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ゲームの動画広告制作者の7割以上に不安や悩みあり 成果が出ない人は低コスト重視の傾向【メイラボ調査】

 ゲーム業界に特化した動画広告サービス「Mr.GAMEHIT(ミスターゲームヒット)」(https://mrgamehit.com/)を提供する株式会社メイラボは、ゲームの動画広告制作に携わったことのある人104名を対象に、ゲームの動画広告制作に関する実態調査を実施した。

調査サマリー

ゲームの動画広告制作に関する実態調査概要

調査概要

  • 調査主体:株式会社メイラボ
  • 調査時期:2023年2月27日〜同年2月28日
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査対象:ゲームの動画広告制作に携わったことのあるゲームマーケター・制作担当者104名
  • 調査機関:株式会社IDEATECH

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない。

ゲームの動画広告の媒体、「SNS広告」が64.4%で最多

 「Q1.あなたは、ゲームの動画広告を、どのような用途で活用しましたか。(複数回答)」(n=104)と質問したところ、「SNS広告」が64.4%、「ディスプレイ広告」が51.0%、「アフィリエイト広告」が40.4%という回答となった。

ゲームの動画広告の媒体の調査結果

  • SNS広告:64.4%
  • ディスプレイ広告:51.0%
  • アフィリエイト広告:40.4%
  • インバナー動画広告:27.9%
  • インストリーム動画広告:26.0%
  • インリード動画広告:16.3%
  • その他:1.0%
  • わからない:5.8%

ゲームの動画広告を制作した理由、第1位「拡散・話題化が狙いやすいから」、第2位「ゲームの世界観を表現しやすいから」

 「Q2.あなたが、ゲームの動画広告を制作した理由を教えてください。(複数回答)」(n=104)と質問したところ、「拡散・話題化が狙いやすいから」が53.8%、「ゲームの世界観を表現しやすいから」が41.3%、「ターゲットに届きやすいから」が39.4%という回答となった。

ゲームの動画広告を制作した理由の調査結果

  • 拡散・話題化が狙いやすいから:53.8%
  • ゲームの世界観を表現しやすいから:41.3%
  • ターゲットに届きやすいから:39.4%
  • 静止画やテキストより多くの情報を伝えられるから:38.5%
  • SNSとの相性がいいから:35.6%
  • アプローチの幅が広いから:20.2%
  • その他:0.0%
  • わからない/答えられない:7.7%

他にも「動画の方がコンバージョンが高いから」や「若者をターゲットにした広告を打ちたいから」などの理由も

 Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q3.Q2で回答した以外に、ゲームの動画広告を制作した理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=96)と質問したところ、「動画の方がコンバージョンが高いから」や「若者をターゲットにした広告を打ちたいから」など54の回答を得ることができた。

自由回答・一部抜粋

  • 40歳:動画の方がコンバージョンが高いから。
  • 52歳:若者をターゲットにした広告を打ちたいから。
  • 58歳:実際の画面を見てもらう方が訴求できる。
  • 26歳:効率良く世間に伝えるため。
  • 54歳:一番需要があると判断したから。
  • 36歳:若い層のウケが良い。

ゲームの動画広告制作を行う上で、72.2%が「不安や悩みがあった」と回答

 「Q4.ゲームの動画広告制作を行う上で、不安や悩みはありましたか。」(n=104)と質問したところ、「非常にあった」が30.9%、「ややあった」が41.3%という回答となった。

ゲームの動画広告制作を行う上で不安があったかの調査結果

  • 非常にあった:30.9%
  • ややあった:41.3%
  • あまりなかった:18.3%
  • 全くなかった:9.6%

広告制作での不安や悩み、「ゲームユーザーに刺さる動画になっているかがわからない」「動画制作担当者のゲーム理解度が低い」など

 Q4で「非常にあった」「ややあった」と回答した方に、「Q5.ゲームの動画広告制作を行う上で感じていた、不安や悩みを教えてください。(複数回答)」(n=75)と質問したところ、「ゲームユーザーに刺さる動画になっているかがわからない」が69.3%、「動画制作担当者のゲーム理解度が低い」が41.3%、「納品された動画のクオリティが低い」が30.7%という回答となった。

広告制作での不安や悩みの調査結果

  • ゲームユーザーに刺さる動画になっているかがわからない:69.3%
  • 動画制作担当者のゲーム理解度が低い:41.3%
  • 納品された動画のクオリティが低い:30.7%
  • 想定以上に制作期間がかかった:28.0%
  • 想定以上にコストがかかった:18.7%
  • その他:0.0%
  • わからない/答えられない:0.0%

他にも「アイデアが浮かばない」や「そもそもスキルを持った人材が少ない」などの悩みも

 Q5で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q6.Q5で回答した以外に、ゲームの動画広告制作を行う上で感じていた、不安や悩みがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=75)と質問したところ、「アイデアが浮かばない」や「そもそもスキルを持った人材が少ない」など38の回答を得ることができた。

自由回答・一部抜粋

  • 47歳:アイデアが浮かばないこと。
  • 36歳:そもそもスキルを持った人材が少ない。
  • 58歳:音楽等音声の出来。
  • 36歳:インパクトの強い内容にするため悩んだ。

制作したゲームの動画広告において、約8割が「思い通りの成果」を実感

 「Q7.制作したゲームの動画広告において、思い通りの成果は出ましたか。」(n=104)と質問したところ、「かなり出た」が20.3%、「やや出た」が56.7%という回答となった。

制作したゲームの動画広告において、思い通りの成果が出たかの調査結果

  • かなり出た:20.3%
  • やや出た:56.7%
  • あまり出なかった:14.4%
  • 全く出なかった:1.9%
  • わからない/答えられない:6.7%

広告の成果がでた人が最も重視していたこと、「ゲームユーザーが共感できるような内容にする」が最多

 Q7で「かなり出た」「やや出た」と回答した方に、「Q8.ゲームの動画広告の制作・運用において、最も重視していたことを教えてください。」(n=80)と質問したところ、「ゲームユーザーが共感できるような内容にする」が38.7%、「1本あたりの制作コストを抑えて数を打つ」が20.0%という回答となった。

広告の成果がでた人が最も重視していたことの調査結果

  • ゲームユーザーが共感できるような内容にする:38.7%
  • 1本あたりの制作コストを抑えて数を打つ:20.0%
  • PDCAサイクルを回す:18.8%
  • トレンドと関連させる:10.0%
  • 操作がイメージしやすい動画にする:12.5%
  • 続きが予測できる動画にする:0.0%
  • その他:0.0%

一方で成果がでなかった人が重視していたこと、「1本あたりの制作コストを抑えて数を打つ」が最多

 Q7で「あまり出なかった」「全く出なかった」と回答した方に、「Q9.ゲームの動画広告の制作・運用において、最も重視していたことを教えてください。」(n=17)と質問したところ、「1本あたりの制作コストを抑えて数を打つ」が29.4%、「ゲームユーザーが共感できるような内容にする」が17.7%という回答となった。

広告の成果がでなかった人が重視していたこと

  • ゲームユーザーが共感できるような内容にする:17.7%
  • 1本あたりの制作コストを抑えて数を打つ:29.4%
  • PDCAサイクルを回す:17.6%
  • トレンドと関連させる:11.8%
  • 操作がイメージしやすい動画にする:17.6%
  • 続きが予測できる動画にする:5.9%
  • その他:0.0%

まとめ

 今回は、ゲームの動画広告制作に携わったことのあるゲームマーケター・制作担当者104名を対象に、ゲームの動画広告制作に関する実態調査を実施した。

 ゲームの動画広告を制作した理由として、5割以上が「拡散・話題化が狙いやすいから」と回答しており、他にも「動画の方がコンバージョンが高いから」などのメリットがあることが分かった。

 ゲームの動画広告制作を行う上で、72.2%が「不安や悩みがあった」と回答しており、主に「ゲームユーザーに刺さる動画になっているかがわからない」や「動画制作担当者のゲーム理解度が低い」などに悩んだ担当者が多いようだ。

 また、広告の成果を左右するポイントは、担当者の意識にあることが分かった。

 成果が出なかった担当者が重視していた点は「1本あたりの制作コストを抑えて数を打つ」である一方、広告の成果がでた担当者が最も重視していた点は、「ゲームユーザーが共感できるような内容にする」であるという差も明らかになっている。

 動画広告において、ターゲット層が惹かれる内容にする必要があり、これはゲームの広告においても例外ではないようだ。

 そのため、ゲームの動画広告にはゲーマーが惹かれる動画である必要があり、動画製作側がゲームをいかに理解しているかが重要だといえるだろう。

 もちろんコストを意識する必要はあるが、動画広告が溢れかえる現代においては、とりあえず動画を低単価で仕上げ、広告を多数打つという施策が必ずしも効果的だとはいえなくなった。

 動画広告をより有効的に活用するには、ターゲット層であるゲーマーがいかに共感できるのかという点を重視することが、結果的にはコスパが高いと考えられそうだ。

Mr.GAMEHITについて

 Mr.GAMEHITは、ガチゲーマー集団によるゲーム業界に特化した動画広告サービス。

「動画制作」と「広告運用」でゲームプレイヤー数増加をサポート。戦略立案から企画・制作・分析、クリエイティブ改善まで一気通貫で提供している。

 過去5,000本以上の制作実績を元に、“思わずプレイしたくなる動画”と“勝ちクリエイティブへ導く運用”で成果改善を支援。

 有名タイトルからインディーゲームまで、国内外のゲーム会社、広告代理店、ゲームメディア等に利用されている。

資料請求はこちら:https://mrgamehit.com/document/

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