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Cookieの認知率は約5割 うちCookieの仕組みを理解していない人は約3割【NEXER調査】

Cookieの認知率は約5割 うちCookieの仕組みを理解していない人は約3割【NEXER調査】

 インターネット利用時に頻繁に遭遇する「Cookie(クッキー)」に関する同意画面。しかし、その仕組みを正確に理解しているユーザーは意外に少ないことが、NEXERとCREXiAによる最新の調査で明らかになった。全国の男女1144名を対象に行われたこの調査では、Cookieに関する一般の認識や利用状況が詳細に分析されている。

Cookieの認知率は約5割 うちCookieの仕組みを理解していない人は約3割【NEXER調査】

 調査結果によると、Cookieを「知っている」と回答したのは48.9%にとどまり、そのうち「どういう仕組みかは分からない」と答えた人が29.9%に上ることが判明した。これは、インターネットユーザーの中には、Cookieの基本的な機能や目的を理解していない人が多いことを示している。

Cookieの認知率は約5割 うちCookieの仕組みを理解していない人は約3割【NEXER調査】

Cookieの認知率は約5割 うちCookieの仕組みを理解していない人は約3割【NEXER調査】

 また、Cookieを「活用している」と答えた人は60.7%と半数以上にのぼるが、その印象については「便利だと思う」と答えた人が38.5%で最も多かった。一方で、操作性の悪化や通信速度の低下を指摘する声もあり、Cookieに対する複雑な感情がうかがえる。

 Webサイト閲覧時にCookieの同意を求められた場合の対応については、「基本的に同意する」と答えた人が34.2%、「場合によっては同意する」と答えた人が50.5%となり、多くのユーザーが状況に応じて柔軟に対応していることがわかった。同意する主な理由としては、画面表示の邪魔を避けるためや、特にマイナス面を感じないためなどが挙げられた。

 Cookieについての総合的な意見としては、ポイントサイトやアフィリエイト業界での活用を肯定的に評価する声がある一方で、プライバシーや個人情報の流出に対する不安を抱えるユーザーも少なくない。便利さとプライバシー保護のバランスをどう取るかが、今後のインターネット社会における大きな課題となりそうだ。

 この調査は、Cookieに関する一般の認識を明らかにするとともに、その利用に対する態度や不安を浮き彫りにした。ユーザーがインターネットをより安全に、かつ快適に利用するためには、Cookieの正しい理解と適切な対応が求められる。

※引用元:「株式会社NEXERと株式会社CREXiAによる調査」

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