「はたらいて、笑おう。」をビジョンに掲げるパーソルグループのパーソルイノベーション lotsful Companyが運営する副業人材マッチングサービス『lotsful』は、“副業期間”についての調査を実施し、その結果を公表した。
調査結果によると、これまで行った副業の平均期間は3か月未満が約半数という結果が明らかになった。具体的には、1か月未満が11.3%、2か月未満が10.0%、3か月未満が24.8%となっている。また、最も期間が長かった副業に関しては、4か月未満が約半数を占めている。
副業が続いた主な理由として、自身の経験とマッチし強みを生かすことができたと回答した人が27.2%と最も多かった。次いで、副業先との良好な人間関係が構築できたという理由が26.9%で2位となった。一方、継続しなかった理由の1位は「割に合わなかった」で23.3%、2位は「もともと短期の契約だった」で22.1%となった。
また、副業を続けるために必要とされる努力に関して、スキルの開発や能力を高めたと回答した人が最も多く、22.4%を占めた。次いで、人間関係の構築が21.5%で2位となった。
平均副業期間が4ヶ月以上の人の中で、副業の推奨度が「7」以上を選んだ割合が高く、副業への満足度は4ヶ月の継続を境に上昇する傾向が見られた。
lotsful Company代表の田中 みどり氏は、今回の調査結果について以下のようにコメントした。
「副業を長く続けるためには、業務内容が自身の経験と強みにマッチしていることや、副業先との人間関係の構築が重要であることが分かりました。」
「これからも、企業・個人双方が満足のいくマッチングをサポートしていきたいと思います。」
この調査は、全国の企業に勤める会社員の20~40歳代の男女を対象に、2023年9月4日から9月8日までの期間にインターネット調査を実施し、669人から回答を得たものである。
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