デジタルOOHアドネットワーク事業およびCMS開発・運用事業を手掛けるMADSは、美容サロン来店者の情報感度と消費者の購買心理に関する調査を実施し、その結果を公表した。
この調査によれば、美容サロンという環境での情報取得は、美容関連だけでなく、グルメや旅行、健康などの情報にも高い関心が示されていることが明らかになった。特に美容サロンで得た情報の約50%が購買行動に寄与しているという結果が示された。
調査対象は全国の18歳以上70歳以下の男女で、サンプル数は600。調査期間は2023年9月1日から2日にかけて行われた。その結果、美容サロンでの滞在時間中に持て余し時間があると感じる人が約65%、その時間を雑誌やマンガの読書、動画視聴などで過ごす人が約60%であることが判明した。
また、美容サロンの席に置かれているタブレットや雑誌の情報に興味を持つジャンルとして、最も多かったのは美容関連全般の情報で約60%。次いでグルメ、旅行、健康に関する情報に興味を示すことが確認された。
MADSは、この調査結果をもとに、美容サロン専用タブレットメディア「OCTAVE by MADS」を通じて、広告主や事業会社、ロケーションオーナー向けのサービスやソリューションの展開を進めていく方針を示している。
「OCTAVE by MADS」は、美容サロンに特化したタブレット型サイネージサービスで、利用者のサロン体験満足度を向上させることを目的とした次世代の広告メディアとして注目されている。
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