GoogleのJohn Mueller氏は最近、ダークモード設定のウェブサイトにはSEOに関する特別な考慮事項があるかどうかを論じている。
この話題は10月18日のGoogle Webmaster Centralハングアウトの際に持ち上がったものだが、ウェブサイトのダークモード設定の人気が高まっていたため、ミューラー氏がこれについて質問されるのは時間の問題だった。
以下が、質問内容:
「私たちは私たちのウェブサイトにダークモードを実装したい。SEOに関連して何か考慮しなければならないことはありますか?」
Mueller氏はまず、個人的にはダークモードのトレンドのファンだと述べた。彼は、これはクールで、ユーザーがウェブサイトに求めるものではないと考えている。
SEOに関して言えば、ダークモードを使うことに問題はない。特別な考慮事項もない。ダークモードはCSSによって処理され、ウェブサイトでのCSSの実装方法は、Googleがインデックス化のためにコンテンツをクロールする方法には影響しない。
ダークモードは検索順位の決定要因になりえるか?
Mueller氏は、ダークモードはランキング要素ではないことを明確にした。しかし彼は、いつかはそうなるかもしれないという考えを快く受け入れた。
ウェブサイトにダークモードが広く実装されるようになれば、ユーザーが検索する携帯電話もダークモードに設定されていれば、ユーザーにダークモードのサイトを提供することは理にかなっているかもしれないとMueller氏は述べた。
はっきりさせておくと、Mueller氏はそれが実際に起こるかどうかは疑わしいが、考えてみると面白いと述べている。
動画でミューラー氏は以下のようにコメントしている。
https://youtu.be/kbS_CusPurI
「これはとてもクールだと思います。私は 「ダークモード」 のウェブサイトや 「ダークモード」 のアプリ全般のトレンドが大好きだ。数年前だったら、このダーク・モード/ライト・モードのセットアップが欲しいとは思わなかっただろう。
SEOに関しては全く問題ない。通常、これはCSSを使って実装されるが、CSSで実装する方法は、インデックスを取得する方法には影響しない。だから頑張ってください、それは本当に素晴らしいと思います。
ダークモードがランキングの要因になるとは思わない。将来的には、ダークモードが本当に人気を集めるようになれば、ユーザーがスマートフォンをダークモードに設定したときに、検索でダークモードのサイトをハイライトする必要が出てくるかもしれない。しかし、実際にそうなるのか、それとも本当にそうなるのかはわからない。」
参考
Google’s John Mueller Speaks on SEO for Dark Mode Websites