東南アジア・台湾で最大規模のEコマースプラットフォームを運営するショッピージャパンは、美容商品のカスタマージャーニーに関する興味深い調査結果を発表した。この調査は、Shopeeの現地ユーザーが美容商品を購入する際の行動パターンを明らかにすることを目的としている。
調査は2023年9月1日から15日にかけて実施され、約16,000人の有効回答を得た。その結果、76%のユーザーがShopeeでの購入を好む傾向があることが判明。価格の安さ、商品情報の明確さ、プラットフォーム及びセラーへの信頼が購入の決め手となっている。
また、ユーザーはサーチ機能やフラッシュセールページを利用して美容商品を発見しており、54%が月に1回以上の購入頻度を示している。このデータは、日本越境セラーがShopeeを利用して効果的に商品を販売するための重要な指標となる。
ショッピージャパンは、キーワード広告やShopeeライブ、アフィリエイトマーケティングシステムを通じて、セラーがより多くのユーザーに商品を発見してもらう機会を増やす方法を提案している。さらに、送料無料や価格割引券、フラッシュセールなどのプロモーションを実施することで、購入意欲を高める戦略も有効であるとしている。
Shopeeは、デジタルエコシステムを通じて、企業のデジタル化とオンラインプレゼンスの強化、現地社会の活性化を支援している。今回の調査結果は、Eコマースプラットフォームがいかに消費者の購買行動に影響を与えているかを示すものであり、今後のマーケティング戦略において重要な役割を果たすことだろう。
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