スイッチメディアは、メ～テレと共同で、東海3県のテレビ視聴データを活用した新たな広告提案を開始した。この取り組みでは、従来の性年代データに加え、100以上のアンケートデータと購買属性を組み合わせたターゲットセグメントを設定し、番組の価値を再定義して広告主に提案する。
例えば、パッケージ旅行を扱う企業に対しては、「趣味や余暇の過ごし方」「今後お金をかけてよいと思うもの」に「旅行」と回答した人たちがよく見る番組を中心にテレビCM出稿の提案が可能。また、紅茶を扱う企業には、紅茶を高頻度で購入するヘビーユーザーがどの程度CMを見ているかを分析し、CM出稿の提案やキャンペーン後の結果確認、レポーティングも行う。
スイッチメディアは、ターゲット属性視聴者へのリーチ人数の推移やCM視聴単価などをファクトベースで可視化し、広告出稿の効率性の判断をサポートする。メ～テレでは、分析結果に基づき、非効率な部分を特定し、ターゲットリーチが鈍化するポイントを可視化することで、より効率的なCM枠の提案や、無駄になっているテレビCM出稿分をデジタル広告や街頭サイネージ施策などに変更することで、広告出稿全体の効率を向上させる提案が可能となる。
また、「TVAL」ではリアルタイム視聴率を確認でき、分単位で視聴率を確認することができる。これにより、番組放送後にすぐに結果を確認し、今後の番組編成に活かすことが可能。
スイッチメディアは、国内最大規模のテレビ視聴パネルから独自に収集したテレビ視聴データを保有し、多面的な切り口の属性情報によりターゲットを絞り込み、テレビCM視聴と商品購入の関係性を分析して売上につなげるクラウド型テレビCM出稿分析サービス「TVAL」および今放送中のテレビ番組視聴率がわかる「TVAL now」を開発・運営している。
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