グロービスは、経済産業省が選定する「DX銘柄」企業における法人向け人材育成サービスの導入が97％を突破したことを発表した。さらに、日経平均銘柄企業に選ばれた上場企業225社の中で、86％以上がグロービスのサービスを利用している。
グロービスの人材育成サービスを経済産業省選定の「DX銘柄」企業の97％が導入 上場企業の利用率は86％
動画学習サービス「GLOBIS 学び放題」を中心としたeラーニングの利用率は、昨年と比較して22pt上昇し、97％に達した。このサービスでは、経済産業省が定める「デジタルスキル標準」に準拠した動画コンテンツを250コース公開しており、DXコンテンツの拡大に注力している。DataRobot社やスキルアップAI社との連携コンテンツも34コース含まれている。
スクール型研修の利用率は昨年から16pt上昇し、63％に。集合研修の利用率も6pt上昇して59％となった。多様なバックグラウンドを持つビジネスパーソンが共に学び合う場としての需要が増加している。
近年、政府は「人への投資」を掲げ、人材を資本と捉える「人的資本経営」を重視している。2023年3月期決算からは、上場企業に人的資本の情報開示が義務化された。この背景から、日経平均銘柄企業に選ばれた上場企業225社の中で、グロービスの人材育成サービスを導入する企業が昨年と比較して5pt上昇し、86％以上になった。
グロービスの人材育成サービスを経済産業省選定の「DX銘柄」企業の97％が導入 上場企業の利用率は86％
グロービス・コーポレート・エデュケーション マネジング・ディレクターの花崎徳之は、「『人的資本経営』というテーマでのディスカッションの機会が増えている。環境変化が激しい時代に、経営戦略の実現に必要な人材の確保、育成が不可欠。グロービスは、DX人材の育成やリスキリングに取り組む企業の要望に応じ、サービスを提供していく」とコメントしている。
今後もグロービスは、時代の変化に合わせた人材育成サービスの提供を通じて、組織をリードするビジネスパーソンの学びを支援していく方針だ。
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