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マーケ筋トレのすゝめ

[転載元] マーケ筋トレのすゝめ┃CANVAS

D2C Rストラテジープランナーの八島です。
突然ではありますが、皆さんは「筋トレ」していますか?僕はしてます。

筋トレは行うメニューによって鍛えられる場所が異なり、同じ部位を鍛える目的でも様々なメニューが存在します。そして筋トレ最大の魅力は成果が目に見えて現れることだと思います。筋トレは基礎能力の底上げが出来るだけじゃなく、自己承認も満たされるというリリンが生み出した最高の文化です。

ちなみにここまで読んでいただいた方の中には「?」が浮かんでいる方が大勢いらっしゃると思います。マーケティングに関する記事を書いているんじゃないのかよと。

安心してください。ここまでで話している筋トレとは、身体の筋トレのことではなく、脳みその筋トレのことです。

本日は「鍛えたい、でもイマイチどうやって鍛えたらいいのか分からない」ランキング第3位のマーケティング力の鍛え方「マーケ筋トレ」についてお話していきます。

それでは張り切ってどうぞ。

マーケティング力とは

さて、みなさんは「マーケティング力とは何か。定義しなさい。」と言われてすぐ答えられますか?

正直難しいですよね。僕は無理です。
マーケティングという言葉自体がかなり概念に近いものであり、近年ではその意味も対象も大きくなっています。

なのでこの記事内でのマーケティング力を定義します。今回ご紹介する筋トレで鍛えられるマーケティング力とは、「プロモーション戦略を考えるにあたり必要な力」とさせていただきます。

まだだいぶ抽象的ですが、そこはご容赦ください。

かなり前置きが長くなりました。すみません。
次に具体的なマーケ筋トレのやり方についてお話します。

鍛え方

やり方は至極簡単です。
まずは対象となる商材を選定する。

既に世の中にあるものでもいいですし、これから世に出る新商品でもいいです。
商材を選んだら、次に5つを埋めるだけです。

それぞれ何を書くのかと、埋める際のヒントを書いていきます。

プロモーション課題

プロモーションを成功させるために乗り越えなければならない課題。市場やその時の社会情勢に眠っている可能性が高いです。

ターゲット

今回のプロモーションを行う対象となる人物。ここの解像度が高ければ高いほどその後につながる訴求内容やコアアイディアが鋭利なものになります。

訴求内容

商材を売り出すアセットの選定を行います。僕はターゲットとの相性や競合優位性が見受けられるものをピックアップすることが多いです。

プロモーションポイント

プロモーションの肝となる部分です。ターゲットの心を動かすためにどんな工夫をするのか。ターゲットのインサイトを深堀していくと見えてくる部分ですね。

コアアイディア

このプロモーションを一言で言えばどんなものか。最初に提示した課題をクリアした時、商材にどんな未来が待っているかをイメージしてます。

具体的な施策イメージ

なんでもいいです。企画でもWebAdでもオンラインでもオフラインでも。とにかくコアアイディアを実現するためにこんな施策があるといいんじゃないかというものを考えてください。

 

どうでしょうか?大変そうでしょうか?
ケッコー簡単そうじゃん、楽そうじゃんって思う方がいらっしゃるかもしれませんね。そうなんです。意外と簡単にやれちゃうんです。だからこそ皆さんにも試しにやってもらいたいんです。

ちなみに「強度が足りないよ!」という方は、実際に企画書風にパワポに起こしてみるのも有りかもしれません。次はこの筋トレを通して鍛えられる部位についてお話してまいります。

マーケ筋トレで鍛えられる部位

マーケ筋トレで鍛えられる部位は次の5つです。

・仮説力
・情報収集能力
・分析力
・論理的思考力
・課題設定力

それぞれについて説明していきます。

仮説力

仮説力とは、想像を膨らまし「おそらくこういうことが言えるだろう」という仮説を導く能力です。妄想力と言い換えることが出来るかもしれません。

情報収集能力

事前に立てた仮説を立証するための情報を集めます。有用なデータを探す際に見つけやすいコツなどが身につきます。

分析力

得た情報から何を導くのか。人との違いが出やすいところですね。手元にある情報を組み合わせてどのような示唆を与えることが出来るのかという力です。

課題設定力

得た情報や示唆からお題となる商材の課題を設定します。この課題の置き方で全体が面白くなるかが決まると思っています。提案を受ける側が目から鱗な課題設定が出来るようになるかもしれません。

論理的思考力

ばらばらに集めた情報や出てきたアイディアを理路整然と組み立てる力です。ロジカルシンキングとも言います。筋が一本通った提案をするために必要な力です。

 

マーケ筋トレを通してこの5つを鍛えることが出来ます。
1種目で5か所に効かせられるなんてめちゃくちゃ効率的なメニューですね。
しかしいくら効率的なメニューであってもやり方が間違っていると効果は半減します。

筋トレはむやみやたらにやるのが正解ではありません。
しっかりと「効かせる」ためのポイントについて次はお伝えします。

「効かせる」ポイント

有意義なマーケ筋トレにするために、実施をする際は次の2つを守ってください。

一回でやめない。続けること。

実際の筋トレでもそうですが、1回やってすぐに成果が出ることはありません。ある程度は継続する必要があります。忙しかったりするとできない時があるかもしれません。それは良いです。ただ余裕が出来たらまた取り組んでみてください。やめてしまうと筋肉同様考える力も衰えていきます。維持のためにでもいいので、続けることをお勧めします。目安としては休み休みでもいいのでまずは3か月で4~6本くらいを目指してみてください。そこからのペースはお任せします。

必ず周りのすごい人にフィードバックをしてもらうこと

1人はいますよね。周りに尊敬できるすごい人が。その人にお願いをしてフィードバックをもらうようにしてください。このフィードバックは自分が手を動かすことよりも重要です。内容に関するフィードバックや、考え方に関するフィードバックを貰って下さい。そしてフィードバックをもらったら、自分の考え方や内容をアップデートしてください。

そうです。このフィードバックをもらう時間こそがマーケ筋トレの超回復タイムです。ご褒美タイムです。

継続とフィードバック。ここまでセットでマーケ筋トレは完成です。

さぁ後はやってみるだけです。

終わりに

今回はマーケ筋トレについてお話してまいりました。

一人でも多くの方のやってみたの声を頂けることを楽しみにしています。

最後に保険をかけておきますが、あくまでこの方法は自己流ですので、やれば必ず成果が出るものかどうかはわかりません。ただ僕は確実にマーケ力を身に着けることが出来たと思っています。筋トレ同様効きやすいメニューは人それぞれなので、このやり方があっていない人もいるかもしれません。ただやってみなければ効くのかどうかもわかりません。

このご時世自分の時間が増えた方も多くいらっしゃると思います。騙されたと思って一度お試しいただけますと幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。



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