報道によると、Googleは「Android」搭載端末の音声検索機能を「Google Assistant」に置き換える作業を進めているようです。
9to5Googleの報道によると、Googleアプリと検索バーのウィジェットで、以前の音声検索アイコンがアシスタントアイコンに置き換えられたようです。
さらに、以前は”「こんにちは、Google」と言ってください。”というメッセージが表示されていた検索バーウィジェットは、「アシスタントに問い合わせる」を表示するようになりました。
音声検索を起動するとアシスタントによって音声クエリが実行され、結果がスライドアップパネルに表示されます。
9to5Googleによると、この変更は一部のAndroidユーザーには適用されているとのことです。
この変化は何を意味するのか?
Googleが通常の音声検索からAssistantに焦点を移したことは、Googleの今後のサービスの方向性を示しています。
アシスタントが直接の回答を提供する傾向があることを考えると、この変更はサイト運営者へのオーガニック検索トラフィックのごく一部に影響を与える可能性があります。
ユーザーが必要な回答をGoogle Assistantから得ると、サイトを検索してクリックする必要がなくなる。
ただし、すべてのクエリに対してアシスタントが直接回答を提供できるわけではないことに注意してください。
繰り返しになりますが、この変更はAndroidで音声検索を使って行われる検索の割合にのみ影響を与える可能性があるということです。
しかし、Googleは音声検索データを提供していないので、そのパーセンテージがどの程度なのかを正確に知ることは現時点では難しいようです。
参考:Google is Replacing Voice Search With Google Assistant on Android Devices