オンライン学習プラットフォームUdemyが、OpenAIのChatGPT公開1周年を記念して、生成AIに関する学習トレンドを発表した。この1年間で、世界中の企業や組織、専門家がどのように生成系AIを受け入れ、導入してきたかについてのデータが明らかにされた。
Udemy上での生成AI系オンライン講座数は1,600講座以上、受講数は280万以上に達し、日本では受講数が12万以上で世界第3位となった。800人近い講師がChatGPTに関連する講座を1,100以上作成し、25ヶ国語で展開されている。特に日本では、ChatGPT関連講座の受講時間が前期比2,879%増となり、講座の合計受講時間で1位を記録した。
生成系AI関連の講座受講数は世界中で280万以上であり、プロフェッショナルサービス、コンサルティングサービス、テクノロジー、製造業、小売、金融サービス、エンターテインメント＆メディア、教育、政府、ライフサイエンス業界など、多岐にわたる業界で生成系AIスキルの学習が進んでいる。
UdemyのNew Ventures部門の最高責任者リッチ・チュウは、「アジア太平洋地域全体でみても、生成系AIをはじめとする新たなスキルを企業や組織で採用し、企業における学習文化を、柔軟かつ比較的コストを押さえて構築するという、大きな機会を迎えています」と述べている。
また、Udemyの最高経営責任者（CEO）のグレッグ・ブラウンは、「世界中の企業や組織が人材を変革し、アジリティやレジリエンス、競争力を育む企業文化を構築するために、効果的かつ責任ある方法で生成系AIを導入しようと競い合っています」とコメントしている。
このデータは、生成系AIスキルの需要が急速に高まっていることを示しており、企業や組織が新しいテクノロジーを取り入れ、経営変革戦略に組み込むことで、多くの仕事や職種が置き換えられ、形を変えていく可能性があることを示唆している。Udemyは、新たなスキルに関する講座やキュレーションされた学習パスを通じて企業をサポートし、スキルベース経済への転換をリードする支援を行っている。
生成系AIの学習トレンドは、今後もビジネスや教育の分野で重要な役割を果たし続けると予想される。Udemyの提供するデータと講座は、この新しい時代において必要とされるスキルの習得に大きく貢献していくだろう。
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