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アナログな手法での集客のみを行う工務店、全体の36.5%【UNIIDEO調査】

工務店・ハウスメーカーの集客に関する実態調査サマリー

 UNIIDEOは、集客に携わる工務店・ハウスメーカーの経営者・役員・マーケティング担当107名に対し、工務店・ハウスメーカーの集客に関する実態調査を実施した。

調査サマリー

工務店・ハウスメーカーの集客に関する実態調査サマリー

調査概要

調査概要:工務店・ハウスメーカーの集客に関する実態調査

調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査

調査期間:2022年12月15日〜同年12月16日

有効回答:集客に携わる工務店・ハウスメーカーの経営者・役員・マーケティング担当107名

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

工務店・ハウスメーカーの主な集客法、「オフライン集客」が45.9%で最多

 「Q1.あなたのお勤め先の主な集客方法を教えて下さい。」(n=107)という設問では、「オフライン集客」が45.9%、「行っていない」が41.1%を占めた。 「Q1.あなたのお勤め先の主な集客方法を教えて下さい。」という設問への回答円グラフQ1.あなたのお勤め先の主な集客方法を教えて下さい。

  • オフライン集客:45.9%
  • オンライン集客:12.1%
  • 行っていない:41.1%
  • わからない/答えられない:0.9%

オフライン集客の方法、30.6%で「フリーペーパー・地域情報誌」が最多

 Q1で「オフライン集客」と回答した方に、「Q2.オフライン集客の集客方法を教えてください。(複数回答)」(n=49)と質問したところ、「フリーペーパー・地域情報誌」が30.6%、「看板広告・店頭広告」が24.5%、「ダイレクトメール」が20.4%という回答となった。Q2.オフライン集客の集客方法を教えてください。(複数回答)という設問への回答グラフQ2.オフライン集客の集客方法を教えてください。(複数回答)

  • フリーペーパー・地域情報誌:30.6%
  • 看板広告・店頭広告:24.5%
  • ダイレクトメール:20.4%
  • ポスティングチラシ:18.4%
  • 新聞折込チラシ:14.3%
  • マスメディア広告:8.2%
  • 交通広告:0.0%
  • その他:30.6%
     ー60歳:飛び込み営業
     ー55歳:口コミ
     ー45歳:既存客からの紹介
     ー60歳:縁故 リピート
  • わからない/答えられない:10.2% 

オンライン集客の集客方法、69.2%で「自社ホームページ」が最多

 Q1で「オンライン集客」と回答した方に向けた、「Q3.オンライン集客の集客方法を教えてください。(複数回答)」(n=13)という質問では、「自社ホームページ」が69.2%、「ポータルサイトへの掲載」が46.2%、「リスティング広告(検索結果連動型広告)」が30.8%、「インスタグラム(フェイスブック)広告」が30.8%という回答となった。Q3.オンライン集客の集客方法を教えてください。(複数回答)という設問への回答グラフQ3.オンライン集客の集客方法を教えてください。(複数回答)

  • 自社ホームページ:69.2%
  • ポータルサイトへの掲載:46.2%
  • リスティング広告(検索結果連動型広告):30.8%
  • インスタグラム(フェイスブック)広告:30.8%
  • ディスプレイ広告:15.4%
  • YouTube広告:15.4%
  • SEO対策:15.4%
  • 比較サイトや地域情報サイトへの掲載:0.0%
  • その他SNS広告:7.7%
  • その他:0.0%
  • わからない/答えられない:0.0% 

オフライン集客を実施する工務店の51.1%が「リード獲得」に効果を実感

 Q1で「オフライン集客」と回答した方に向け、さらに「Q4.お勤め先の集客方法は、リード獲得に効果的だと思いますか。」(n=49)と質問したところ、「非常にそう思う」が8.2%、「ややそう思う」が42.9%を占めた。Q3.オンライン集客の集客方法を教えてください。(複数回答)という設問への回答円グラフQ4.お勤め先の集客方法は、リード獲得に効果的だと思いますか。

  • 非常にそう思う:8.2%
  • ややそう思う:42.9%
  • あまりそう思わない:26.5%
  • 全くそう思わない:0.0%
  • わからない/答えられない:22.4%

工務店の集客体制レベル、アナログな手法での集客のみである「LEVEL0」が36.5%で最多

 「Q5.あなたのお勤め先の集客体制レベルを教えてください。」(n=107)という設問では、「LEVEL0|オフラインなど、アナログな手法での集客のみ」が36.5%、「LEVEL2|自社サイト(コーポレート、サービス)での集客も稀にある」が13.1%という回答結果となった。 Q5.あなたのお勤め先の集客体制レベルを教えてください。という設問への回答円グラフQ5.あなたのお勤め先の集客体制レベルを教えてください。

  • LEVEL0|オフラインなど、アナログな手法での集客のみ:36.5%
  • LEVEL1|ポータルサイト(SUUMO(スーモ)等での集客に頼っている:6.5%
  • LEVEL2|自社サイト(コーポレート、サービス)での集客も稀にある:13.1%
  • LEVEL3|Web広告を活用し自社サイトへの流入の施策を実施している:9.3%
  • LEVEL4|ページのアクセス解析をしつつ、日々集客施策の改善を繰り返している:4.7%
  • LEVEL5|Webでの反響営業の体制が確立している:0.9%
  • その他:2.8%
    ー71歳:個客からの紹介
    ー67歳:集客は行っていない
  • 答えられない/わからない:26.2%

アナログ手法やポータルサイトを利用する工務店の61.7%が、「今後の積極的な自社サイトでの集客」に意欲

 Q5で「LEVEL0」「LEVEL1」「LEVEL2」と回答した方に、「Q6.今後、自社サイトでの集客を積極的に活用していきたいと思いますか。」(n=60)と質問したところ、「非常にそう思う」が18.4%、「ややそう思う」が43.3%を占めた。Q6.今後、自社サイトでの集客を積極的に活用していきたいと思いますか。という設問への回答円グラフQ6.今後、自社サイトでの集客を積極的に活用していきたいと思いますか。

  • 非常にそう思う:18.4%
  • ややそう思う:43.3%
  • あまりそう思わない:26.7%
  • 全くそう思わない:3.3%
  • わからない/答えられない:8.3%

Webを活用したい理由、約3割が「幅広い施策が打てるから」や「細かなターゲティングができるから」と回答

 Q6で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、続けて「Q7.今後、集客方法としてWebを積極的に活用していきたいと思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=37)と質問したところ、「幅広い施策が打てるから」が35.1%、「細かなターゲティングができるから」が27.0%、「短期間で効果を得られるから」が24.3%、「費用対効果を可視化できるから」が24.3%という回答となった。 Q7.今後、集客方法としてWebを積極的に活用していきたいと思う理由を教えてください.という設問への回答グラフQ7.今後、集客方法としてWebを積極的に活用していきたいと思う理由を教えてください。

  • 幅広い施策が打てるから:35.1%
  • 細かなターゲティングができるから:27.0%
  • 短期間で効果を得られるから:24.3%
  • 費用対効果を可視化できるから:24.3%
  • 予算を自分たちで決めることができるから:13.5%
  • 多くの情報を伝えることができるから:13.5%
  • 購買意欲の高いユーザーにアプローチができる:10.8%
  • 自動化できるから:8.1%
  • 届けたいタイミングで届けることができるから:0.0%
  • その他:2.7%
  • わからない/答えられない:2.7%

自社サイトでの集客レベルを上げるため、70%が「継続した情報発信」、60%が「ターゲットの明確化」の必要性を実感

 Q5で「LEVEL3」と回答した方に、「Q8.今後、集客レベルを上げていくために必要だと思うことを教えてください。(複数回答)」(n=10)と質問したところ、「継続して情報を発信する」が70.0%、「ターゲットを明確にする」が60.0%、「集客の目的を明確にする」が50.0%という回答となった。Q8.今後、集客レベルを上げていくために必要だと思うことを教えてください。(複数回答)という設問への回答グラフQ8.今後、集客レベルを上げていくために必要だと思うことを教えてください。(複数回答)

  • 継続して情報を発信する:70.0%
  • ターゲットを明確にする:60.0%
  • 集客の目的を明確にする:50.0%
  • 課題を改善するために改善計画を立てる:20.0%
  • 成果を測定をしてPDCAを回す:20.0%
  • その他:0.0%
  • わからない/答えられない:10.0%

 他にも「媒体の多角化」や「効果的な予算の掛け方」が必要との声

 Q5で「LEVEL3」と回答した方に向けた、「Q9.今後、集客レベルを上げていくために必要だと思うことがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=10)という質問では、「媒体の多角化」や「効果的な予算の掛け方」など8の回答が得られた。

<自由回答・一部抜粋>

  • 60歳:媒体の多角化。
  • 49歳:効果的な予算の掛け方。
  • 50歳:顧客の定着と紹介システムの充実が重要。
  • 62歳:insta。
  • 57歳:分析。

アクセス解析などWeb集客の改善を実施する工務店からは、「データ分析と顧客からのヒアリング」や「ターゲット層がSNSの何をメインにしているかの把握」などが必要との声も

 Q5で「LEVEL4」「LEVEL5」を回答した方に、「Q10.今後、集客レベルを上げていくために必要だと思うことがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=6)と質問したところ、「データ分析と顧客からのヒアリング」や「ターゲット層がSNSの何をメインにしているかの把握」など4の回答があった。

<自由回答・一部抜粋>

  • 42歳:データ分析と顧客からのヒアリング。
  • 57歳:ターゲット層がSNSの何をメインにしているかの把握。
  • 54歳:ホームページ。

 まとめ

 今回は集客に携わる工務店・ハウスメーカーの経営者・役員・マーケティング担当107名に対し、工務店・ハウスメーカーの集客に関する実態調査を実施した。

 まず、オンライン化が進む社会的な背景の中、工務店・ハウスメーカーは未だオフラインの集客がメインである結果が明らかになった。「フリーペーパー・地域情報誌」「看板広告・店頭広告」などが中心ですが、一部「飛び込み営業」という手法をとっている企業もある。

 工務店・ハウスメーカーのオンライン集客の方法として、69.2%で「自社ホームページ」が最多となった。また、現在集客のためにアナログ手法やポータルサイトを利用する工務店の61.7%が、「今後の積極的な自社サイトでの集客」に意欲を示している。

 次に、Web広告を活用し自社サイトへの流入施策を実施する工務店・ハウスメーカーからは、自社サイトでの集客レベルを上げるためには、「継続した情報発信」や「ターゲットの明確化」が必要であると感じていることが判明した。このような企業が多い中、集客手法のオンラインへの移行及びその内容の検討についてしっかりと考えていく必要がある。

 コロナ禍の工務店・ハウスメーカーの集客において、オンライン施策を取り入れたいと考える経営者が増えていることが分かり、未だオフラインでのアナログな手法がメイン集客である工務店が多い中、自社サイトを活用した集客をいつ・どのように始めるべきか悩む実態が伺える。コロナ時代で選ばれ続ける工務店・ハウスメーカーであるために、オンラインで有効的な集客のサポートを求める経営者が多いと予想される。 

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