株式会社ネオマーケティングは、全国の男女1,000人を対象に「Threads」に関する調査を実施した。
2023年7月6日、FacebookやInstagramを運営するMeta社が突如リリースしたテキストベースのSNS「Threads」。
イーロン・マスク氏によるTwitter/Xの買収以来、ユーザーにとって制限にもなりうるルールの追加が相次いだ時期と重なったこともあり、「Twitter/Xに代わるSNSが登場か」と非常に大きな話題になった。
リリースから約1カ月。日本ではどれだけ認知され、利用されるようになったのかを調査した。
調査概要
- 調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
- 調査の対象:全国18歳以上69歳以下の男女
- 有効回答数:1,000名
- 調査実施日:2023年7月26日(水)~2023年7月27日(木)
- 調査主体:株式会社ネオマーケティング
若年層の認知度は約3割と特に高いが、利用率は1割に満たない
利用率の拡大が今後の課題に
- 全体の認知度は18.6%であった。
若年層の認知度は33.4%で、Twitter(66.9%)の半分程度まで上がる結果となっており、若者を中心に認知され始めているといえる。 - 一方で「知っている」人のうち、「実際に利用したことがある」人は全体で4.2%、若年層でも8.5%と低い結果となった。
今後普及していくためには、若年層を中心とした利用率の拡大が課題といえよう。
Threads利用者のうち「Threadsの利用を増やす」と回答した人は約7割
一方で「Threadsの利用を減らす」と回答した人は約3割
- 利用したことがある人のうち、ThreadsとTwitter/Xを併用する意向を示した人は、合計で82.1%となった。
しばらくは利便性や普及具合などを確かめながら利用する人が大半であることがわかる。 - Threadsの利用に積極的な回答をした人は合計で65.2%だった。
一方でThreadsの利用に消極的な回答をした人は34.7%であった。
おおむね受け入れられるものの離脱率が低いとはいえず、将来的な利便性の向上が鍵になると考えられる。
Twitter / XとThreadsの使い分けはまだ検討中?!
- Twitter / XとThreadsをどちらも利用したことがある人に今後の使い分けを聞いてみると
- 「まだよくわかりません。特徴がつかめたらそれに合わせて使い分けたいです」や
「いずれも閲覧がメインなので特に考えていない。」など、
使い分けを特に考えていない人や探り途中の人がいた。
まだ新しいサービスなこともあり、周りの反応や投稿内容を見つつ、使用方法を探り中の方が多いようだ。
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