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マーケティング費用、広告代理店より業務委託の方が費用を抑えられる傾向【SOKKIN調査】

 株式会社SOKKINは、トップマーケターが厳選したマーケター・クリエイターと出会える複業マッチングサービス「SOKKIN MATCH」を運営している。

 同社は企業が自社のマーケティング課題を解決するために、広告代理店や業務委託を活用していくなかで、最大限の費用メリットを享受する方法や広告効果を最大化していくための活用方法など、実際の大手広告代理店勤務での経験や、SOKKIN MATCHの事例を元にまとめた。

優秀なマーケター・クリエイターへの業務委託費用は想像よりも高い

 マーケティングにおいて業務委託人材を活用する際、できるだけ優秀な方に任せたいと思っても費用が気になるのではないだろうか?

 業務委託費用は、単価(経験やスキル)×稼働時間(業務量)で決まる。

 また、当然ながら経験や実績が豊富な優秀な業務委託人材であるほど、単価は高くなる傾向にある。

▼マーケターの費用相場例

業務委託人材の経験年数・実績 単価
3年未満 3,000~5,000円
3年~5年未満(課長職相当) 5,000~7,000円
5年以上(部長職相当) 8,000~10,000円
10年以上(部長職相当) 10,000円以上

※SOKKIN MATCHの過去取り組み実績による相場

広告代理店への委託費用は広告予算に対してマージンを支払うことが一般的

 広告代理店に広告運用を依頼する場合は、広告配信費用の15~20%を代理店マージンとして支払うというのが一般的だ。

 この代理店マージンは、広告配信費用に対して「内掛け」と「外掛け」で費用が異なってくるため注意が必要で、広告配信費用とマージンから総予算を計算するのが「内掛け」で、総予算から広告配信費用とマージンを計算するのが「外掛け」となる。

広告代理店への広告配信費用における「内掛け」と「外掛け」

広告代理店よりも業務委託の方が費用を抑えられる?

 それでは広告代理店に依頼した場合と、業務委託に依頼した場合ではどちらが費用を抑えられるのだろうか?

結論からすると、依頼する業務内容や予算規模にも寄るが、業務委託に依頼したほうが費用を抑えられるケースが多い。

 具体例として、優秀な人材が揃っている大手広告代理店でマージン20%だった場合と、時給単価が10,000円の優秀なマーケターを活用した場合で比べてみよう。

 仮に広告予算が1,000万円だったとすると、下記の通り、その差は130万円にも及び、一人追加して2名採用した場合でも、まだ業務委託の方が費用メリットは大きくなる。

業務委託人材活用における費用メリット

広告代理店も業務委託も活用の仕方が重要

 ただし、すべてのケースで業務委託の活用が良いというわけではなく、目的によって使い分けることが重要となる。

 広告代理店と業務委託では以下のようにメリット・デメリットが存在する。

広告代理店と業務委託のメリット・デメリット

 広告代理店は大手であれば実績やナレッジが豊富で、複数名での体制構築ができるため、大規模なプロモーションを運用する場合に大きなメリットがあるが、予算規模が限られる場合は代理店内のリソースの関係から、体制構築においてプロモーションを担当する人数や人材の品質が懸念されるケースがある。

 また、社内へのノウハウやナレッジの資産化がしづらいケースが多く存在する。

 一方で、業務委託人材は低コストで優秀な人材を活用でき、広告戦略立案や限られた予算での広告運用に適している。

 また、社内人材として活用できるため対応スピードが早く、ナレッジの資産化が可能となる。

 これらのメリット・デメリットを考慮すると、企業の99%が中小企業である日本にとっては、ほとんどのケースで業務委託人材の活用が最適解である可能性が高い。

 実際に、広告代理店から業務委託のマーケターに切り替えた際の事例を紹介する。

 これは一例だが、広告代理店での運用時は、予算観点で代理店担当の品質が低かったと想定され、優秀な業務委託人材に切り替えたことによって広告効果を大きく改善した。

SOKKIN MATCHにおける過去の取り組み実績(2023年7月時点)

※SOKKIN MATCHにおける過去の取り組み実績(2023年7月時点)

事例①

  • 実績業界:BtoB
  • 商材:SaaS管理ツール
  • 広告予算:300-500万円/月
  • 実施媒体:リスティング、Facebook

・事例②

  • 実績業界:人材
  • 商材:求人ポータルサイト
  • 広告予算:2,000/月
  • 実施媒体:リスティング、indeed、求人ボックス、スタンバイ

自社のマーケティング課題に合った優秀な業務委託人材の見極めは難しい

 ここまでのお話で、優秀な業務委託人材の活用は自社のマーケティング課題を解決するために、有効な手段であることはお分かり頂けたかと思う。

 しかし同時に、優秀な業務委託人材の見極めは非常に難しいことも事実である。

 実際に、企業側に十分なマーケティング知見・経験が無いために、適切なマーケティング課題が整理されておらず必要な人材課題が定義できていない、業務委託人材の正確なスキルの把握ができていない、業務委託人材を活用できる社内体制が作れていないなど、結果としてミスマッチに繋がってしまっている、という声が同社によく届くという。

 ではどうすればいいのか?優秀な業務委託人材の見極めは、十分なマーケティング知見・経験を持つマーケター・クリエイターの目を通すことで実現可能になり、優秀な業務委託人材の活用をするために、これが最も重要であると同社は考えている。

SOKKIN MATCHでは効果が出せる業務委託人材の活用方法を提案

 SOKKIN MATCHでは、業務委託人材の活用において、大手Web代理店出身のマーケティング経験豊富な運営事務局が、以下の3点でサポートを行っている。

 これにより、持続的に優秀な業務委託人材を活用できる環境を構築している。

  1. マーケティング課題の適切なヒアリングと、適切な人材課題の定義
  2. マーケティング実務に落とし込んだスキル診断と1o1によりスキル・タイプを正確に把握
  3. 稼働開始時の定性・定量での目標設計、コミュニケーション頻度の取り決めとその後の案件サポート

SOKKIN MATCHとは

 「SOKKIN MATCH」 では、質の高いサービスを提供するために、トップマーケターが厳選したマーケター・クリエイターを実務に即した細かい粒度でスキル診断し、複業人材を企業のマーケティングにおける課題解決のために紹介しする。

 また、大手Web代理店出身のマーケティング経験豊富な事務局の継続的なサポートにより、スムーズな案件進行が可能となる。

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