取材・インタビューのご依頼はこちら▶

ドラッグストア事業に携わる企業の6割がアプリを活用 「スギ薬局」のアプリが最も高評価【デジクル調査】

ドラッグストア事業に携わる企業の6割がアプリを活用 「スギ薬局」のアプリが最も高評価【デジクル調査】

 CARTA HOLDINGSのグループ会社、デジクルは、全国ドラッグストアのネイティブアプリ・LINEミニアプリ活用に関する調査結果を『小売DX白書2023 アプリ・LINEミニアプリ機能 ドラッグストア編』として公開した。

ドラッグストア事業に携わる企業の6割がアプリを活用 「スギ薬局」のアプリが最も高評価【デジクル調査】

 この調査は、ドラッグストア業態のアプリとLINEミニアプリの活用状況を明らかにすることを目的として実施された。対象となったのは、日本チェーンドラッグストア協会の正会員でドラッグストア事業を主とする95社。

 調査では、ネイティブアプリやLINEミニアプリに搭載されている6つの機能(会員証、クーポン、チラシ、ポイント、処方箋、キャンペーン)をデジクル独自の基準で分析した。

 その結果、調査対象企業の約6割がネイティブアプリやLINEミニアプリを活用していることが明らかになった。特に、ドラッグストアのアプリ活用は、スーパーマーケットやホームセンターと比較しても進んでいることが示された。

 アプリの機能として最も多く搭載されているのは「クーポン」で、次いで「ポイント」と「キャンペーン」が続く。クーポン機能では、アプリ登録者全員に配信されるものが多い一方、店舗限定のクーポンや会員限定のクーポンも見られた。

 また、デジクルの指標に基づくアプリ・LINEミニアプリ活用ランキングでは、スギ薬局が1位となった。スギ薬局のアプリは、購買履歴に基づいた個人最適化されたクーポンの配信や、歩数に応じてマイルが貯まる「スギサポwalk」など、多様なキャンペーンを展開している。

 デジクルは、今回の調査結果をもとに、小売業界のデジタルトランスフォーメーションの現状と今後の方向性を示す『小売DX白書2023-ドラッグストア編-』を公開している。詳細は、デジクルの公式サイトで確認できる。

【関連リンク】