モバイルマーケティング分析プラットフォームであるadjust(https://www.adjust.com/ja/ )株式会社は、この度、「モバイルアプリトレンド 2022」レポートを発表した。
このレポートでは、2021年に世界的に加速したモバイルアプリの成長について焦点を当てている。
世界のフィンテックアプリのインストール数とセッション数についての調査では、それらは継続的に成長し、それぞれ前年比34%増、53%増となっていることがわかった。
モバイルEコマースはかつてない成長を遂げており、2021年5月は、Eコマースのアプリ内収益が、Adjustが計測を開始して以来最も大きく増加した月となり、世界的に前年比46%増を記録した。
ハイパーカジュアルゲームはその存在感を維持し、全ゲームアプリインストール数の最大シェア(27%)を獲得した。
一方で、セッション数が最も多かったのはアクションゲーム(30%)だった。
パンデミックがさまざまな影響を及ぼし、モバイルアプリ業界でも大きな変化が起こったこの1年において、アプリのインストール数とセッション数は業界全体で増加した。
その中でも、フィンテック、Eコマース、ゲームカテゴリーは著しい成長を遂げ、Adjustのデータによると、これらのカテゴリーは過去最高のアプリ内収益を達成している。
2021年4月にAppleのiOS 14.5およびAppTrackingTransparency(ATT)frameworkがリリースされたことを受け、モバイルマーケティング業界は、ユーザープライバシーと計測に対するアプローチの見直しを余儀なくされた。
当初の予測では、業界全体のオプトイン率はわずか5%ほどとされていたにもかかわらず、Adjustのデータによると、2021年12月末時点での全アプリカテゴリーのオプトイン率は約25%(2021年5月の16%から上昇)、ゲームアプリにおけるオプトイン率は30%と全カテゴリーの中で最も高く、約3人に一人が許可をしていることが分かった。
Adjustが計測する上位2,000のアプリのデータに基づいたこのレポートは、世界のモバイルアプリにおけるインストール数、セッション数、ユーザーのアプリ内滞在時間、継続率、リアトリビューション率などの長期的なユーザーの傾向を分析している。
これらのインサイトから、アプリ開発者とマーケターは、オーディエンスとアプリエコノミーの実態をより深く理解できるようになる。
レポートのダウンロードは以下のリンクより可能。
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