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世界におけるIT分野専攻の卒業者数、前年比7.9%増 日本は世界3位だが減少傾向【ヒューマンリソシア調査】

世界におけるIT分野専攻の卒業者数、前年比7.9%増 日本は世界3位だが減少傾向【ヒューマンリソシア調査】

 ヒューマンリソシア株式会社が発表した「データで見る世界のITエンジニアレポートvol.11」によると、世界42カ国のIT分野の卒業者数は前年比7.9%増、STEM分野は同3.3%増となり、世界各国でIT人材の供給力が高まっている。特に米国は年間21万人のIT卒業者、年間84万人のSTEM卒業者を輩出し、世界各国でIT人材供給力の高まりが見られる。

世界におけるIT分野専攻の卒業者数、前年比7.9%増 日本は世界3位だが減少傾向【ヒューマンリソシア調査】

 一方で、日本のIT卒業者数は4.4万人で世界3位に位置しながらも減少傾向にあり、STEM卒業者数も19.5万人で同7位となったが、ほぼ増加していない。この結果は、世界各国ではIT人材の育成に注力されている一方で、日本ではIT人材供給力の低下が懸念される状況を示している。

世界におけるIT分野専攻の卒業者数、前年比7.9%増 日本は世界3位だが減少傾向【ヒューマンリソシア調査】

 調査結果からは、日本におけるIT人材不足の危機感が高まる中、リスキリングやプログラミング教育の拡大、さらには海外IT人材の活用など、多様なアプローチが必要とされることが明らかになった。世界各国でIT人材の供給力が高まる中、日本はどのようにしてこの課題に立ち向かい、グローバルな競争力を維持していくべきか、今後の方向性が問われている。

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