B2Bマーケティング担当者は、最も多くの見込み客を獲得するための戦術を日々模索しているが、最新の調査によると、Eメールマーケティングが有力な候補かもしれないという。
Chief Market社が最近発表した「2020 B2B Marketing Outlook Survey」の結果によると、Eメール(50%)が最も高いROIを持つB2Bマーケティングのリードを生み出すチャネルであり、次いで検索エンジン最適化(43%)、コンテンツマーケティング(34%)、ライブイベント(32%)となっている。
B2BマーケターはEメール、検索エンジン、コンテンツマーケティングを活用して、最も高いROIを持つリードを見つけている。
とはいえ、Eメールマーケティングにはまだ多くの障壁があることを統計は示している。クリック率(53%)は、効果的なEメールマーケティングの最大の課題として挙げられ、開封率(42%)がそれに続いた。
「リードジェネレーション(リード獲得)」 は依然としてマーケターの間で最優先事項
リードジェネレーションに伴う障害にも関わらず、以前の研究によると、2020年のマーケターの間では依然としてトップの優先事項である。
Ascend2社が実施した「2020 Digital Marketing Plans Survey」のデータによると、マーケターの大多数(54%)は2020年に生み出すリードの数を増やしたいと考えている。また、顧客獲得を促進したいと考えているのは49%、顧客エンゲージメントを向上させたいと考えているのは43%だった。
2019年には、ほとんどの回答者(57%)が、自社のデジタルマーケティング計画がリードジェネレーションなどの最優先事項を達成するのに、少なくとも「いくぶん成功している」と答えている。マーケターは今後の課題として、顧客獲得の増加(48%)とリードジェネレーションの拡大(48%)を挙げている。
【参考】
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