ライブコマース事業を展開するCellestは、自社が運営する「ぞうねこちゃんねる」の視聴者を対象に、ライブコマースの利用実態に関するアンケート調査を実施した。その結果、驚くべきことにZ世代を超えて35-54歳の利用が最も多いことが明らかになった。また、回答者の約4割が週に1回はライブコマースを利用し、約3割が月に2万円以上の商品を購入していることが判明した。
ライブコマースとは、SNSやその他のプラットフォームを活用して、ライブ動画を配信しながら商品を紹介・販売する新しい販売形態を指す。中国ではこのライブコマースが非常に浸透しており、2023年の上半期の取引額は約1兆9916億元に上るなど、その規模の大きさが伺える。日本ではまだ浸透しているとは言えないが、一般の主婦が1ヶ月で1,000万円以上の売上を上げるなど、注目されている。
本アンケート調査では、ライブコマースの利用実態を深堀り。特に「ぞうねこちゃんねる」の視聴者は、購買意欲が高く、情報感度も高いユーザーが多いため、ライブコマースの利用実態がより詳しく明らかになった。
調査のポイントとして、Z世代よりも35-54歳の視聴者が60%以上と最も多いこと、また、ライブコマースを視聴する主な理由として、商品への深い理解や配信者との信頼関係が挙げられた。また、ライブコマースで購入する商品の種類に関しては、化粧品が最も人気で、次いで衣料品、日用品と続く。
Cellestは、今後もライブコマースの可能性を追求し、さまざまな業種・業態のパートナー企業との連携を強化していく方針だ。ライブコマースを起点に、新しいシナジーを生み出していくことを目指している。
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