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顧客時間の代表・岩井琢磨、共著『イノベーションの競争戦略』が「日本マーケティング本大賞2023」大賞受賞

 顧客時間代表の岩井琢磨が共著者として名を連ねた「イノベーションの競争戦略」が、この度、日本マーケティング本大賞2023において大賞を受賞した。同書は、内田和成氏が主宰する研究会と共に、イノベーションの核心に迫る研究を2年間にわたり行い、その成果を集約したものである。

顧客時間の代表・岩井琢磨、共著『イノベーションの競争戦略』が「日本マーケティング本大賞2023」大賞受賞

 この書籍は、顧客の行動を促し、市場での優位性を築くイノベーション戦略の仕組みを解き明かすことに焦点を当てている。岩井は、早稲田大学ビジネススクール内田ゼミの出身として、共著者の一員として執筆に携わった。日本マーケティング学会員が推薦する書籍を選出する同賞では、56作品の中から1次投票で8作品がノミネートされ、最終的に大賞と準大賞が決定された。

 「イノベーションの競争戦略」は、イノベーションを加速させる「社会構造」「技術革新」「心理変化」の三つの要素を「イノベーションのトライアングル」として提示し、国内外の事例を交えてイノベーションのあり方を探求している。事業開発やマーケティングに関わる多くの専門家にとって、見逃せない一冊と言えるだろう。

 また、本書で提唱される視点をもとに、内田氏と岩井がイノベーションに関する思考法を深堀りする連載「内田和成の緊急提言」も注目されている。イノベーションに関する新たな解釈と日本企業への処方箋を提言するこの連載は、日経クロストレンドで展開されている。

 顧客時間は、チャネル開発やチャネル変革をDX、D2C、OMOなどの領域で独自メソッドを軸に開発し、実装支援を行っている。岩井琢磨と奥谷孝司の共同CEOが率いる同社は、マーケティングコンサルティングや事業変革を推進するサービスを提供している。

 今回の受賞は、顧客時間がこれまでに築き上げてきた実績と、イノベーションに対する深い洞察を市場が認めた証と言えるだろう。今後も同社から目が離せない。

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