Bootが、商品に関する質問にAIが答える新しいチャットボット「商品解説AI」をリリースした。このサービスは、AIと専門データを組み合わせてリアルタイムでの回答を可能とし、ユーザーが求める情報を迅速に提供することが特徴となっている。
商品解説AIは、商品の利用方法や料金形態などの情報をデータベースに登録することで、ユーザーがチャットボットに入力した質問に対してAIが即座に回答するシステムとなっている。データの登録は一括で行うことができ、データを増やすことでAIの性能も向上する。
ユーザーが入力した内容を基にAIが類推し、欲しい情報を理解してその場で回答を行う。質問がデータベースに登録されていない情報に関連する場合でも、関連する情報や計算した数値を提供することができる。このような思考して回答する能力により、商品解説AIは従来のチャットボットとは一線を画している。
また、ユーザーの利用状況や入力内容を分析することで、リード獲得に繋げることも可能となっている。Bootはこれまでシステム受託開発を主事業としてきたが、近年のAIブームに伴い、AI系システムの依頼が増加。この背景から、チャットボット業界の課題を解決する新サービスの開発に取り組んだ。
従来のチャットボットはシナリオ型であり、ユーザーの自由入力に対応することが難しかった。しかし、商品解説AIはユーザーの自由入力にも対応し、リアルタイムでのオリジナル回答が可能となっている。これにより、ユーザーの不満を減少させ、質の高いリードの獲得を期待できる。
商品解説AIは、フリープランで1つのチャットボットを利用することができる。2つ以上の利用や、より高度な機能を求める場合は、スタンダードプラン（月額30,000円（税込））が必要となる。エンタープライズプランも提供されており、よりカスタマイズしたサービスを求める企業に対応している。
この新サービスは、現在ベータ版として提供されており、今後の機能追加や料金変更の可能性がある。興味を持った企業は、Bootの公式サイトから詳細を確認することができる。
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