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生成AIの使用経験者は33.5% 生成AIツールの利用率最多は「ChatGPT」で48.4% 【GMOリサーチ調査】

生成AIの使用経験者は33.5% 生成AIツールの利用率最多は「ChatGPT」で48.4% 【GMOリサーチ調査】

 GMOリサーチ株式会社は、生成AIの利用状況に関する自主調査の結果を公開し、過去3か月で生成AIの利用経験者が2倍に増加したことを明らかにした。この調査は、日本国内の15歳以上の男女1,107名を対象に、2024年2月20日から3月5日にかけてオンラインで実施された。

生成AIの使用経験者は33.5% 生成AIツールの利用率最多は「ChatGPT」で48.4% 【GMOリサーチ調査】

 調査結果によると、生成AIの認知率は3か月前と比較して7.5ポイント上昇し、利用経験率は16.9ポイント増加して33.5%に達した。特に注目すべきは、生成AIの存在を知った上で実際に利用に至った人の割合が大幅に増えている点である。しかし、利用経験者の半数以上が「ほぼ使わない」と回答しており、実際に活用できていないユーザーが多いことも判明した。

 業務利用において最も重視されるポイントは「使いやすさ」で45.6%、「精度と信頼性」が37.2%と続く。これらの結果は、生成AIを業務に取り入れる際の障壁となり得る要素を示しており、ユーザーが求める使いやすさや信頼性の高いAIツールの提供が今後の普及において重要であることを示唆している。

 また、最も利用されている生成AIツールとしては「ChatGPT」が48.4%でトップに挙げられ、法人向け生成AIツールの導入も進んでいることが明らかになった。これは、企業が生成AIの技術を活用した開発に積極的に取り組んでいることを示しており、生成AIの応用範囲が広がっていることを物語っている。

生成AIの使用経験者は33.5% 生成AIツールの利用率最多は「ChatGPT」で48.4% 【GMOリサーチ調査】

 GMOリサーチは、この調査結果を基に、生成AIの利用が日本国内で急速に広がっている現状を捉えつつ、利用頻度が低いという課題にも言及。生成AIのさらなる普及と定着には、ユーザーが直面する課題の解決が鍵となると指摘している。

 今回の調査は、生成AIの急速な普及とその利用状況に関する貴重なデータを提供し、今後のAI技術の発展と社会への影響についての議論を促すものとなるだろう。

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