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WPPとKDDI、戦略的パートナーシップを締結 Web3デジタルコンテンツ領域で幅広く協業

 WPPは3月7日、日本の通信グループであるKDDIと、日本の次世代デジタルコンテンツ開発で提携すると発表した。

 この提携により、WPPが持つ世界における事業規模やデジタルクリエイティブの専門性と、KDDIが持つWeb3の豊富な知識、IPオーナーやコンテンツ制作者との強い関係性を融合させ、日本のデジタルクリエイターを支援することを目的としている。

 またこれにより、WPPとその傘下のエージェンシーは、KDDIと共同で事業拡大やクリエイティブ開発の機会を開拓し、WPPのクライアント企業への提案やKDDIが新たに立ち上げた「αU」の展開など幅広く協業していくとしている。

 今回の提携について、WPPジャパンCEOの松下恭子は次のように述べている。

「日本のデジタル・エコシステムが世界基準に追いついていく中、コンテンツ制作者が成功するために最新の技術が手にできる環境を作ることがとても重要です。

 WPPはクリエイティブ・トランスフォーメーション・カンパニーとして、KDDIとの提携を大変うれしく思っており、共に業界最高峰のツールを開発し、クライアントやそのブランドに比類のないコンテンツ機会を提供できると確信しています」

 KDDI株式会社、執行役員、経営戦略本部長 兼 事業創造本部長 松田浩路氏は次のように述べている。

「このたびは、WPPとの間でWeb3事業における戦略的パートナーシップを締結できたことを大変嬉しく思います。

 KDDIはこれまで「バーチャル渋谷」をはじめ、国内で先駆的な取り組みを進めてきました。

 一方、ボーダ一レスなメタバースの世界において、日本発で世界にも誇れるサービスの構築を目指しており、思いを同じくするWPPと連携することで取り組みを加速できることを期待しています。

 常に変革を起こし続けてきたWPPとともに、新しい時代にふさわしいサービス、世界に大きく羽ばたいていけるアライアンスの創出を目指していきます」

 今回の発表は、WPPのコマースおよび決済ソリューション提供の拡大を目的としたBigCommerceおよびStripeとのグローバルパートナー契約、ならびにUnreal Engineを活用した次世代インタラクティブ体験の構築を目指すEpic Gamesとの提携に続くものとなっている。

 各パートナーシップの詳細は以下のプレスリリース(英語)を参照。

WPPについて

 WPPは、クリエイティビティの力を使って、人々、地球、クライアント、コミュニティのために、より良い未来を創るというパーパスの下、クライアント企業のクリエイティブ・トランスフォメーションを支援している。

 日本においては、AKQA、BCW、ジオメトリー・オグルヴィ、グレイ、グループエム、ホガース、ランドー&フィッチ、VMLY&R、ワンダーマン トンプソンなど15社がその人材とスキルと力を結集して、コミュニケーション、エクスペリエンス、コマース、テクノロジーの分野で国内外の企業にサービスを提供している。

 詳しくはウェブサイト ( https://www.wpp.com/ )にてご確認いただける。

KDDIについて

 KDDIは、「au」「UQ mobile」「povo」をマルチブランドで展開し、国内外の多くの個人・法人の顧客に5G・IoTサービスを提供する日本の大手通信サービス事業者。

 KDDIは、5Gの特性を生かし、通信の新時代に向けて、「つながり方」の進化を推進している。

 詳しくはウェブサイト ( www.kddi.com )にてご確認いただける。

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