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デジタル接客端末での無人接客のメリット1位は業務の効率化【アルプス システム インテグレーション調査】

デジタル接客端末での無人接客のメリット1位は業務の効率化【アルプス システム インテグレーション調査】

 アルプス システム インテグレーション(ALSI)が実施した接客DXに関する意識調査の結果が発表された。この調査は、デジタル接客端末を導入している事業者を対象に、無人接客や遠隔接客のメリットや課題を把握することを目的としている。

デジタル接客端末での無人接客のメリット1位は業務の効率化【アルプス システム インテグレーション調査】

 調査結果によると、無人接客のメリットとしては「業務の効率化につながる」が28.0%で最も多く、次いで「人件費がかからない」が27.2%となった。これは、人手不足や人件費の高騰に対する有効な対策として評価されていることを示している。また、遠隔接客のメリットとしては「担当者が現地にいなくても良い」が29.6%で最も多く、次いで「人件費をおさえることができる」が26.8%となった。

デジタル接客端末での無人接客のメリット1位は業務の効率化【アルプス システム インテグレーション調査】

 一方で、無人接客・遠隔接客の共通の課題としては「故障時のトラブル対応」が最も多く挙げられた。無人接客では30.0%、遠隔接客では25.6%の事業者がこの課題を感じていることが分かる。これは、デジタル接客端末の導入による不測の事態への対応が事業者にとって大きな不安要素であることを示している。

 ALSIは、AIチャットボットや多言語翻訳などの機能を搭載したリモート受付・接客システム「InterPlay Elastic Framework」を提供しており、無人化・省人化を支援している。このシステムは、故障時の迅速な対応を可能にするリモート監視やセンドバック保守を備えており、事業者の不安を軽減することを目指している。

 本調査は、デジタル接客端末を導入している事業者250名を対象に行われた。無人接客・遠隔接客の利用者や未導入事業者を対象とした調査結果も含まれており、詳細はALSIのウェブサイトからダウンロード可能だ。

 この調査結果から、デジタル接客端末の導入が業務効率化や人件費削減に寄与する一方で、故障時のトラブル対応などの課題も存在することが明らかになった。これらの課題に対する解決策や機能の最適化が、接客DXのさらなる普及と発展に向けて重要であると考えられる。ALSIは、今後もこれらの課題解決に向けたシステムの導入・運用を支援し、事業者のニーズに応えていく方針だ。

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