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サイト売却の手順 放置サイトも最短3時間で売れる「サイト売買」とは?

近年、主にアフィリエイターを中心としたWebメディア業界で注目が高まっている「サイト売買」をご存じですか?サイト売買はその名の通りWebサイトを売買の対象とした取引のことで、主に収益化されたWebメディア・アフィリエイトブログなどが個人・法人を問わず売買されています。

一見、商業性や収益のあるサイトしか売れないのではないかと思われがちですが、意外にも個人の趣味ブログ・放置サイトといったものも活発に取引されています。アクセスや収益がほとんどない個人ブログが数十万単位で売却されるといったことも珍しくありません。

この記事では、サイト売買の基礎知識から実際の売却事例、サイト売買プラットフォームで売却を行う手順について詳しく解説していきます。

サイト売買とは

M&A サイト売買とは

サイト売買(別名:サイトM&A)とは、Webサイトを対象とした売買取引のことです。基本的には売りたい人と買いたい人を繋ぐマッチングプラットフォームや、専門の仲介業者を通じて取引が行われています。

サイト売買は、厳密には「WEBサイトを軸とした事業の売買」として扱われています。ただし一般的な事業売買(事業譲渡・M&A)と異なり、移行手続きが容易(譲渡対象がデジタル資産に限られることが多いため)・当事者間の事業譲渡契約締結だけで手続きが完了することなどから、個人・法人を問わず取引が行われています。

個人の小規模サイト売買が人気、放置サイトも数万円~成約

M&A サイト売買とは1

サイト売買市場はここ数年で急成長しており、2022年5月の調査では主要なサイト売買サービス全体における掲載数が前年同月比で約20%増加していることが分かっています。

特に活発なのが個人によるサイト売買です。成約数・掲載数No.1のサイト売買プラットフォーム『ラッコM&A』ユーザーの個人/法人比率では、個人の売主が8割・買主が5割を占めています。この背景には、会社員の副業推進やリモートワークの拡大・それに伴う個人の可処分時間の増加といった昨今の社会情勢を背景に、ライティングやWebマーケティングのスキルを得られる・稼げる手段としてのWebメディア運営に改めて注目が集まっていることがあると考えられます。

また、個人のサイト売買では特に、100万円以下の比較的小規模な案件が活発に取引されています。主流な取引は広告やアフィリエイトやGoogleアドセンス等の個人でも提携できるWEB広告で収益化されたブログ・Webメディアとなっていますが、1年以上更新されていない・赤字状態・アクセスほぼなしといった、いわゆる放置サイトが数万円、時には数十万円という値段で売却されることも珍しくありません。

参考:個人のサイト売買が活況!1万円~個人ブログやアフィリエイトサイトが売れる? | ラッコM&A

サイト売却事例:個人のDIYブログが88万円

M&A サイト売却事例

ここからは実際に、ラッコM&Aで成約されている個人ブログ・放置サイトの事例をいくつかご紹介します。
※実際の成約金額は開示できないため希望売却価格の表示となります。

賃貸DIYリフォームのブログ:88万円

賃貸集合住宅のDIY情報をメインにした個人ブログです。現在更新は止まっていますが、月間平均売上2万円・月間平均16,200PVと、個人アフィリエイトブログとしては実績十分と言えます。

サイト売却の相場価格は利益の12ヵ月~24ヵ月分ですが、このブログは相場の2倍近くの価格で成約に至っています。既に実績があり、かつ将来的に更に収益を伸ばせる可能性があるサイトは相場よりも高値で売れる傾向にあります。

参考:【年間安定アクセス】賃貸集合住宅DIYリフォームと住まいのお役立ち情報の個人ブログ

レザークラフト特化ブログ:30万円

趣味のレザークラフトに特化した個人ブログです。月間売上8000円、月間平均約10,000PVで、広告の商品購入だけで安定した売上を維持している点が魅力です。

こちらも相場より高値で成約しており、安定した実績に加えて特に競合の少ないジャンルであることが評価ポイントと考えられます。

参考:【1万PV/月】レザークラフトに特化した情報ブログの譲渡

育児・子育て情報ブログ:10万円

育児・子育て情報を発信している個人ブログです。利益は出ておらず、1年以上記事追加・メンテナンスが行われていないとのこと。放置状態でも月間平均2,000PVの流入があることや、実際に育児経験のあるライターが書いたものも含め良質な記事が200記事以上という点が評価され、結果10万円で成約されています。

参考:育児や子育てに関する情報ブログ

カメラの紹介・使い方に関するブログ:8万円

カメラの使い方・テクニックを紹介する個人ブログです。こちらも利益としては月1000円の赤字状態、さらに記事数も25とかなり少ないものの、8万円で売却されています。検索1位の記事があることや、安定したPVを稼げている点がポイントと考えられます。

参考:【SEO集客】放置でも直近で月間8000〜9000PVのカメラ系ブログ

これまでの事例から利益やアクセスが少ない個人ブログや、更新が止まっている放置サイトであっても十分に売れていることが分かります。また、利益・アクセス数以外でサイトの資産価値が認められるポイントには次のようなものがあります。

  • コンテンツの質が高い・ボリュームがある(1記事あたり2000文字~)、または記事数がある程度多い(50記事~)
  • 競合が少ない、または今後伸びるジャンルや安定的に需要があるジャンル
  • サイトデザインが凝っている(独自イラストの使用など)

こうしたサイトを持っていて、更新が止まっているが閉鎖するのも迷っている…といった方は、売却も一つの手段ということを是非知っておいていただければと思います。

サイトが売れる・買われる理由

M&A サイトが売買される理由

そもそもなぜサイトが買われるのか?放置サイトであっても売れるのはなぜか?ここからはサイトが売れる・買われる理由と、買主にとってのメリットをご説明します。

Webメディア事業をこれから始める企業や個人にとって、1からサイトを立ち上げ・収益化まで育てるのにはかなりの時間とコストがかかります。

既に出来上がっているサイトを購入することで、スピード感をもって事業を始めることができます。また、収益化ができていたり、運営者のノウハウが蓄積されている場合には、それらを引き継ぐことで立ち上げの失敗リスクも抑えることができます。

新規参入時だけでなく、既存事業の強化(記事コンテンツを既存サイトに移したり、購入サイトをサテライトサイトとして利用するなど)に利用できるという点もサイト購入のメリットです。

このように、スピーディー・効率的にWeb事業を始めたい方や、既存の事業を強化したい方にはサイト購入は魅力的な手法となっているのです。

サイト売却のメリット・デメリット

M&A サイト売却 メリット デメリット

買い手側のメリットについて解説したので、続いては売り手側におけるメリット・デメリットをご紹介します。

サイト売却のメリット

  • 先々の利益を確実に得ることができる
  • 不要な資産を現金化、コストの回収
  • 資金面や時間のリソースを確保できる
  • 事業リスクの解消

サイトのアクセス・収益が落ちてきている場合などには、価値が下がる前に売却することで利益を先取りできる上、運用リスクの解消にもつながります。空いたリソースを使って別の事業に力を入れることもできます。また、不要なサイトではあるがもったいなくて閉鎖できないといった場合も、売却することで現金化・今までのコストを回収できる可能性があります。

サイト売却のデメリット

  • 月々の固定利益を失う
  • 同じジャンルのサイトをすぐに新設・再開出来ない場合がある

当然ながら、売却してしまうと固定の収益が得られなくなってしまうほか、運用を続けていれば今よりも収益が上がっていた可能性を捨ててしまうことになります。また、多くの場合事業譲渡契約では譲渡後に半年~1年程度の競業避止期間を設けます。こういった場合は、売却後すぐには同じようなサイトを運営することができないというデメリットが発生します。

サイト売却にかかる期間

M&A サイト売却 期間

サイト売買は基本的に全ての手続きがオンライン上で完結するため、通常のM&Aに比べて取引完了までの期間はかなり短いと言えます。サイト売買掲載数・成約数No.1の『ラッコM&A』では交渉・契約締結・支払いなどの取引フローが全てシステム化されているので、最短1~2日※で取引を完了させることが可能です。中には、掲載から3時間で交渉が6件入り成約された事例もあります。

ラッコM&Aの統計情報※によると、成約案件の約6割が掲載から30分以内に最初の交渉申込が発生、24時間以内の交渉申込発生は9割にも上ります。また、約6割の案件が掲載から2週間以内に売却先決定まで進んでいます。掲載~取引完了までの期間で見ると約6割の案件が1ヵ月以内に取引完了、2ヵ月以内では8割に上ります。

上記のデータからサイト売却にかかる時間は、早ければ数日~1ヵ月、長くとも2か月以内が目安と考えられます。

参考:数字でみるラッコM&A | サイト売買のラッコM&A

※入金・出金の銀行処理によるタイムラグを除いた場合
※2022年7月15日時点のデータ

サイト売却の手順

M&A サイト売却 手順

ここからは、サイト売買プラットフォームを使ってサイト売却を行う際の流れについてご説明します。

手順1:事前準備:サイト査定・相場の把握

M&A サイト売却 手順1

サイト売却を成功させるコツは「初めから適正価格で売りに出すこと」。そのためには事前に相場価格の調査・簡単な査定を行うことがおすすめです。9割の成約案件が掲載から24時間以内に交渉を申し込まれているというデータからも分かるように、注目が集まりやすい掲載開始時に案件を適切にアピールすることで、早期成約に繋げることができます。

売却相場はアフィリエイト・アドセンスブログなどのWEBメディアの場合、「1ヵ月の利益×12〜24ヵ月分」です。また、相場価格はブログのジャンルによっても若干変動します。特にジャンルを定めていない雑記ブログの場合は利益の15ヵ月分、何らかのジャンルに特化したブログの場合は23ヵ月分が平均的な相場です。特化ブログは雑記ブログよりも約1.5倍高く売れることが分かっており、成果が出ていなくても売れるというデータもあります。

参考:【サイト売買の相場】高く売れるサイトの特徴や種類別相場 | ラッコM&A

ラッコM&Aではリアルタイムで結果が分かる自動サイト査定(無料・登録不要)を提供しているため、こちらを利用するのも良いでしょう。自動査定ではURL不要、月間売上やPV、サイトのジャンルなど簡単な項目の記入のみで予想売却価格を算出します。ただし利益やPVが少ないブログの場合、このような数値を元に価格を算出することは難しい(コンテンツの質などを考慮することができない)ため、過去の類似成約案件の価格を参考にすることをおすすめします。

参考:成約済みの案件一覧

手順2:案件登録

M&A サイト売却 手順2

売却希望価格のイメージが決まったら、サイト売買プラットフォームや仲介サービスに案件登録を行います。一般的なサイト売買プラットフォームではまず登録情報を元に審査が行われ、審査を通過すると案件の掲載が開始される仕組みになっています。

ラッコM&AではURLや売上、運営作業内容やアピール文などの必要事項を記入するだけで登録が完了します。登録画面では入力のガイドや成約率向上のためのポイントを紹介しているため、初心者でもどのように記入すればよいかすぐに分かるようになっています。案件登録後は通常1日以内(土日祝を除く)に審査が行われ、早ければ1~3時間以内に掲載が開始されます。

案件登録の注意点は、「サイトに関する情報は正確かつ具体的に伝える」ことです。少しでも見栄えをよくしようと売上やアクセス数を誇張したり、不都合な情報(直近でアクセス数が急落したなど)を隠すのは避けましょう。掲載審査を通過できなかったり、損害賠償請求を受けるようなトラブルに繋がる可能性もあるため、良いことも悪いことも正直に記載することが重要です。

買主さんの気持ちに沿った誠実な対応を心がけることがサイト売買成功の第一歩です。

手順3:売買交渉と売却先の決定

M&A サイト売却 手順3

掲載後は、案件に興味を持った買主から交渉申込みが入るのを待ちます。サイトURLなどの重要な情報を開示することになるため、どの買主と交渉を開始するかは慎重に判断することをおすすめします。「交渉でサイトの重要な情報だけ聞き出された挙句、結局買われなかった(情報抜き取り目的の買主)」といったサイト売買によくあるリスクを抑えるため、ラッコM&Aでは買主の本人確認や取引実績を確認できる仕組みを導入しています。

参考:サイト売買失敗例33選とその対策・リスクを把握してトラブル防止!

交渉の末、売却先とする買主を決定します。ラッコM&Aでは交渉は全てチャットで行うことができ、買主からの価格提案(購入意思表示)や売却先の決定もシステムを通じて明示的に行うことができるため、次にどうすればよいか迷うことがありません。

手順4:事業譲渡契約締結

M&A サイト売却 手順4

売却先が決まったら、事業譲渡契約を締結します。後々のトラブルを防ぐため、サイト売買では個人同士であっても契約書を交わすのが一般的です。

ラッコM&Aでは、画面上で取引条件を入力するだけで事業譲渡契約書が自動生成されます。また無料の弁護士相談サポートの提供や、世界最大手の電子署名サービスDocuSignとのシステム連携を行っているため、初心者の方でも安心して契約を進めていただけます。

また、ラッコM&Aのようにエスクローサービスを提供しているサイト売買プラットフォームでは、この時点で買主がサービス側に売買代金を支払います。サービス提供者は一時的に代金を預かり、買主が譲渡物に問題がないことを確認できてから売主に代金を支払います。エスクローサービスは、買主にとってはお金の持ち逃げリスク・売主にとってはサイトの持ち逃げリスクを防ぐことができるため、双方にとって安心の仕組みです。

手順5:サイト移行(引き渡し)・検収

M&A サイト売却 手順5

契約締結が完了したら、買主へサイトを引き渡します。サイト本体のほか、サイトに紐づくSNSアカウントやアフィリエイト契約の引き継ぎも併せて行う場合もあります。

WEBサイトの引き渡しはサーバー移転・ドメイン移管といった専門的な知識が必要になるため、サイト売却において最も時間と手間のかかる工程と言えます。少なくとも売主・買主どちらかに経験がないと思わぬトラブル(サイトデータの消失や不具合等)が発生する場合がありますので、不安な方はサイト移行代行サービスを利用するのがおすすめです。移行代行はサイト売買サービス(ラッコM&Aでは税込16,500円~)のオプションを利用するのが良いでしょう。

譲渡物の引き渡しが終わったら、買主による検収(譲渡物に問題が無いか確認すること)期間に入ります。

手順6:取引完了(支払い完了)

M&A サイト売却 手順6

買主の検収に合格すると、売主に売買代金が支払われます(エスクローの場合はサービス提供者から売主へ送金)。これで取引は完了です。

買主との契約内容によっては、譲渡後に一定期間の運営サポートが続く場合などもあります。

初めてのサイト売却なら『ラッコM&A』

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ここまでサイト売買の基本や売却の流れをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?個人でも売買を行う人が増えているとはいえ、全くの初心者には少々難しそうと感じた方もいらっしゃるかもしれません。

掲載数・成約数No.1のサイト売買プラットフォーム『ラッコM&A』は、売主の8割が個人というデータからも分かるように、初めてサイトを売る個人の方に特におすすめできるサービスです。ほぼ全ての売却フローがシステム化されているので、初めてのサイト売却で迷いやすい・つまづきやすいポイントが徹底的にサポートされています。

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