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SNSマーケティングを始める4つのメリット

SNSマーケティングを始める4つのメリット

SNSマーケティングをこれから始めようとしているみなさん。

あるいは、これから始めようとしているみなさん。SNSマーケティングを始める明確なメリットを伝えることができますか?

「他の企業もやっているから」「効果が見込めそうだから」そんな思いは持たれているかもしれません。しかし、より効果を発揮するには時間も費用も、手間もかかるものです。「なんとなくやってみる」というだけで、上司や経営者に具体的なメリットを提示できなければ、継続は難しいでしょう。

さらに言えば、現在4大メディア(新聞、雑誌、ラジオ、テレビ)を使ったマーケティング手法に慣れていたり、折込チラシやDMを使って一定の成果を出したりしていると、「わざわざ新しいことをやらなくてもいいじゃないか」という疑問を持つ方もいるかもしれません。そこで今回は、「SNSマーケティングを始める4つのメリット」をご紹介していきます。

1.ひとりで始められて低コスト、しかも反応をダイレクトにキャッチできる

1.ひとりで始められて低コスト、しかも反応をダイレクトにキャッチできる

SNSマーケティングの大きなメリットは、「ひとりで始められる」ことです。従来のマーケティング手法では必ず「誰かに頼む」必要がありました。例えばテレビでCMを流そうと思ったら、広告代理店に頼まなければなりませんし、新聞折込を入れる場合も、折込業者に発注する必要があります。自社でやれることには限界があり、マーケティングのためには必ずプロにお願いをする必要があったわけです。

しかも、こちらからいろいろと要望を出しても、反映されたものを確認するまでには非常にタイムラグがあり、思っていたのとは違うものが出てくる場合もあります。

すると「ここが違う」「そこはこうして欲しい」とまた要望を出すわけですが、向こうも営業が持ち帰って内部で説明したものを、専門の部署がまた再解釈して具体的な修正をしてアウトプットが出来てきて……というように、何人もの人が間に入ってくるのでどうしてもこちらの思い通りにはなりづらいのです。

これでは伝言ゲームをしているのと同じなので、ある程度諦めるしかありません。要望を出すこちら側も、専門的なことに関してはわかっていないのですから、最後はプロの言う通りにするしかなくなる場合も少なくないでしょう。

しかしデジタルマーケティングは、ほとんどのことを自分たちで、あなたひとりだけででも実行することができます。それゆえに、外部のプロに依頼するためのコストも不要です。もちろんウェブサイトをいきなり一からつくるのは難しいかもしれません。でもSNSは自分たちがダイレクトに運営できますよね。そのため、やりたいことをそのまま反映できます。そして、もし上手く行かなかったとしても、ノウハウは内部に蓄積されていくわけです。

自分たちで運営する強みは、反応をダイレクトに受け取れることです。ダイレクトに受け取るからこそ、「何が良かったか」「何が悪かったか」がすぐわかります。これが従来のマーケティング手法とは明らかに異なる点です。

2.効果測定のための客観的なデータがリアルタイムで手に入る

2.効果測定のための客観的なデータがリアルタイムで手に入る

デジタルマーケティングでは、Googleアナリティクスなどのデータ解析ツールを導入することで簡単に顧客の動向データが入手できます。例えば「どのブログ記事から売上が上がっているか」「ウェブサイトへの誘導にSNSがどれくらい役立っているのか」「バナー広告はAとB、どちらのデザインが有効だったか」といったデータがすぐに集められるのです。

前述のデータがわかれば「売上につながっている傾向のブログ記事を多くしよう」「Instagramでの情報発信を厚くしよう」「Aのバナー広告をたくさん出そう」といった正しい判断を瞬時に下せます。

デジタルマーケティングではこのようなデータがリアルタイムで測定できるわけです。そうするとタイムラグなしにPDCAを高速で回すことができます。効果をどんどん出していくことができる。それがデジタルマーケティングの強みです。

3.One to One マーケティングが可能になる

3.One to One マーケティングが可能になる

One to Oneマーケティングとは、ひとりひとりの顧客に対して個別に行うマーケティング手法のことです。

4大メディアを中心とした従来のマーケティング手法では、主にマス(多数)をターゲットにしていました。テレビをつければ、どのご家庭でも同じCMが流れていましたよね。折込チラシもエリアなどは絞れても、配られる内容は全ての世帯で同じものでした。しかしデジタルマーケティングでは、それぞれの顧客に対して別々の内容を届けることが可能です。

主なものに「リターゲティング広告」があります。ユーザーがアクセスした商品ページに基づいて、表示するバナー広告を変化させるものです。例えばあるユーザーが釣り具のショップサイトを閲覧すると、そのサイトから離れても釣り竿のバナー広告が表示される、といったことです。これがリターゲティング広告です。

興味があるからサイトを閲覧するわけで、そのジャンルの広告が表示されればクリックして広告のサイトにアクセスする可能性は高まります。また何度も表示されていると広告の内容が頭に入りやすくなりますから、購入に至る可能性も高くなります。

リターゲティング広告はデジタルマーケティングの一部に過ぎません。商材に合わせて様々な手法を複合的に実行すれば、確実に成果に結びつけることができるでしょう。

ちなみに個人情報保護の観点から、リターゲティング広告に使われるウェブブラウザのCookie(アクセス情報)の取得が、世界的に廃止される傾向になっています。廃止されることは個人情報保護の観点からは良いことですが、広告主としては困ってしまいますね。新たにCookieを使わないシステムを開発し、リターゲティング広告に支障が出ないよう検討しているようです。

4.マーケティングの対象が日本全国/全世界にひろがる

4.マーケティングの対象が日本全国/全世界にひろがる

新聞広告なら配布エリアのみ、テレビCMも、実は放送局の網羅しているエリアでしか流れません。主要局でもせいぜい数県に留まります。従来型のマーケティングでは、予算を掛けても情報を発信できるエリアは意外と狭いのです。

しかし、デジタルマーケティングでアプローチできるエリアは格段に広くなります。SNSやブログを活用して情報発信をすれば、日本全国、いや世界中に情報を届けられるのです。全国に商品を供給しているメーカーや、ネット通販会社などにおける、広域に情報が拡散されることのメリットは言うまでもありません。中にはもちろん、地域密着の商売を大切に行っているお店もあるでしょう。しかし、もし類稀なる特徴を持っているお店ならば、広範囲に情報発信をすることは決して無駄ではありません。本人が思っている以上にその特徴が大いに評価され、全国から顧客が集まってくる場合もあるからです。

全国を相手にするということは、商圏を広げるということです。潜在的なお客様の分母を飛躍的に拡大しますから、その中のほんの数%だったとしてもかなりの人数が顧客になるかもしれません。つまり、大きな売上につながりやすくなると言えるでしょう。

まとめ

お伝えしたように、SNSマーケティングは従来の4大メディアにはないメリットがあり、現代のビジネスで売上を伸ばしていくのであれば、欠かすことのできない重要な手法です。

もしもあなたの上司がいまだに「デジタルマーケティングなんて意味ないんじゃないか?」なんていう時代遅れの考え方であれば、ぜひ4つのメリットを伝えてみてください。きっと納得してもらえるはずです。

みなさんがSNSマーケティングのスタートを切れるよう、検討を祈っています。