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BtoB企業において最もマーケティング効果があるコンテンツ1位は「口コミ/ニュース」【Hub Works調査】

 株式会社Hub Worksは、経営者285名を対象に「BtoB企業におけるコンテンツマーケティングの実態調査」を行い、BtoB企業におけるコンテンツマーケティングの実施動向や現状を公開した。

調査背景

 2010年代から日本で多くの企業に導入され始めたコンテンツマーケティングですが、近年再び注目され始めている。

 新型コロナウイルスの流行により対面での商談や講演会の開催が難しくなった今、これまでのマーケティング手法の代替としてコンテンツマーケティングが改めて注目を集めている。

 前述の要因に加え、GDPR制定によりCookie規制が強化されたことで、従来の広告運用では顧客情報の獲得やウェブ上でのデータ分析が困難になったことも、コンテンツマーケティングにシフトチェンジする動きを加速させている一因と考えられる。

 そこで、同社では現在のBtoB企業がどのような形でコンテンツマーケティングを導入しているのか実態調査を行った。

調査概要

  • 調査名称:BtoB企業におけるコンテンツマーケティングの実態調査
  • 調査対象:BtoB企業の経営者
  • 有効回答数:285
  • 調査方法:アンケート調査
  • 調査機関:Surveroid

調査結果の抜粋

  • 全体の約50%が「デザイン/コンテンツ配信/戦略プランニング」をアウトソースしている
  • 主要なコンテンツ配信手段は「SEO/Web広告/Twitter投稿」である
  • 最もマーケティング効果があると感じられているコンテンツ1位は「口コミ/ニュース」である
  • これから新たに導入したいコンテンツTOP3は「ホワイトペーパー/記事/ショート動画」である
    etc

 全部で9つの調査をしている。

主な調査結果

 全体の約50%が「デザイン/コンテンツ配信/戦略プランニング」をアウトソースしている。

BtoB企業におけるコンテンツマーケティングの実態調査 アウトソースしている作業

 「アウトソースしている作業を教えてくだい」という質問に対し、「デザイン52.6%・コンテンツ配信47.4%・戦略プランニング45.6%」と言う結果になった。

 専門性や工数を要するこれら3つの作業は、全体の約半数のBtoB企業でアウトソースされていることが分かる。

主要なコンテンツ配信手段は「SEO/Web広告/Twitter投稿」である

BtoB企業におけるコンテンツマーケティングの実態調査 制作したコンテンツの配信手段

 「制作したコンテンツの配信手段はどれですか?」という質問に対し、「SEO31.0%・ウェブ広告27.9%・Twitter投稿21.7%」という結果になった。

 BtoB企業では、ユーザーが検索手段として日頃から利用する検索エンジンとTwitter、そして検索の過程で目にするウェブ広告を主な配信手段としていると分かる。

最もマーケティング効果があると感じられているコンテンツ1位は「口コミ/ニュース」である

BtoB企業におけるコンテンツマーケティングの実態調査 マーケティング効果があると感じるコンテンツ

 「以下のコンテンツの種類のうち、マーケティング効果があると感じるコンテンツはどれですか?」という質問に対し、「口コミ24.8%・ニュース24.8%・イベントレポート23.3%・アンケート22.5%」という結果になった。

 特筆すべきは第3者の意見を知ることができるコンテンツが上位を占めている点だ。

 他者の意見を知る事ができるコンテンツはユーザー需要が高く、BtoBマーケティングにおいてもマーケティング効果が高いということが分かる。

これから新たに導入したいコンテンツTOP3は「ホワイトペーパー/記事/ショート動画」である

BtoB企業におけるコンテンツマーケティングの実態調査 今後新しく導入したいと考えているフォーマット

 「現在まだ取り組めていない方法で、今後新しく導入したいと考えているフォーマットはどれですか?」という質問に対し、「ホワイトペーパー/19.4%・記事17.8%・ショート動画14.7%」という結果になった。

 ホワイトペーパーや記事など継続的かつ大量に制作しやすいものに加え、最近普及しているショート動画も需要があると分かる。

 今回の調査結果は全9問となっている。

 その他調査をまとめた資料については、以下のリンクよりダウンロードいただける。

https://wehubworks.com/whitepaper/btobcontentsmarketing_research/

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