株式会社オンジンは、GoogleやYahoo!の検索結果に表示される記事でおすすめされている、商品やサービスに関する意識調査を実施した。
調査結果サマリー
- 記事を完全に信頼している割合は「4.5%」
- 「約9割」のユーザーが記事の情報を、商品やサービスを購入する判断材料にしている
- 最も信頼度が上がると感じる情報は「メリットだけでなくデメリットも含めた商品の説明」
- 記事以外で最も参考にしている情報は「SNS」
※「株式会社オンジン」調べ
調査概要
- 調査概要:GoogleやYahoo!の検索結果に表示される記事で、おすすめされている商品やサービスに関する意識調査
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2023年7月4日〜7月5日
- 有効回答:288名
- 回答者年代:20代〜50代
調査結果の掲載元記事はこちら:https://onjin.co.jp/blog/survey-2
調査詳細
Q1. GoogleやYahoo!の検索結果に表示される記事で、おすすめされている商品やサービスのあなたの信頼度を教えてください。
「完全に信頼している」は4.5%です。最も多いのが「一部だけ信頼している」の54.8%。次いで「大部分信頼している」が29.1%。
少なからず信頼していると回答した方の割合を足し上げると88.4%となった。
よって約9割のユーザーが記事の情報を、商品やサービスを購入する判断材料にしているといえる。
Q2. GoogleやYahoo!の検索結果に表示される記事で、おすすめされている商品やサービスのあなたの信頼度を教えてください。(年代別)
40代の信頼している割合が最も高い結果となった。
全体の傾向に大きな差はないため、年代問わず記事の情報は商品やサービスを購入する判断材料になっていると判断できる。
Q3. 記事にどんな情報があれば、おすすめされている商品やサービスの信頼度が上がると感じますか?3つまでお選びください。
最も信頼度が上がると感じるのは「メリットだけでなくデメリットも含めた商品の説明がある(29.5%)」となった。
2位は「実際に商品やサービスを使った体験談がある(19.4%)」。
3位は「記事執筆者が商品ジャンルに対する専門性が高いことがわかる(14.6%」。
「専門家が実際に商品を使ってわかった内容をデメリット含めて説明すること」が求められているとわかった。
「記事に監修者をつけて情報の質を担保していることがわかる」は7位とその他を除けば最も低い結果になっている。
昨今専門性や権威性を高めるため、記事に監修者をつけるケースが増えているが、監修だけでなく専門家が執筆することでより信頼度を高められるといえるだろう。
Q4. 記事にどんな情報があれば、おすすめされている商品やサービスの信頼度が上がると感じますか?3つまでお選びください。(年代別)
年代別に見ると、30代が「メリットだけでなくデメリットも含めた商品の説明」を最も求めていることがわかった。
全体の傾向に大きな差はない。
Q5. 記事以外にどんな情報を参考にして、購入する商品やサービスを選定していますか?3つまでお選びください。
最も参考にしている情報は「SNS(Twitter、Facebook、Instagram、TikTok)(24.1%)」となった。
2位は「動画配信サイト(YouTube、ニコニコ動画)(20.6%)」。
3位は「信頼できる知人の意見(20.0%)。
「メリットだけでなくデメリットも含めた商品の説明」が求められていることから、SNSで確認できる利用ユーザーの生の声を、商品選定の参考にしていると考えられる。
よってSNSでUGCが生むマーケティング活動が、信頼度を高める上で重要といえるだろう。
Q6. 記事以外にどんな情報を参考にして、購入する商品やサービスを選定していますか?3つまでお選びください。(年代別)
若い年代ほどSNSの情報を参考にしていることがわかった。
ターゲットの年齢が若い商品やサービスであればあるほど、SNSでUGCを生むマーケティング活動が重要といえるだろう。
調査結果の掲載元記事はこちら:https://onjin.co.jp/blog/survey-2
調査結果のまとめ
- 記事を完全に信頼している割合は「4.5%」
- 「約9割」のユーザーが記事の情報を、商品やサービスを購入する判断材料にしている
- 最も信頼度が上がると感じる情報は「メリットだけでなくデメリットも含めた商品の説明」
- 記事以外で最も参考にしている情報は「SNS」
※「株式会社オンジン」調べ
人の幸せを第一に考えて記事執筆することが重要
今回の調査結果を裏返せば「素人が体験せず、インターネットで良いポイントだけ調べて、まとめた商品サービス紹介記事は信頼されにくい」と言える。
Google が掲げる 10 の事実に記載されている、「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。」の姿勢を忘れてはいけないと同社は感じている。
ビジネスの発展や会社の評判を高める上でも、記事を見る人を家族のように考えて、どのような情報を提供すれば幸せになるか考えて対応することが重要であり、求められているのではないだろうか。
「メリットだけでなくデメリットも含めた商品の説明」や「実際に商品やサービスを使った体験談」が1、2番目に求められていることから、その道の専門家でなくても、自ら商品を使ってわかった情報を嘘偽りなく発信することが大切だと言えるだろう。
昨今、GoogleやYahoo!で表示される記事が参考にならないと言われることがある。(実際にサジェストで上記のように表示されている)
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