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仕事でのAI使用率は約19% AI導入によるキャリアップへの効果に64%が期待【リンクトイン・ジャパン調査】

仕事でのAI使用率は約19% AI導入によるキャリアップへの効果に64%が期待【リンクトイン・ジャパン調査】

 ビジネスに特化した世界最大のプロフェッショナルネットワーク、LinkedInは、AIに関する消費者の意識を探るための調査を実施した。この調査は、日本を含む18カ国、16歳以上の就労者約30,000人を対象に行われ、日本では1,518人が対象となった。

調査結果から、世界全体での生成AIによる技術の進歩を背景に、多くの人々がAIを活用した新しい働き方に向けての準備を進めていることが明らかになった。特に、64%の日本人が、AIが将来の仕事において利益をもたらすと考えていることが判明した。

 仕事でのAIの使用率についての調査では、インドネシア(71%)、インド(68%)、ブラジル(58%)、サウジアラビア(58%)、米国(58%)などが「使用している」と回答している中、日本は約5人に1人、すなわち19%がAIを使用していると回答した。この使用率は低いものの、AIを活用する方法の学び方に関する質問に対して、日本の約半数(45%)が「AIを活かす方法を学びたいが、方法がわからない」と回答している。

 また、どの分野でAIの導入が進むことを期待しているかという質問に対して、日本人はIT/通信(35%)、医療(33%)、輸送/物流(31%)、製造(30%)、金融(30%)と、各業界で約3割がAIの導入を期待していることがわかった。さらに、AIがキャリアアップにどのように役立つと考えているかという質問には、「何らかの形で役立つ」と答えた人が64%を占めた。

 職場でのAIツールの普及に伴い、どのスキルの重要性が高まると考えられるかという質問には、「問題解決能力」(43%)、「時間管理能力」(42%)、「適応力/回復力」(42%)という回答が得られた。これは、他国でも同様の傾向が見られ、AIと相性の良いスキルの需要が増加していることを示している。

 このような背景を受け、LinkedInはeラーニングのプラットフォーム「LinkedInラーニング」を通じて、多くの学習コースを提供している。今回の調査を受けて、日本のプロフェッショナル向けにビジネスに役立つ10のコースを、12月15日まで無料で公開している。

※LinkedIn調べ

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