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コンテンツマーケティングにおける生成AIの利用率はB2B企業で36% B2C企業で22.6%【日本SPセンター調査】

コンテンツマーケティングにおける生成AIの利用率はB2B企業で36% B2C企業で22.6%【日本SPセンター調査】

 日本SPセンターが実施した「コンテンツマーケティング・サーベイ 2023 Summer」によると、コンテンツマーケティングのビジネス上の成果はB2B企業で65.3%、B2C企業で47.2%という結果が出た。特にB2B企業は前年比22.5ポイントの増加を見せ、B2C企業を逆転した。この成果の背景には、生成AIの活用があると考えられる。

コンテンツマーケティングにおける生成AIの利用率はB2B企業で36% B2C企業で22.6%【日本SPセンター調査】

 生成AIをコンテンツ制作に活用している企業はB2Bで36.0%、B2Cで22.6%とまだ少数だが、特にB2B企業での活用が進んでいる。生成AIを用いた新たなアイデア出しや、切り口の考察が最も多く、記事の構成案作成や草稿作成にも利用されている。

コンテンツマーケティングにおける生成AIの利用率はB2B企業で36% B2C企業で22.6%【日本SPセンター調査】

 しかし、生成AIを活用するためには社内ガイドラインの整備や最新情報の共有、研修・教育プログラムの実施、費用対効果の高いツールの選定が必要とされている。B2B企業では最新情報の共有に重点を置き、B2C企業では研修・教育プログラムの充実が求められている。

 また、コンテンツマーケティングに専任のメンバーが「ひとり以下」というチームがB2Bで48.0%、B2Cで58.5%と多く、人的リソースの不足が続いている。生成AIの活用による業務効率化への期待が高まっている。

 今後も日本SPセンターは、コンテンツマーケティングにおける生成AIの活用実態の調査を継続し、その成果と課題を明らかにしていく予定だ。生成AIがマーケティングの現場でどのように活用され、業務効率化や成果向上に貢献するのか、その進展に注目が集まる。

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