テテマーチは、全国の15歳〜58歳の男女3,000名を対象に、Z世代の消費に対する価値観やブランドへの意識に関する調査を実施した。その結果、Z世代の消費に対する意識は、商品選考に時間がかかっても自分に合う商品・サービスや話題性のあるブランドを選びたいという傾向が明らかになった。また、価格が高くても自分に合っていると感じる商品・サービスを選ぶ傾向も見られた。
Z世代が購買行動の際に参考にしている情報源は、SNSが62%でトップ。次いでテレビ番組・CMが43%、Web検索が39%と続く。店頭や催事イベントは10%にとどまり、Z世代の情報源はSNSに集中していることが確認された。特に、情報収集に使用するSNSとしては、Instagramが42%で1位、YouTubeが38%、X(旧Twitter)が36%、TikTokが16%となっている。
Z世代のブランドに対する意識についても調査され、多少価格が高くても好きなブランドを選びたいという意識が他の世代よりも高いことが分かった。また、話題になっているブランドを意識して選ぶ傾向も見られた。
この調査から、Z世代の消費行動やブランドに対する意識は、他の世代とは異なる特徴を持っていることが明らかとなった。Z世代は自分に合った商品やサービスを選ぶために時間をかける傾向があり、SNSを主要な情報源として活用していることが確認された。
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