Toon Portal株式会社は、LPや広告にマンガを活用した経験のある企業のマーケティング担当者110名を対象に、企業のマンガマーケティングに関する実態調査を実施した。
調査サマリー
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調査概要
- 調査概要:企業のマンガマーケティングに関する実態調査
- 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
- 調査期間:2023年7月19日〜同年7月20日
- 有効回答:LPや広告にマンガを活用した経験のある企業のマーケティング担当者110名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない。
マンガ広告を活用した媒体、「YouTube」が65.5%で最多、「SNS」「ウェブサイト」も上位に
「Q1.あなたのお勤め先では、どのような媒体にマンガ広告を活用しましたか。(複数回答)」(n=110)と質問したところ、「YouTube」が65.5%、「SNS」が57.3%、「ウェブサイト」が55.5%という回答となった。
- YouTube:65.5%
- SNS:57.3%
- ウェブサイト:55.5%
- アプリ:43.6%
- 新聞・雑誌:33.6%
- パンフレット:32.7%
- メール・DM:32.7%
- チラシ:29.1%
- その他:0.0%
- わからない/答えられない:1.8%
マンガ活用のメリット、6割以上が「一目で興味を惹きつけることができる」
「Q2.マーケティングにマンガを活用するメリットを教えてください。(複数回答)」(n=110)と質問したところ、「一目で興味を惹きつけることができる」が61.8%、「競合と差別化ができる」が45.5%、「多くの情報を一度に伝えることができる」が44.5%という回答となった。
- 一目で興味を惹きつけることができる:61.8%
- 競合と差別化ができる:45.5%
- 多くの情報を一度に伝えることができる:44.5%
- サイトや広告の途中離脱がされにくい:40.0%
- 商品の使用イメージが伝わりやすくなり、購買意欲を高められる:40.0%
- 難しい内容を短時間で理解してもらえる:29.1%
- ストーリー形式で記憶に残りやすい:29.1%
- その他:0.0%
- わからない/答えられない:0.9%
「売り上げが伸びる」や「普段とは違うアプローチが可能」などのメリットも
Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q3.Q2で回答した以外に、マーケティングにマンガを活用するメリットがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=109)と質問したところ、「売り上げが伸びる」や「普段とは違うアプローチが可能」など51の回答を得ることができた。
自由回答・一部抜粋
- 38歳:実感をもてるから。
- 42歳:印象に残る。
- 39歳:売り上げが伸びる。
- 51歳:イメージがつきやすい。
- 45歳:普段とは違うアプローチが可能なところが魅力です。
- 62歳:キャラクターへの思いが入れば、サービスへの理解も深まる。
- 44歳:商品に関心が薄い層にもマンガの形ならアプローチしやすい。
マンガ活用による集客やコンバージョンの改善、9割以上が「効果を実感している」
「Q4.マーケティングにマンガを活用したことで、集客やコンバージョンの改善に効果を実感していますか。」(n=110)と質問したところ、「非常にそう思う」が36.4%、「ややそう思う」が57.2%という回答となった。
- 非常にそう思う:36.4%
- ややそう思う:57.2%
- あまりそう思わない:6.4%
- 全くそう思わない:0.0%
- わからない/答えられない:0.0%
マンガの活用で改善した数値、約7割が「ページビュー数」と回答
Q4で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q5.マーケティングにマンガを活用したことで、具体的にどのような数値が改善しましたか。(複数回答)」(n=103)と質問したところ、「ページビュー数」が66.0%、「Webサイトの回遊率」が51.5%、「セッション数」が48.5%という回答となった。
- ページビュー数:66.0%
- Webサイトの回遊率:51.5%
- セッション数:48.5%
- エンゲージメント率:41.7%
- クリック率:37.9%
- ROAS(広告への費用対効果):28.2%
- CPA:19.4%
- その他:1.0%
- わからない/答えられない:1.0%
マンガのマーケティング活用、「今後も継続したい」が8割以上
「Q6.あなたは、今後も継続してマンガをマーケティングに活用していきたいと思いますか。」(n=110)と質問したところ、「非常にそう思う」が43.6%、「ややそう思う」が41.8%という回答となった。
- 非常にそう思う:43.6%
- ややそう思う:41.8%
- あまりそう思わない:11.8%
- 全くそう思わない:0.9%
- わからない/答えられない:1.8%
マンガの作成方法、9割以上が「全てまたは一部を外注」
「Q7.あなたのお勤め先では、マーケティングに活用するマンガをどのように作成しましたか。」(n=110)と質問したところ、「全て外注した」が41.8%、「一部自社で作成し、外注した」が54.5%という回答となった。
- 全て外注した:41.8%
- 一部自社で作成し、外注した:54.5%
- 全て自社で作成した:2.7%
- わからない/答えられない:0.9%
マンガ作成の予算、「30万円~50万円未満」が28.2%で最多
「Q8.あなたのお勤め先では、マンガの作成にどの程度予算をかけましたか。※複数回作成したことがある場合は、1回あたりの平均の予算を教えてください。」(n=110)と質問したところ、「30万円~50万円未満」が28.2%、「50万円~70万円未満」が19.1%という回答となった。
- 10万円未満:6.4%
- 10万円~30万円未満:16.4%
- 30万円~50万円未満:28.2%
- 50万円~70万円未満:19.1%
- 70万円~100万円未満:12.7%
- 100万円以上:11.8%
- わからない/答えられない:5.5%
外部依頼で重視するポイント、6割が「マンガ家や制作会社の実績」
「Q9.あなたが、LPや広告に活用するマンガの作成を外部依頼するとしたら、重視するポイントを教えてください。(複数回答)」(n=110)と質問したところ、「マンガ家や制作会社の実績」が60.0%、「制作者のスキルや絵の雰囲気」が48.2%、「制作スケジュールや修正の回数」が45.5%という回答となった。
- マンガ家や制作会社の実績:60.0%
- 制作者のスキルや絵の雰囲気:48.2%
- 制作スケジュールや修正の回数:45.5%
- 納品物のフォーマット:40.0%
- 依頼から納品までの早さ:37.3%
- 依頼内容に対する理解度:30.9%
- その他:0.9%
- 外部依頼をすることはない:1.8%
- わからない/答えられない:0.0%
まとめ
今回は、LPや広告にマンガを活用した経験のある企業のマーケティング担当者110名を対象に、企業のマンガマーケティングに関する実態調査を実施した。
まず、マンガ広告を活用した媒体では、「YouTube」が65.5%で最多、次いで「SNS」「ウェブサイト」も上位となった。
マーケティングにマンガを活用するメリットとしては、6割以上が「一目で興味を惹きつけることができる」を挙げた。
また、マンガの活用による集客やコンバージョンの改善に対して、9割以上が「効果を実感している」と回答した他、8割以上が「マンガのマーケティングへの活用を今後も継続したい」と考えていることが分かった。
さらに、マンガの作成方法に関しては、9割以上が一部あるいは全てを外注しており、外注する際には、「マンガ家や制作会社の実績」だけでなく、「制作者のスキルや絵の雰囲気」「制作スケジュールや修正の回数」などのポイントを重視していることが分かった。
今回の調査では、マーケティングにマンガ広告を活用した企業の多くが、集客・コンバージョンの改善だけでなく、「一目で興味を惹きつけることができる」などの効果を実感していることが明らかになった。
マンガをマーケティングに取り入れる際は、外注をしている企業がほとんどで、制作者の実績やスキル、スケジュールや納品スピードなどをしっかりと見極める必要があることが伝わってくる内容となった。
今後さらに効率的なマーケティング活動を展開するために、スピーディーな納品が可能なマンガ広告を取り入れてみてはいかがだろうか。
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【関連リンク】
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