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IT技術関連者の声から見る人材不足の現状【ラグザス調査】

 ラグザスは、全国のIT技術関連者を対象に「IT人材不足」に関するインターネット調査を実施した。この調査から、IT人材の現状や課題が明らかになった。

 経済産業省の調査によると、2030年には約79万人のIT人材が不足するとされている。この問題を背景に、ラグザスは全国のIT技術関連者150人を対象に実態調査を行った。その結果、「IT人材不足を感じている」と回答した人の7割以上が「深刻・非常に深刻」と感じていることが判明した。

 さらに、経営者・役員とのアンケート調査結果を比較すると、IT技術関連者の70.7%がIT人材不足を感じていることが明らかになった。この高い割合は、IT分野の人材不足が深刻であることを示している。技術の急速な進化やデジタル化の加速に伴い、優れたIT専門家の需要が増加している可能性がある。

 また、調査ではIT技術関連者が最も人材不足を感じている分野として、プログラム開発とデータ分析が挙げられた。これらの分野では高度なスキルや専門知識が求められるため、企業はリクルーティングやスキル開発に注力する必要がある。

 IT人材不足がプロジェクトに及ぼす影響についても、技術関連者はサービス品質の低下を、経営者はプロジェクトの遅延を重要視していることが分かった。この違いは、それぞれの立場からの影響やビジネスの視点に関連していると考えられる。

 今回の調査結果を基に、ラグザスは今後もIT人材不足の課題解決に取り組むとしている。企業や関連団体も、この問題に対して継続的な取り組みが求められるだろう。

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