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WACUL、マーケティングDX人材の正社員の転職支援サービスを提供開始 フリーランスからサポート範囲を拡大

 データ分析ツール「AI アナリスト」でマーケティングDXを自動化する株式会社WACUL(住所:東京都千代田区、読み:ワカル、代表取締役社長:大淵 亮平、証券コード:4173)は、マーケティング人材の需要の高まりを受けて、正社員としての転職支援サービス「MarketerAgent転職」を提供開始した。

 同取り組みは、同社の人材事業の成長戦略の第2フェーズであり、人材事業の第1フェーズである2021年12月に提供開始したマーケターと企業をつなぐマッチングプラットフォーム「MarketerAgent」に続くもの。

業界初*!「MarketerAgent転職」提供開始の背景

 経済産業省が2018年9月に発表した『DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~』において警告を発した「2025年の崖」まであと2年と迫ってきている。

 そんな中、企業はデジタル人材の獲得と育成に急いでいる。

 特に、デジタルマーケティング業界は、新型コロナウイルス感染拡大によるリモートワークの定着などの社会変化を受けて、デジタルを活用した顧客獲得活動の推進が多くの企業で重要なテーマとなり、そのデジタルマーケティングを推し進める人材の獲得競争も激しさを増している。

 キーワードの検索需要の推移をグラフでチェックできるGoogleトレンドでも“マーケター”への注目度はコロナ禍を経て、拡大している。

マーケターのGoogleトレンド調査

 同社では、デジタルを活用した顧客獲得方法に詳しいマーケティング人材を企業に仲介するサービスとして、2021年12月に提供開始したフリーランスのマーケティングDX人材のマッチングプラットフォーム「MarketerAgent」が、リリースから売上高および契約件数を拡大し、開始8ヶ月でARR1億円を達成(22年8月末)するなど、現在まで好調に推移している。

*上場マーケティング企業初:マーケティング支援を本業とする上場企業で、マーケター専門の有料職業紹介事業を提供する企業として初めて(同社調査、2022/10/31時点)

 正社員の紹介を行う「MarketerAgent転職」をローンチ

 「Marketer Agent」ではこれまで主にフリーランスのマーケターの紹介を企業向けに行ってきた。

 しかし、数々の企業とマーケティング体制構築の相談をする中で、フリーランスだけではなく、社内に深く長期的にノウハウを残していくために正社員を採用したいというニーズも多くある。

 そこで、優秀なマーケティング人材をすでに多く抱え、また企業が求める人材の最適なマッチングを支援するノウハウを活かし、正社員候補者の紹介を本格的に開始する。

 同サービスの特徴は

  • 自社のマーケター採用やMarkerAgentで多様なマーケターを採用・活用してきたエージェントとしてのノウハウで、最適なマーケターを企業に紹介
  • フリーランス、正社員どちらの働き方でも紹介できるようにすることで、マーケターの多様なキャリアを支援
  • WACUL内でのOJT支援でマーケターの市場価値向上も支援

が挙げられる。

同事業に関する問合せ先

 人材マッチング事業「Marketer Agent」概要

 同社は企業とフリーランスマーケターをマッチングする「MarketerAgent」を、2022年より本格的に開始している。

 専門性の高いマーケティングDX領域において、専門知識を持つ人材の活用は企業のマーケティング成果を最大化するために不可欠だ。

 そうした環境下において、マーケターの確保は企業にとって重要な課題となっている。

 そのため、デジタル人材市場は活況となっている。

 しかし、多くの企業にはまだデジタル人材がそもそも不足しているため、自社のデジタル課題を整理し、どういった人材を探すべきかであったり、デジタル人材を見極め、採用することはまだまだ難しいのが現状だ。

 フリーランス人材のマッチングサービスである「Marketer Agent」では、WACULが「AIアナリスト」を提供していた中で築いた豊富な顧客ネットワークをもとに案件を創出しているため、企業側のデジタル課題を把握・整理できている上に、マーケターについても特性やスキルの見極めを適切に行うことができている。

 そのため、WACULが企業とマーケターの間に入ることで、高いマッチング精度を実現している。

 企業としては、知らないフリーランスに重要な業務を任せることにハードルがあるが、WACULが間に入ることで安心して任せることが可能になる。

 また、フリーランスとしても、現状は企業から過大な要求を受けるケースが発生しており、これもWACULが間に入ることで専門知識をもとに「案件や専門スキルの目利き」を徹底することでミスマッチを回避することができる。

マーケティング人材の主な要件

「MarketerAgent」事業は、売上高・契約件数ともに大きく伸長

 「MarketerAgent」事業は、デジタル人材不足とフリーランス人口の増加という追い風と同社「AIアナリスト」活用顧客の基盤を背景に、急速に事業拡大が続いている。

 2021年12月22日のリリース以降、売上高および契約件数は拡大を続け、22年8月末時点でARR(Annual Recurring Revenue = 年間経常収益)が1億円を突破するなど、順調に進捗している。

MarketerAgent事業の売上高推移

※ARRはAnnual Recurring Revenue = 年間経常収益のこと。各月末時点におけるMRR(Monthly Recurring Revenue = 月間経常収益)を12ヶ月換算して年間ベースの数値を算出している。

WACULについて

 WACULは、ビッグデータとナレッジで、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現するマーケティングDXカンパニー。

 2010年にデジタルマーケティングのコンサルティング事業を開始し、人工知能等を活用したデータアナリティクスの先進テクノロジーとコンサルティングを通じて蓄えた知見とを融合し、2015年から「AIアナリスト・シリーズ」を提供。

 さらに組織設計から戦略立案を行うWACUL DXコンサルティング、フリーランスのデジタル人材のマッチングなどを加え、マーケティング&セールスのDXを通じて、クライアントの売上最大化を効率的に実現する。

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