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マーケティングへのメタバース活用の2大メリット
(画像:メタバース総研)
マーケティングをメタバースへ活用する主要なメリットとして大きく以下の2つが挙げられます。
- ①若年層への認知獲得
- ②ブランドへのロイヤリティ強化
それぞれについてわかりやすく紹介していきます。
①若年層への認知獲得
メタバースは新サービスへの受容性の高い若年層を中心に急速に普及が進んでおり、例えば代表的なメタバースであるRobloxのユーザーは半数以上が13歳未満となっています。そのため、メタバースは若年層をターゲットとする新たなマーケティング手法として注目を集めています。
②ブランドへのロイヤリティ強化
認知されることに留まってしまう傾向のあるWEB/SNS広告に比べ、メタバースでは、楽しい/面白い体験を通じ、自然とブランドへの愛着を強化することができます。今後はエンタメと広告/マーケティングの境界が融合した、ブランドが提供する体験を通じた認知・消費行動が加速すると考えられます。
マーケティングへの注目メタバース活用事例
GUCCIは、若年層向けのブランドへのロイヤリティ強化を目的とし、大人気メタバースプラットフォーム「Roblox」上に、常設エリアである「GUCCI Town」をオープンしました。
Robloxとは、他ユーザーが作成した様々なゲームをプレイしたり、ユーザー自身もゲームを作成することのできる、ゲームを軸とするメタバースプラットフォームです。
「GUCCI Town」にはグッチのアイテムに関連するゲームを楽しめる競技場、アート制作を楽しめるアトリエ、ヴィンテージから新作アイテムを見ることのできる展示スペースなどが存在し、ユーザーはメタバースの世界でグッチに纏わる様々なブランド体験をすることができます。
商品の魅力を、従来のSNS広告のように一方的に訴求するのではなく、ユーザー自らの主体的な体験を通じて訴求することができる、メタバースならではのマーケティングを実現する注目の事例となっています。
成果に繋がるメタバース活用の3つのポイント
成果につながるメタバース戦略/企画の立案に向けたポイントとして以下の3つが挙げられます。
- ①自社の課題・活用目的の明確化
- ②経営課題を踏まえた骨太なメタバース戦略の策定
- ③UXに軸足を置いたメタバースならではの体験設計
それぞれについてわかりやすく紹介していきます。
①自社の課題・活用目的の明確化
現在メタバース活用に取り組む企業には、”メタバースを活用すること自体”が目的化してしまっている企業が見受けられます。
その結果、商品プロモーションやブランディングなど、期待していた成果を上げられないという結果に終わってしまいます。
そのため、「活用によりどのような経営課題を解決したいのか?」「課題解決の打ち手としてなぜメタバースではないといけないのか?」といった自社の経営課題や活用目的の明確化が、成果につながる戦略/企画策定の大前提となります。
②経営課題を踏まえた骨太なメタバース戦略の策定
現在メタバース活用に取り組む企業には、メタバース活用の取り組みが単発で終わってしまっている企業が見受けられます。
その結果、活用のPDCAが回らない、メタバース活用が小粒な施策の1つに留まってしまうなど大きな収益機会の獲得に繋がらないという結果に終わってしまいます。
そのため、中長期での事業の目指す姿や足元の実証的な取り組み計画を策定するなど、骨太なメタバース戦略の策定が重要となります。
③UXに軸足を置いたメタバースならではの企画/体験設計
企業側の都合が中心で設計された、ユーザーバリューやユーザビリティの低いメタバースをリリースしてしまった場合、ユーザーが価値を感じず、継続的な利用をしてくれないという結果に終わってしまいます。
そのため、ユーザー目線で”メタバースならでは”の価値ある体験を届けることのできる企画や体験設計が重要となります。
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