ファストマーケティングは、ネットリサーチを利用して実施した『BtoBのオウンドメディアに関する実態調査』の結果を発表した。
本調査は、事前調査で現在の職種がBtoBのマーケティング担当と回答した20代~50代の男女 94名を対象にしている。
また、集計データとしてまとめた全14ページの調査結果レポートを、ファストマーケティングの自主調査レポートページ(https://fastmarketing-pro.com/btob-research-200802/)から、無料でダウンロード可能。
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BtoBのオウンドメディアに期待すること1位は「SNS上でのプレゼンス向上」
オウンドメディアに期待することで最も支持が多かったのは「SNS上でのプレゼンス向上」で35.90%でした。「売上貢献」が33.33%、「カスタマーサクセス」が30.77%と続く。
「SNS上でのプレゼンス向上」、つまりSNS上での露出が増すことによって「指名検索」が増加し質の良いリードが獲得できるということでだろうか。
withコロナ以降、BtoB領域におけるSNS活用は広がっています。炎上リスクの危険性もあるSNSで見込み顧客とのエンゲージメントを高めるためにはコンテンツマーケティングは有効な手段のひとつかもしてないと同社はコメントしている。
※複数回答
1か月あたりの外注費用は5万円~30万円が最多。100万円以上も一定数
オウンドメディアの1か月あたりの外注費用は「5万円~30万円」が36.36%で最も多くなりました。次いで「5万円未満」と「100万円以上」が22.73%となった。
オウンドメディアの外注費用は2極化が起きている。
半数以上が30万円以下と回答していますが、100万万円以上という企業も一定割合を占めた。
BtoB企業の場合、ひとことでオウンドメディア運用といっても、Webサイトの企画制作や、CTAとなるホワイトペーパーの企画制作、または営業支援、CRMツールの運用支援などその領域は多彩。
費用対効果を見極めながら、自社にあった組み合わせを選択する必要がある。
その他の調査結果
- 約4割のBtoB企業がオウンドメディアを所有
- 約6割がオウンドメディアを外注するも完全外注はわずか
- 外注先に期待するのは実績・成果とレスポンスの良さ
- 1か月の平均的なコンテンツ本数は5本以内
- オウンドメディアで重視するKPIは1位「訪問数」2位「CV」3位「営業訪問数」
- オウンドメディア運用の課題は「継続性」と「ノウハウ、知見」
調査概要
調査対象:事前調査で現在の職種がBtoBのマーケティング担当と回答した20代~50代の男女 94名
調査期間:2020年7月28日~8月2日
調査手法:インターネット調査・ファストマーケティングにて実施
【プレスリリース】