NEXERとリオエンターテイメントデザインが共同で行った「展示会の回り方」に関するアンケート結果が公開された。この調査は、全国の男女1000名を対象に実施され、展示会の参加者の行動や意識に関する興味深い結果が明らかになった。
展示会は、企業が自社の商品やサービスをアピールし、新たな顧客を獲得するための重要なイベントである。そのため、来場者がどのようにブースを回るのか、どのような意識で参加するのかを知ることは、企業にとって非常に価値のある情報となる。
調査結果によれば、49.1%の人が展示会やイベントに参加した経験があると回答。そのうち、70.3%の人が展示会に行く前に、どのようなブースが存在するのかを事前にチェックしていることが判明した。事前チェックの理由としては「効率的に回るため」「見たいものを優先して見るため」などが挙げられた。
また、事前にブースをチェックする方法として、80.3%が「インターネット検索」を利用し、71%が「パンフレットや資料」を参照しているとのこと。展示会のブースをどのように回るかの質問に対しては、「順番に回る」が38.7%、「事前に決めておく」が33.6%、「その場で興味を引いたものを見る」が27.7%と、さまざまな回答が寄せられた。
この調査結果から、展示会の参加者は事前の情報収集を重視し、効率的にブースを回ることを意識していることが伺える。企業は、来場者のこのような意識や行動を踏まえ、効果的なブース運営や情報提供を行うことで、展示会の成功につなげることができるだろう。
【関連リンク】