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【2023年上期】データフィード利用状況【フィードフォース調査】

株式会社フィードフォースは、マーケターのためのフィード管理ツール「dfplus.io」において、データフィード利用状況調査 2023年上期を実施した。

2023年上期をカバーする調査期間(2023年1月~7月)において、データフィード活用企業を調査した結果、平均管理フィード数は4.5で、80.8%の企業が複数媒体を活用する結果となった。

業界ごとの利用媒体をみると、ECではPinterest、人材では求人ボックスの利用率がこの1年で大きく伸長している。

ECカート別ではShopifyでの導入企業数が前年比2.6倍に増加し、フィード活用が進んでいることがわかった。

【2023年上期】データフィード利用状況調査【フィードフォース調査】

調査結果概要

  • 平均管理フィード数は4.5。このうちEC業界では3.4、人材業界では5.9。
  • ECではPinterestの利用率が増加、人材では求人ボックスの利用率が伸びてIndeedと同等に。
  • ツール利用では主要な媒体からスモールスタートし、利用期間が2年を超えると、平均5.0フィード以上を活用。
  • ツールを利用するサイトの約1/3はアイテム数が1000点未満と、小規模サイトでもツール活用が進む。
  • ECカート別ではShopifyが増加し、1年間で導入ストア数が2.6倍に。
  • dfplus.io の利用継続率は98.4%。

平均管理フィード数は4.5。このうちEC業界では3.4、人材業界では5.9

80.8%の企業が複数媒体を活用している。

【2023年上期】データフィード利用状況調査【フィードフォース調査】

2023年7月時点で、データフィード活用企業が管理しているフィード数の平均は4.5であった。

業界別に平均管理フィード数を見ると、ECでは3.4、人材では5.9となっている。

これらの数字は前回調査(2022年7月時点)とほぼ横ばいだった。

また、2つ以上のデータフィードを管理している企業は80.8%と高い水準だった。

【2023年上期】データフィード利用状況調査【フィードフォース調査】

ECではPinterestの利用率が増加し、新しい媒体でのフィード活用が進む

【2023年上期】データフィード利用状況調査【フィードフォース調査】

EC事業者ではGoogle、Facebookなど上位5媒体の利用率に大きな変化はなかったものの、Pinterestの利用率が前回調査の2.7%から8.4%に増加した。

前回調査時はローンチ直後だったために低かった利用率だが、その後の1年間で徐々に活用する企業が増えている。

プロダクトピン機能は無料でオーガニック流入の増加が期待でき、それが利用を後押しする一つの要因と考えられる。

人材では求人ボックスの利用率が伸びてIndeedと同等に。ChatGPTプラグインの提供など、新しい取り組みにも積極的で、今後も利用率の増加が期待される

【2023年上期】データフィード利用状況調査【フィードフォース調査】

人材系サービス事業者では、求人ボックスの利用率が前回調査の67.3%から74.6%に大きく伸長し、76.2%のIndeedに並びそうな勢いだ。

求人ボックスはChatGPTプラグインを提供するなど、新しい取り組みにも積極的で、今後も利用が進むことが期待される。

広告代理店では、ECで人気のGoogleの利用率が高く、EC事業者と同様にPinterestの利用率が、前回調査の2.8%から9.1%に大きく伸びている。

主要な媒体からスモールスタートし、ツール利用期間が2年を超えると、平均5.0フィード以上を活用

【2023年上期】データフィード利用状況調査【フィードフォース調査】

企業あたりの平均管理フィード数はツール利用期間に応じて伸びる傾向がある。

利用期間が1年未満では平均2.4フィード、2年未満で平均3.3フィードだが、ツール利用期間が2年を超えると平均5.0フィード以上の増加傾向だ。

ECであれば、Google、Facebook、Criteo、人材であれば、Indeed、求人ボックス、スタンバイ、といった主要2~3媒体からフィードの利用を始める傾向がある。

2年ほど、これらの媒体でフィード運用を経験してから、その他の媒体へと活用を広げているようだ。

ツールを利用するサイトの約1/3は、アイテム数が1000点未満

データフィードをツールで管理するサイトの約1/3は、アイテム数が1000点未満だった。

100点未満のサイトも一定数あることから、比較的、小規模なサイトでもデータフィード管理ツール導入が進んでいると言える。

【2023年上期】データフィード利用状況調査【フィードフォース調査】

「Shopify」での導入ストア数が2.6倍に

ECカート別ではShopifyサイトでのツール導入が大きく増えた。

導入ストア数は1年間で2.6倍に増え、全体に占める比率は19%になった。

Shopifyストアからは Google Merchant Centerのエラー解消や、複数媒体へのフィード連携などのご相談が増えている。

「Shopify版データフィード利用状況調査」はこちら

https://dfplus.io/news/datafeed-report-shopify-202308

【2023年上期】データフィード利用状況調査【フィードフォース調査】

dfplus.io の利用継続率は98.4%

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【2023年上期】データフィード利用状況調査【フィードフォース調査】

調査概要

調査対象:調査期間においてアクティブなdfplus.ioアカウント

  • 広告主:代理店:その他 = 56.5% : 39.6% : 3.9%
  • 広告主の業種TOP3 1位:EC 2位:人材 3位:不動産
  • 「ECカート連携」はECに特有のフィードフォーマットを利用しているアカウントを母数とした概算結果

調査期間:2023年1月~7月

ただし以下の調査では2023年7月時点のデータを対象とした。

  • 「平均管理フィード数」
  • 「利用期間と平均管理フィード数」
  • 「ECカート連携」

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