Google、ChromeでFLoCの試験運用を開始 プライバシーに配慮したインタレストベース広告の新しいアプローチ

Google、ChromeでFLoCの試験運用を開始 プライバシーに配慮したインタレストベース広告の新しいアプローチ

Googleは、FLoC(Federated Learning of Cohorts)のテストをChromeで開始したことを発表した。

具体的にはChrome 89でのFLoCの試験運用は、オプトアウトしていないウェブサイトを対象としている。

Googleは、「新しいウェブ技術であるFederated Learning of Cohorts(FLoC)が、Chromeの開発者向け試験的にロールアウトを開始する」と述べている。

FLoCは、「and」の重要性に留意しつつ、プライバシーを向上させると同時に、パブリッシャーが実行可能な広告ビジネスモデルに必要なツールを提供するインタレストベース広告の新しいアプローチ。

FLoCはまだ開発中であり、ウェブコミュニティからの意見や今回のトライアルで得られた知見に基づいて発展していくことを目指しているという。

これは、主にアドテクノロジー分野の企業に対して、同じような閲覧習慣を持つ何千人もの人々が共有する「コホートラベル」を提供し、興味関心に基づくオンライン広告を支援するもの。

このブラウザは、純粋にデバイス上の計算によって人々をk個の匿名のインタレストコホートにグループ化し、スクリプトによってユーザーのコホートを明らかにする。

この機能はChrome 89~91で利用可能で、試験運用は2021年7月13日に終了する。

Googleによると、FLoCの初期テストは、オーストラリア、ブラジル、カナダ、インド、インドネシア、日本、メキシコ、ニュージーランド、フィリピン、米国のごく一部のユーザーを対象に行われており、試験が世界的に拡大するにつれて他の地域にも拡大していくとしている。

なお、現行バージョンのChromeでサードパーティ製Cookieをブロックする設定にしている場合は、これらの試験運用に参加することはできない。Googleは4月に、FLoCやその他のプライバシー・サンドボックス・プロポーザルへの参加を拒否するためのコントロールをChromeの設定に導入すると発表している。

【参考】

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