約4割が十分なSEOを行えていないと回答　製造業界におけるSEO実態調査【イントリックス調査】

2023年8月28日2023年9月22日

BtoB製造業のデジタルコミュニケーションを支援する、イントリックス株式会社は、2023年6月19日～20日に、製造業従事者150名を対象に、SEOの活用状況と対策意識に関する調査を実施し、その結果を公表した。

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調査サマリー

SEO（Search Engine Optimization）とは検索エンジン最適化のことで、特定のキーワードでWebサイトを検索結果上位に表示させ、サイト流入を増加させる施策。

製造業におけるWebサイトのビジネス活用が顕著になるなか、SEOはどこまで浸透・活用され、どのようなオンラインプレゼンスを発揮しているのか、今回の調査では、その実態を明らかにした。

その結果、38％の人がSEOに取り組んでいるが、十分にできているとは思わないと回答。

BtoBにおいて、SEOの重要性が高まるなか、実施している取り組みで期待する効果が得られていない現状が見えてきた。

一方で、SEOに取り組んでいない、SEOを知らないと回答した人は合計で53%となり、半数以上がSEOに未着手だった。

また、年間予算額の中央値は500万円以上600万円未満だった。

顧客との接点を増やすことができるSEOの、現在の取り組みについての満足度で最も多かった回答は「SEOに取り組んでいるが、十分にできているとは思わない」の38%で、「SEOを十分にできていると思う」と回答した人は9％だった。

SEOに取り組みながらも、現在の施策に満足していない人が多いことが分かる。

一方、「SEOに取り組んでいない」「SEOを知らない」と回答した人は合計で53%となり、半数以上がSEOに未着手だった。

具体的な予算額の回答のうち、「0 円以上 100 万円未満」と回答した人は10名と最も多く、「 3000 万円以上」と回答した人も4名いた。

SEO施策にかける年間予算は企業によって幅があるものの、中央値は「500 万円以上 600 万円未満」であった。

「具体的な手順を把握している」「外部の助けがあればSEOを実施できる」「施策を計画し、実行あるいは推進できる」と回答した人が全体の2割程度だったのに対し、SEOという言葉自体を初めて聞いた、もしくは言葉だけ知っている人が大半を占めた。

SEOのメリットが十分に浸透していないことが原因で、取り組みにまで至っていないケースが多いという現状が伺える。

SEOのメリットが十分に浸透していない現状で、2割の人がSEOは自社のマーケティングに貢献すると思うと回答。

一方、費用対効果への懸念からか、マーケティングへの貢献に懐疑的である人も同程度いることが分かった。

予算等の条件付きの回答を含めると、「SEOに取り組みたい」が「SEOに取り組みたくない」を少し下回った。

本記事の内容に加えて、更に詳細な調査結果も掲載。（ダウンロードは無料）

対象者：以下の条件を満たす150名
　　　　製造業従事者であること
　　　　自社において、マーケティング、販促、営業企画、Webサイト運用に関わる立場のいずれかであること
調査方法：インターネット調査
調査機関：イントリックス株式会社

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