2023年10月11日、顧客満足度調査を専門に行う日本ナンバーワン調査総研は、No.1調査とその表示における有意性についての調査レポートを取りまとめ、発表した。
調査は2023年10月に実施され、20代から60代の男女1,000名が対象となった。有効回答数は978件で、調査手法としてインターネット調査、電話調査、聞き取り調査、対面調査が採用された。
調査結果によれば、商品やサービスを購入する際、それが業界やカテゴリで「No.1」であることを「非常に重視する」と回答したのは3.9%、一方で「重視する」と回答したのは38.3%だった。また、「No.1」の根拠として最も信頼する情報源は「オンラインレビューサイト」で40.0%と最も高かった。
過去に「No.1」とされる商品やサービスを購入した経験があるかという質問に対して、78.8%の人が「はい」と回答。また、「No.1」の商品やサービスに対して期待することとして、「高品質」が68.5%、「信頼性」が67.8%という結果となった。
さらに、「No.1」である商品やサービスが期待を満たすものであった場合、再度購入や利用を考えるかという質問に対して、29.1%が「確実に考える」と回答し、60.4%が「おそらく考える」と回答した。
この調査から、「No.1」という表示に対する消費者の信頼や期待が高いことが確認された。特に、第三者機関が認定した「No.1」の信用度は、自社調査での「No.1」表示よりも高いと感じる人が多いことが明らかとなった。これは、マーケティングや広告戦略を考える上での貴重な示唆となるだろう。
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