インプレスグループでIT関連メディア事業を展開する株式会社インプレスのシンクタンク部門であるインプレス総合研究所は、電子書籍市場の動向を調査し、電子書籍に関する調査結果を発表した。
また、同調査結果の詳細を新産業調査レポート『電子書籍ビジネス調査報告書2022』として発行し、2022年8月10日(水)に発売する。
価格はCD(PDF)版と電子版 が税込85,800円、CD(PDF)+冊子版が税込96,800円となっており、現在予約を受け付けている。
同調査では、「出版社」「電子書籍ストア」「取次事業者」「コンテンツプロバイダー」「インターネット広告事業者」「電子図書館サービス事業者」等の主要な電子書籍関連事業者へのヒアリング調査、ユーザーへのアンケート等を分析している。
まず、電子書籍の市場規模に関する調査では、2021年度の電子書籍市場規模は前年比14.3%増の5510億円となっていることが判明した。
また、2021年度の電子コミック市場規模は4660億円に増加していた。
電子書籍の利用率に関する調査では、有料電子書籍利用率は19.8%となり、無料での利用率は増加しているものの有料での利用率は初めて減少していることが明らかとなった。
また、オーディオブックの利用率は8.0%となり、利用したことはないが利用したいと思っている人は19.3%と、いずれも増加していることがわかった。
『電子書籍ビジネス調査報告書2022』の詳細と予約は、以下のURLより可能となっている。
https://research.impress.co.jp/ebook2022
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