博報堂DYメディアパートナーズは、ソーシャルメディアマーケティング事業やD2C事業を手掛けるBitStarの株式を第三者割当増資の方法で取得し、資本業務提携契約を締結したと発表した。近年、スマートフォンやタブレット端末のメディア総接触時間が全体の4割を超え、SNSを利用する個人の割合も約8割に達している。このような背景から、国内のインフルエンサーマーケティング市場は2022年時点で約600億円の市場規模となり、今後の市場成長が期待されている。
BitStarは、160万アカウントを持つソーシャルメディアデータベース「BitStar Database」やインフルエンサーキャスティングのSaaSプラットフォーム「BitStar Match」を運営。テクノロジーやデータを活用し、企業のソーシャルメディア運用をサポートしている。さらに、動画制作機能や各種SNSの運用型広告ソリューションも提供しており、インフルエンサーマーケティングの全領域をカバーしている。
この提携により、博報堂DYメディアパートナーズはBitStarのデータやテクノロジー、インフルエンサーマーケティングのノウハウを活用し、運用型インフルエンサーマーケティングソリューションの強化を目指す。また、広告の統合プラニングと運用型インフルエンサーマーケティングソリューションを組み合わせることで、提供価値の向上を図る。両社は、人的交流を含む協業体制を築き、相互の事業発展を追求する方針だ。
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