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大企業の約9割が全CMS導入サイトのWebガバナンスが必要と回答【野村インベスター・リレーションズ調査】

大企業の約9割が全CMS導入サイトのWebガバナンスが必要と回答【野村インベスター・リレーションズ調査】

 野村インベスター・リレーションズは、従業員数301名以上の大企業の情報システム、IT担当者、Web責任者を対象に「大企業グループのサイトにおけるセキュリティ・インフラ統合の課題」に関する調査を実施した。今回の調査は、CMSの導入とWebガバナンスの状況に焦点を当てている。

 調査結果によれば、セキュリティに厳しい大企業でも、約3.5割がグループ内のCMSの実態を十分把握できていないことが明らかになった。また、Webガバナンスが実現できていない主な要因として、混在しているCMS・インフラが複雑性を高め、それによって把握・管理にかかるコスト負担が大きくなる構造が浮かび上がった。

大企業の約9割が全CMS導入サイトのWebガバナンスが必要と回答【野村インベスター・リレーションズ調査】

 さらに、大企業の情報システム、IT担当者、Web責任者のほとんどがCMSを導入している全てのサイトの把握・管理する体制(Webガバナンス)が必要だと認識しているにもかかわらず、3割強が現状では把握・管理できていないことがわかった。

大企業の約9割が全CMS導入サイトのWebガバナンスが必要と回答【野村インベスター・リレーションズ調査】

 この背景には、Webサイトの発注・運営をさまざまな部門がそれぞれ独自に進めていることが考えられる。その結果、グループ内にさまざまなCMS・インフラが混在してしまい、統合しようとした時にコストが高くなるジレンマが生じている。

 今回の調査から、企業のWebガバナンスの実現には、各部門のWebサイトの活用を妨げず、さまざまな運用タイプが併存しても柔軟に管理することができる仕組みが必要だと考えられる。

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