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トランス・コスモス、2022年3月期決算発表 売上高は昨対113.4%の3,540億

 トランスコスモスは、2022年4月28日、2022年3月期の連結業績を発表した。

 2022年3月期の連結業績は、売上高354,085百万円(前期336,405百万円)となった。

 また利益は、売上高の増加および収益性の改善などにより、営業利益は25,846百万円(前期17,752百万円)、経常利益は 28,902百万円(前期18,012百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は21,488百万円(前期10,022百万円)で着地。

 アウトソーシングサービスの需要拡大などにより、売上高は238,812百万円(前期240,763百万円)となり、セグメント利益は、受注の増加に加えて案件の採算性改善などにより、17,839百万円(前期11,237百万円)となった。

 同社グループは、引き続き、デジタルトランスフォーメーションパートナーとして企業の経営、事業の変革を支援するDECサービス・BPOサービスの積極的な展開に加え、当社グループが持つ大規模な業務実行能力を活かし、社会インフラとして、コロナ禍で政府・自治体・民間企業が推進する諸政策に関連する業務支援を積極的に展開し、受注の増加に繋げた。

 海外市場においても、新たなサービスの展開やEC・フードデリバリーなどコロナ禍で拡大している産業を中心にサービスを積極的に展開した。また、収益面においては、受注業務の採算性改善や高収益案件の獲得などにより収益性が改善した。

 一方で、今後の事業成長に向けた取り組みとして、国内外におけるサービスの競争力強化や、加速する官民でのデジタルトランスフォーメーション(DX)需要に対応していくためのサービスの創出・展開、組織体制の強化などに取り組んだ。

 同社は現在、海外27の国と地域、102拠点(2022年3月末現在)でサービスを提供できる体制を確立しており、今後も現地企業のほか、現地に進出する多くのお客様企業の売上拡大・コスト最適化を支援するサービスを幅広く提供していく。