですので、本格的な業務は未経験とはいえ、あまり違和感なくスムーズに業務に慣れていけるのです。
副業・フリーランス向けの案件紹介があるか
Webデザインスクールに通っている人の中には、どこからの企業に就職するのが目的ではなく、フリーランスとして独立した働き方がしたいという人も多いです。
また、本業とは別にWebデザインの仕事をして副業としてやっていきたいという生徒も珍しくありません。
もともとWebデザインの仕事は在宅ワークに向いていますので、副業をするのにぴったりですし、フリーランスとして安定した収入を得るのにも適しています。こうしたことから、Webデザインスクールの多くは、卒業したらフリーランスとして働く、もしくは副業をスタートできるように実用的な支援をしています。
まず、学習を進めていく段階でこうしたサポートをしているところがあります。
どのスクールでも、講義と並行して実際にデザインやサイト制作を実技で行っていく課題を実施しています。
その実技の一環として、サイト制作代行会社やクラウドソーシングなどを使って案件を見つけて、その案件を生徒がやっていくというカリキュラムを持っているところもあります。
仕事として実技ができますので、スキルを身に着けながらも案件を紹介してもらい実際にできるので一石二鳥です。
しかも、案件を行う際には、講師から添削をしてもらい、プロとしての納品ができるレベルで仕上げられます。
自分に自信を付けられますし、現場で求められる水準がどのくらいかを把握するのに大いに役立つはずです。
こうした講義期間中の案件紹介がなくても、卒業のタイミングもしくは直前に紹介をしてくれるところもあります。
常にたくさんの案件が入れ替わっていますので、未経験者だとどんな案件に手を出したら良いか分かりづらいものです。
そこで講師が生徒のレベルに合った案件を見つける、もしくは見つけ出すポイントを教えてくれて、無理なくスタートできる仕事を選びます。
こうすることで、副業やフリーランスとして、卒業後すぐに仕事を獲得できるわけです。
スクールの運営会社自体がWebデザイン制作を行っている会社の場合、その会社が依頼している案件を直接紹介してくれることもあります。
生徒が案件を実施するということが分かっていますので、いきなり高度なプロジェクトを出すことはなく、現場未経験者でも仕上げやすいものを選んでくれたり、納期に余裕がある案件を紹介してくれたりするので安心です。
スキルを身に着けることができても、それを活かした仕事を見つけられるかどうかは別問題です。
ライバルも多いので、未経験者だと簡単には案件を見つけられないことも多いです。
そのため、スクールに通っている間に、もしくは卒業のタイミングで案件を紹介してくれるところだと、幸先良いスタートを切ることができます。
仕事が見つからないという不安感を持つこともなく、精神的にも楽になるものです。
こうしたポイントもしっかりと押さえて、Webデザインスクールを比較してみましょう。
Webデザインスクールおすすめ比較表
国内でおすすめのWebデザインスクールを紹介していますので、こちらも参考にしてみてください。
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