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ステマの認知率は約75% ステマが不快な理由1位は「情報の透明性に欠けるから」【フォーイット調査】

ステマの認知率は約75% ステマが不快な理由1位は「情報の透明性に欠けるから」【フォーイット調査】

 パフォーマンステクノロジーネットワーク「afb」の開発運用を行っているフォーイットは、全国の10代~60代までの男女500人を対象にステルスマーケティングに関するアンケートを実施した。この調査は、18歳~69歳の男女500人を対象に、2023年9月4日から2023年9月15日の間にネットリサーチで行われた。

ステマの認知率は約75% ステマが不快な理由1位は「情報の透明性に欠けるから」【フォーイット調査】

 ステルスマーケティング、通称「ステマ」とは、広告・宣伝であることを隠し、中立な第三者を装って商品やサービスの評価・情報発信を行うことを指す。アンケートの結果、全国の10代~60代の男女に「ステマを知っていますか?」と問うたところ、「知っている」と答えたのは40.7%、「聞いたことはある」と答えたのは34.1%で、約7割の人がステマについての認識を持っていることが明らかとなった。

ステマの認知率は約75% ステマが不快な理由1位は「情報の透明性に欠けるから」【フォーイット調査】

 男女別の結果を見ると、「知っている」と答えた男性の割合が女性より約14%高かった。一方で、「聞いたことはある」と答えた女性の割合が男性を約6%上回った。年代別では、20代から40代の間でステマの認知度が高く、特に「知っている」と答えた人は約50%だった。しかし、10代では「知らない」と答えた人が45.7%と最も高かった。

 次に、ステマが不快に感じる理由についてのアンケート結果を見ると、「情報の透明性に欠けるから」と答えた人が41.0%と最も多かった。これに続いて、「裏切られた・騙された気持ちになるから」が23.2%、「紹介者に報酬が発生しているから」が22.9%となった。

ステマの認知率は約75% ステマが不快な理由1位は「情報の透明性に欠けるから」【フォーイット調査】

 さらに、ステマを疑う瞬間についてのアンケートでは、「過度に商品を勧め、購入を煽る表現をしているとき」が53.4%と最も多かった。次いで、「明らかに商品を宣伝しているのに、PRであることを明言していないとき」が50.9%、「同時期に同じ商品の紹介をしているインフルエンサーが多いとき」が39.9%と続いた。

 2023年10月1日からステルスマーケティングは規制の対象となり、消費者がより良い商品・サービスを選べるよう環境が整備されてきている。消費者庁からも運用基準が示されているため、広告やSNSに関わる方は規制の対象とならないよう、内容の確認と対策を行うことが求められる。

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