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LINEと日本マイクロソフト、小売業界のDX支援を目的とした共同プロジェクトを開始

LINE×Microsoft Azure

LINE株式会社は、日本マイクロソフト株式会社および「Microsoft Azure」のパートナー各社と基本合意書を締結し、本日より小売業界のDX支援を目的とした共同プロジェクトを開始するので、お知らせする。

LINE×「Microsoft Azure」

新型コロナウイルス感染症の拡大により、経済・生活、行政、働き方、医療、教育、防災など、多様な分野においてデジタル化が急務となる一方で、オンライン手続きの不具合やシステムの不整合など、日本のデジタル化への課題が浮き彫りとなっている*1。オフラインでの顧客コミュニケーションが中心であった小売業界においても、オンラインとオフラインを融合させた顧客コミュニケーションなど、新しい生活様式における小売事業者と消費者の関係性の構築が求められている。
*1 デジタル改革関係閣僚会議 デジタル化の現状・課題 https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/content/20200925-mxt_kanseisk01-000010108_4.pdf

このような背景を受けて、これまでAPIを広く外部に提供し、様々な領域におけるユーザーフレンドリーなUXを開発し、ユーザーがストレスなく企業のサービスを受けることができるフリクションレスな顧客体験の提供を推進してきたLINEと、クラウドインフラサービス市場における高い技術力を保有する日本マイクロソフトは、今年5月に発表したMaaSの共同プロジェクト*2に続き、小売業界のデジタル化をUXとクラウドインフラサービスの両方から支援するために、共同プロジェクトを開始する。LINEのAPIとマイクロソフトのクラウド サービス提供のサービス群を掛け合わせたソリューションの開発によって、小売におけるフリクションレス・プライスレス・ボーダーレスな顧客体験を実現する。
*2 LINE、「Microsoft Azure」のパートナーと全国のMaaSの普及拡大を支援するための共同プロジェクトを開始 https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2021/3741

日本マイクロソフトおよび「Microsoft Azure」のパートナー各社とともに、共同プロジェクトを通じて「デジタル時代の新しい購買体験」を提供

本日より、LINEは、日本マイクロソフトおよび「Microsoft Azure」のパートナー各社とともに、小売事業者のエンパワメントを目的としたDX支援のための共同プロジェクトとして、下記について取り組んでいく。

本プロジェクトの目的

  • 小売の顧客体験におけるフリクションレス・プライスレス・ボーダーレスの実現
    -フリクションレス:サービスの導入・サービスの新規学習のコストや、顧客体験における摩擦の低減
    -プライスレス: 高付加価値な願客体験によって、顧客がお金を意識せず、体験だけに集中できる世界観の実現
    -ボーダーレス:小売単体ではなく、他業種との連携による顧客体験の創出(例:リテール×MaaSによる「Beyond MaaS*3」など)
  • LINEのAPIとマイクロソフトのクラウド サービス提供のサービス群を掛け合わせた小売業界向けソリューションの開発、及び事業者への導入をワンストップで推進
  • 小売業界のDXにおける新たな顧客体験の事例の創出
    *3 株式会社 日経BP出版 「Beyond MaaS」より

本プロジェクトの具体的な活動内容

  • LINEとマイクロソフトのクラウド サービス提供のサービス群を利用した新規ソリューションの企画、開発
    本プロジェクトへの参画パートナーを通じた小売向けソリューションの企画及び開発支援を実施する
  • パートナープログラムの発足
    本プロジェクトへの参画パートナーの募集、参画パートナーのソリューション開発における技術支援、参画パートナー間での共同ソリューションの企画支援を実施する
  • クライアント企業への共同提案・企画支援
    LINEのAPIとマイクロソフトのクラウド サービス提供のサービス群を活用した小売向けソリューションの提案、クライアントへのハンズオンを実施する
  • マーケティング支援
    各種イベントへの参加、各社主催のセミナーなど事例発信を通じたプロモーション支援を行う
  • データ分析
    本プロジェクトの結果から得られた、各プラットフォーマーおよびパートナーによる協働でのデータ分析を行う

共同プロジェクトへの参画企業

LINEのAPIを活用した事例の紹介サイト「LINE API Use Case*4」上のデモでご紹介しているようなシームレスな顧客体験を、パートナー各社が提供するサービスを通して提供する。

共同プロジェクトへの参画企業

共同プロジェクトへの参画企業2

本プロジェクト内容を含む LINEを活用した顧客体験事例

LINE API Use Case:デジタル時代の新しい購買体験をLINEで
このたび「LINE API Use Case*4」上で、小売業界に特化したコンテンツ「デジタル時代の新しい購買体験をLINEで」を公開した。同コンテンツでは、会員証の提示やオンデマンドバスによる店舗への移動、スマホレジによる購買手続きなど、小売におけるピンポイントなデジタル化ではない、オフラインとオンラインが融合した(Online Merges with Offline)、横断的なカスタマージャーニーをデモでご紹介している。今後も、新しい生活様式において小売業界のスタンダードとなりうる「デジタル時代の新しい購買体験」の事例をサイト上でご紹介する。
*4 「LINE API Use Case」サイトURL:https://lineapiusecase.com/ja/usecase/smartretail.html

LINE API Use Caseデモ(LINEアプリ)

LINE API Use Caseデモ(PC)

日本マイクロソフト株式会社による本取り組みについてのコメント

日本マイクロソフト株式会社 パートナー事業本部
コミュニケーションパートナー統括本部 統括本部長 安藤 浩様

「日本マイクロソフトは、この度のLINE株式会社様およびプロジェクト参加パートナー様による「Microsoft Azure」をプラットフォームに活用した「小売業界のDX支援を目的とした共同プロジェクト」の開始を心より歓迎いたします。多くの利用者がいるLINEのAPIとMicrosoft Azureを連携することで、今後、企業のお客様のデジタルトランスフォーメーションを推進する多くのソリューションが構築、展開されていくものと確信しております。」

日本マイクロソフト株式会社との共催セミナーを開催

今回の共同プロジェクトに関するセミナーを11月19日に開催する。
LINEと日本マイクロソフトが考える小売業界の展望や、両社の連携によって実現される新しい顧客体験について、ご紹介する。
セミナー申し込みURL:https://aka.ms/LINE_MS_Retail_JP

※Microsoft、Azureは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標。

LINEでは、今後もパートナー企業との密接な連携と様々なメニューを通じて、企業とユーザーの双方にとって価値のある情報接点を提供し、コミュニケーションインフラとして多様な活用の可能性を広げていく。

【プレスリリース】