SOKKINは、マーケター・クリエイター向けの人材マッチングサービス「SOKKIN MATCH」に登録している業務委託者を対象に、10月1日に開始されるインボイス制度への対応状況に関するアンケート調査を実施した。
調査の背景として、法人のインボイス制度への登録状況は8月末時点で約90%とされる中、個人事業主の状況が注目されている。この調査では、SOKKIN MATCHに登録している業務委託者の4割が制度を「完全に理解している」と回答していることが明らかになった。
また、インボイス制度の開始を目前に控えた中で、8割の業務委託者がインボイス事業者として登録していることが判明。その理由として、「国の制度だから」「継続的な事業運営のため」「いずれ登録が必要になるだろうから、早く移行してしまいたかった」といった意見が多数挙げられた。
一方、インボイス制度の開始による売上・利益への影響については、8割の業務委託者がマイナス影響を懸念しているという結果が出ている。特に、「売上・利益にマイナス影響があると思う」と回答した業務委託者が半数を占めていた。
さらに、インボイス発行事業者への登録時に困難だった点として、登録フローの煩雑さや、国税庁のサイトの使い勝手の悪さなどが指摘されている。
この調査は、令和5年9月19日から9月25日までの期間に、SOKKIN MATCHに登録している業務委託者を対象に、匿名でアンケート調査が行われたもので、有効回答数は10名であった。
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